バイバック
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
細 |
||
5行: | 5行: | ||
|登場セット=[[テンペスト・ブロック]]<br />[[時のらせん]]<br />[[未来予知]] | |登場セット=[[テンペスト・ブロック]]<br />[[時のらせん]]<br />[[未来予知]] | ||
|リーガル=legal | |リーガル=legal | ||
− | |CR= | + | |CR=702.24 |
}} | }} | ||
'''バイバック'''/''Buyback''は、[[テンペスト・ブロック]]で登場し、[[時のらせんブロック]]で再登場した[[キーワード能力]]。この[[能力]]を持つ[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が[[スタック]]にある間に機能する2つの[[常在型能力]]からなる。 | '''バイバック'''/''Buyback''は、[[テンペスト・ブロック]]で登場し、[[時のらせんブロック]]で再登場した[[キーワード能力]]。この[[能力]]を持つ[[インスタント]]や[[ソーサリー]]が[[スタック]]にある間に機能する2つの[[常在型能力]]からなる。 | ||
13行: | 13行: | ||
==定義== | ==定義== | ||
'''バイバック''' [コスト]/''Buyback'' [コスト]は、以下の2つの能力からなる。 | '''バイバック''' [コスト]/''Buyback'' [コスト]は、以下の2つの能力からなる。 | ||
− | *[[あなた]]は、この[[呪文]]を[[ | + | *[[あなた]]は、この[[呪文]]を[[唱える]]に際して追加で[コスト]を[[支払う|支払って]]もよい。(常在型能力) |
− | *バイバック・[[コスト]]が支払われている場合、この呪文の[[解決]] | + | *バイバック・[[コスト]]が支払われている場合、この呪文の[[解決]]に際し、この呪文をその[[オーナー]]の[[墓地]]に置く代わりにその[[プレイヤー]]の[[手札]]に戻す。(常在型能力) |
==解説== | ==解説== | ||
20行: | 20行: | ||
===ルール=== | ===ルール=== | ||
− | *バイバック・コストを支払った呪文が[[打ち消す|打ち消され]] | + | *バイバック・コストを支払った呪文が[[打ち消す|打ち消され]]るなどして「解決に至らなかった」場合、手札には戻ってこない。「打ち消す」[[効果]]を持った呪文や能力によって打ち消される場合の他、[[対象]]不適正でルールにより打ち消される場合なども含む。 |
− | **これを利用して、[[転覆/Capsize]]の対象になったパーマネントを[[生け贄に捧げる]] | + | **これを利用して、[[転覆/Capsize]]の対象になったパーマネントを[[生け贄に捧げる]]ことにより、転覆をルールにより打ち消してバイバックを防ぐ、といったプレイングが存在する。 |
**この説明として「手札に戻るのは[[効果]]の一部であるため」という理由を付けられることがあるが、これはテンペスト・ブロック当時では正しかったが、現在では誤りである。現在のルールでは、バイバックはその呪文が解決して墓地に置かれることに対する[[置換効果]]であり、また解決した呪文が墓地に置かれるのは効果の一部ではない。つまりバイバックで手札に戻るのは効果の一部ではない。 | **この説明として「手札に戻るのは[[効果]]の一部であるため」という理由を付けられることがあるが、これはテンペスト・ブロック当時では正しかったが、現在では誤りである。現在のルールでは、バイバックはその呪文が解決して墓地に置かれることに対する[[置換効果]]であり、また解決した呪文が墓地に置かれるのは効果の一部ではない。つまりバイバックで手札に戻るのは効果の一部ではない。 | ||
*バイバック・コストを支払った呪文が[[徴用/Commandeer]]などによりコントローラーが変更されても、解決時にオーナーの手札に戻る。 | *バイバック・コストを支払った呪文が[[徴用/Commandeer]]などによりコントローラーが変更されても、解決時にオーナーの手札に戻る。 | ||
31行: | 31行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *{{WHISPER検索/ | + | *{{WHISPER検索/カードテキスト|バイバック}} |
*[[キーワード能力]] | *[[キーワード能力]] | ||
− | *[[ | + | *[[ルーリング]] |
− | {{#cr: | + | {{#cr:702.24}} |
[[Category:キーワード能力|はいはつく]] | [[Category:キーワード能力|はいはつく]] | ||
__NOTOC__ | __NOTOC__ |
2009年8月28日 (金) 02:21時点における版
バイバック/Buyback | |
---|---|
種別 | 常在型能力 |
登場セット | テンペスト・ブロック 時のらせん 未来予知 |
CR | CR:702.27 |
バイバック/Buybackは、テンペスト・ブロックで登場し、時のらせんブロックで再登場したキーワード能力。この能力を持つインスタントやソーサリーがスタックにある間に機能する2つの常在型能力からなる。
Corpse Dance / 死体のダンス (2)(黒)
インスタント
インスタント
バイバック(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
あなたの墓地にある一番上のクリーチャー・カード1枚を戦場に戻す。そのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
定義
バイバック [コスト]/Buyback [コスト]は、以下の2つの能力からなる。
- あなたは、この呪文を唱えるに際して追加で[コスト]を支払ってもよい。(常在型能力)
- バイバック・コストが支払われている場合、この呪文の解決に際し、この呪文をそのオーナーの墓地に置く代わりにそのプレイヤーの手札に戻す。(常在型能力)
解説
要するに、バイバック・コストを支払うことで、その呪文を手札に戻して再利用できる能力である。
ルール
- バイバック・コストを支払った呪文が打ち消されるなどして「解決に至らなかった」場合、手札には戻ってこない。「打ち消す」効果を持った呪文や能力によって打ち消される場合の他、対象不適正でルールにより打ち消される場合なども含む。
- これを利用して、転覆/Capsizeの対象になったパーマネントを生け贄に捧げることにより、転覆をルールにより打ち消してバイバックを防ぐ、といったプレイングが存在する。
- この説明として「手札に戻るのは効果の一部であるため」という理由を付けられることがあるが、これはテンペスト・ブロック当時では正しかったが、現在では誤りである。現在のルールでは、バイバックはその呪文が解決して墓地に置かれることに対する置換効果であり、また解決した呪文が墓地に置かれるのは効果の一部ではない。つまりバイバックで手札に戻るのは効果の一部ではない。
- バイバック・コストを支払った呪文が徴用/Commandeerなどによりコントローラーが変更されても、解決時にオーナーの手札に戻る。
- 時のらせんFAQなどに記載されていた裁定から変更されているので注意。
その他
- 「Buyback」とは「買い戻し」という意味。
- 特に使われたカードとして、転覆/Capsize、ミューズの囁き/Whispers of the Muse、死体のダンス/Corpse Dance、禁止/Forbidなどがあげられる。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.24 累加アップキープ/Cumulative Upkeep
- 702.24a 累加アップキープは、パーマネントに上昇するコストを課す誘発型能力である。「累加アップキープ [[[コスト]]]/Cumulative upkeep ─ [cost]」は、「あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントが戦場にある場合、「経年/age」カウンター1個をこのパーマネントの上に置く。その後、あなたはこのパーマネントの上にある経年カウンター1つにつき[[[コスト]]]を支払ってもよい。そうしないなら、これを生け贄に捧げる。」を意味する。[[[コスト]]]に選択肢がある場合、選択は各経年カウンターごとに別々に行われ、その後全体のコストを一度に支払うか、まったく支払わないかのどちらかを行う。一部のみの支払いは認められない。
- 702.24b パーマネントに複数の累加アップキープがある場合、それぞれが別々に誘発する。しかしながら、経年カウンターはどの特定の能力にも関係づけられていないので、それぞれの累加アップキープの解決時に、パーマネントの上にある経年カウンターの総数を数える。
- 702.24 累加アップキープ/Cumulative Upkeep
- 702 キーワード能力