ウルザの激怒/Urza's Rage

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前後の[[ブロック (総称)|ブロック]]には誤った指図や[[方向転換/Divert]]など、このカードへの対抗策もあったのだが、[[インベイジョン・ブロック]]内では[[苛酷な審判/Harsh Judgment]]など、あまり使い勝手の良くない対策カードしかなかった。そのため、[[インベイジョン・ブロック構築]]ではさらに確実な勝利手段であった。
 
前後の[[ブロック (総称)|ブロック]]には誤った指図や[[方向転換/Divert]]など、このカードへの対抗策もあったのだが、[[インベイジョン・ブロック]]内では[[苛酷な審判/Harsh Judgment]]など、あまり使い勝手の良くない対策カードしかなかった。そのため、[[インベイジョン・ブロック構築]]ではさらに確実な勝利手段であった。
  
*[[スタンダード]]の頃は多くの[[タフネス]]3の[[クリーチャー]]を[[環境]]から追い払った。発売当初はまともな3点火力がこれしかなかったのである(その後、[[第7版]]発売により[[火山の鎚/Volcanic Hammer]]が登場した)。ちなみに[[プレーンシフト]]以降は[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]の登場で[[タフネス]]4以下の[[クリーチャー]]が駆逐されたのは周知の事実。
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当時は火力を弱めにデザインする傾向があり、そのような状況で登場した珍しく有用な3点火力であったことから、[[スタンダード]]の頃は多くの[[タフネス]]3の[[クリーチャー]]を[[環境]]から追い払った。ちなみに[[プレーンシフト]]以降は[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]の登場で[[タフネス]]4以下の[[クリーチャー]]が駆逐されたのは周知の事実。
  
*[[対象]]不適正により、ルールによって[[打ち消す|打ち消さ]]れることはありうる([[立ち消え]]参照)。
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*[[立ち消え|対象不適正]]により、ルールによって[[打ち消す|打ち消さ]]れることはありうる([[立ち消え]]参照)。
*[[タイムシフト]]として再録が検討されたが、環境には打ち消されない火力として[[悪魔火/Demonfire]]や[[突然のショック/Sudden Shock]]が存在するため、昔ほど強力なカードとして見られず、デッキから抜け落ちていく可能性が高いのではないかと危惧された。最終的には「往年の名カードが(相対的に)弱体化してしまった姿」を目の当たりにするのは誰も望まないだろうとのことで再録は見送られた。
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*[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]に[[神話レア]]として[[Jim Murray]]による{{Gatherer|id=207886|新規イラスト}}で収録された。
*[[ゲームぎゃざ]]誌上での投稿ネタを元についた俗称が「ファンネル」。[[|イラスト]|が宇宙世紀のサイコミュ兵器に酷似していることから。
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*[[タイムシフト]]として[[再録]]が検討されたが、環境には打ち消されない火力として[[悪魔火/Demonfire]]や[[突然のショック/Sudden Shock]]が存在するため、昔ほど強力なカードとして見られず、デッキから抜け落ちていく可能性が高いのではないかと危惧された。最終的には「往年の名カードが(相対的に)弱体化してしまった姿」を目の当たりにするのは誰も望まないだろうとのことで再録は見送られた。(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/af139 Not Their Time]参照)
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*[[ゲームぎゃざ]]誌上での投稿ネタを元についた俗称が「ファンネル」。{{Gatherer|id=23087|インベイジョン版のイラスト}}が[[Wikipedia:ja:ガンダムシリーズ|ガンダムシリーズ]]の同名の兵器に酷似していることから。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[ウルザ/Urza]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[ウルザ/Urza]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:インベイジョン]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:インベイジョン]] - [[レア]]

2010年8月23日 (月) 03:06時点における版


Urza's Rage / ウルザの激怒 (2)(赤)
インスタント

キッカー(8)(赤)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(8)(赤)を支払ってもよい。)
この呪文は打ち消されない。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ウルザの激怒はそれに3点のダメージを与える。この呪文がキッカーされていたなら、代わりに、これはそれに10点のダメージを与え、そのダメージは軽減されない。


通常状態では3マナ3点の打ち消されない火力。さらに膨大なキッカーコスト支払えば破壊的な威力を得る上に、軽減も不可能となる。

序盤はクリーチャー除去として、終盤はゲームを終わらせるとどめとして、幅広く活躍した。が強力だった当時はキッカーしなくとも強力で、デッキには必須のカードであったといえる。このカードの蔓延により、多くの青いデッキが誤った指図/Misdirectionなどの採用を余儀なくされた。

前後のブロックには誤った指図や方向転換/Divertなど、このカードへの対抗策もあったのだが、インベイジョン・ブロック内では苛酷な審判/Harsh Judgmentなど、あまり使い勝手の良くない対策カードしかなかった。そのため、インベイジョン・ブロック構築ではさらに確実な勝利手段であった。

当時は火力を弱めにデザインする傾向があり、そのような状況で登場した珍しく有用な3点火力であったことから、スタンダードの頃は多くのタフネス3のクリーチャー環境から追い払った。ちなみにプレーンシフト以降は火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuの登場でタフネス4以下のクリーチャーが駆逐されたのは周知の事実。

参考

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