トーメント
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セット固有のテーマは「[[黒]]」。色配分を大幅に崩した[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]史上初のセットで、黒のカードが多く、その[[対抗色]]の[[白]]と[[緑]]のカードが少ない。 | セット固有のテーマは「[[黒]]」。色配分を大幅に崩した[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]史上初のセットで、黒のカードが多く、その[[対抗色]]の[[白]]と[[緑]]のカードが少ない。 | ||
− | 新キーワード能力として[[マッドネス]]が登場し、[[ナイトメア]]が新たなメカニズムとして登場した。他にも黒以外の色で、[[取り憑かれた遊牧の民/Possessed Nomad|「取り憑かれた」クリーチャー]]の[[サイクル]]や、[[ | + | 新キーワード能力として[[マッドネス]]が登場し、[[ナイトメア]]が新たなメカニズムとして登場した。他にも黒以外の色で、[[取り憑かれた遊牧の民/Possessed Nomad|「取り憑かれた」クリーチャー]]の[[サイクル]]や、[[汚れた土地]]のサイクルが登場した(いずれも黒に関係する)。過去のカードからは[[センギアの吸血鬼/Sengir Vampire]]が[[再録]]され話題を呼んだ。 |
これが登場してから、[[黒コントロール#オデッセイ・ブロック期|黒コントロール]]は[[スタンダード]]で猛威を振るうようになる。また、新キーワード能力のマッドネスにより、[[青]]や(収録数が少ない)緑も強化された。 | これが登場してから、[[黒コントロール#オデッセイ・ブロック期|黒コントロール]]は[[スタンダード]]で猛威を振るうようになる。また、新キーワード能力のマッドネスにより、[[青]]や(収録数が少ない)緑も強化された。 | ||
− | *このセットより、[[ | + | *このセットより、[[プレミアム・カード]]の封入率が70枚中1枚になり、かつ製造工程の変更によりプレミアム・カードに[[継ぎ目]]が存在しなくなった。 |
*製造過程のミスで、英語版のプレミアム・カードでない白のカードは[[絵|イラスト]]が荒くなっている(参考:[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/askwizards/0202 Ask Wizards - February, 2002](2/26)) | *製造過程のミスで、英語版のプレミアム・カードでない白のカードは[[絵|イラスト]]が荒くなっている(参考:[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/askwizards/0202 Ask Wizards - February, 2002](2/26)) | ||
*英語名が同じ[[カード名|名前]]の[[カード]]が存在する([[責め苦/Torment]])が、このセットとの関係はない。 | *英語名が同じ[[カード名|名前]]の[[カード]]が存在する([[責め苦/Torment]])が、このセットとの関係はない。 |
2010年5月27日 (木) 22:45時点における版
トーメント/Torment | |
シンボル | ウロボロス |
略号 | TO, TOR |
コードネーム | Boron |
発売日 | 日:2002年2月1日 |
セット枚数 | 全143種類 |
トーメント/Tormentは、オデッセイ・ブロックの1番目の小型エキスパンション。日本では2002年2月1日に発売された。意味は「苦痛」。
目次 |
概要
ミラーリ/Mirariが陰謀団/The Cabalの手に落ちた後のオタリア大陸を舞台とする。
セット固有のテーマは「黒」。色配分を大幅に崩したマジック史上初のセットで、黒のカードが多く、その対抗色の白と緑のカードが少ない。
新キーワード能力としてマッドネスが登場し、ナイトメアが新たなメカニズムとして登場した。他にも黒以外の色で、「取り憑かれた」クリーチャーのサイクルや、汚れた土地のサイクルが登場した(いずれも黒に関係する)。過去のカードからはセンギアの吸血鬼/Sengir Vampireが再録され話題を呼んだ。
これが登場してから、黒コントロールはスタンダードで猛威を振るうようになる。また、新キーワード能力のマッドネスにより、青や(収録数が少ない)緑も強化された。
- このセットより、プレミアム・カードの封入率が70枚中1枚になり、かつ製造工程の変更によりプレミアム・カードに継ぎ目が存在しなくなった。
- 製造過程のミスで、英語版のプレミアム・カードでない白のカードはイラストが荒くなっている(参考:Ask Wizards - February, 2002(2/26))
- 英語名が同じ名前のカードが存在する(責め苦/Torment)が、このセットとの関係はない。
- 開発時のセット名は「Vendetta(ベンデッタ)」であったが、現在の名称に変更された。
- よく使われる語であるトーナメントと紛らわしい。
テーマデッキ
パッケージ・イラスト
デザイン
デザイン・チーム | Bill Rose (lead) |
Mike Elliott | |
オデッセイ・デザインコンセプト | Richard Garfield |
Mark Rosewater | |
開発チーム | Henry Stern (lead) |
Randy Buehler | |
Mike Donais | |
Bill "Quill" McQuillan | |
Brian Schneider | |
貢献 | Paul Barclay |
Brady Dommermuth | |
アート・ディレクター | Dana Knutson |
関連リンク
- A Man Named Chainer (WotC、英語、トーメントの背景紹介)