フォールン・エンパイア
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− | **東京地区では大会に合わせ当日販売されたが、すでに他の地区では数日前に販売されていた。そこで[[ | + | **東京地区では大会に合わせ当日販売されたが、すでに他の地区では数日前に販売されていた。そこで[[鶴田慶之]]氏は北海道の友人にフォールン・エンパイアのBOXを三箱空輸してもらい、[[稀少度|レアリティ]]などのカード情報を事前に入手していたそうだ。 |
2008年11月9日 (日) 03:58時点における版
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フォールン・エンパイア/Fallen Empires
種族(部族)でテーマを合わせた最初のセットだが、全体としてのカードパワーは非常に弱くなっており、限られたカードだけが使われていた。 その限られた強いカードも殆どコモンだったので、必要な枚数のカードを揃えるのが容易く、あまり売れ行きは伸びなかった。 また1パック8枚入りで在庫過剰だったため長期間にわたり叩き売りされていた。 そういう意味で、お小遣いの少ない小中学生に愛されていたセットでもある。 意味は「滅亡した帝国群」。 暗黒時代と同時期(時代設定は170AR頃)に、南の大陸で起こったサーペイディア諸帝国の滅亡を題材に描いたセット。
Hymn to TourachやGoblin Grenadeがコモンでなかったら結果は変わったかもしれない。
セットの方針は小型のクリーチャー(含むトークン)が大量に現れるような環境。
有名所は
- Hymn to Tourach
- Goblin Grenade
- High Tide
- Order of the Ebon Hand
- Order of Leitbur
- アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers
など。
- ホビージャパンが1994年11月(23日?)に開催した「第1回マジック・ザ・ギャザリング コンベンション」では当日ロビーで発売されたフォールン・エンパイアがいきなり使用可能だった。
当時はインターネットなども普及しておらず、発売前にスポイラーリストが出回るなんて事も無く、フォールン・エンパイアのカードを把握するためジャッジが会場で必死にトレードをし、カードを集めていたなんて逸話がある。それらを基にジャッジ陣がその場(!)で制限カードを制定したというが、現在ではとても考えられない。 DCIが組織される以前の、古き良き時代の逸話である。
- ちなみにその制限カードはRaiding PartyとRainbow Vale。Rainbow Valeの場合、当時のスリーブはコレクション用のものばかりで大会の使用に適した製品がなかった。このためほとんどのプレイヤーがスリーブを使っておらず、複数枚のRainbow Valeがデッキに入ると、どちらがオーナーのカードかわからなくなるという問題が懸念されたため。
- 東京地区では大会に合わせ当日販売されたが、すでに他の地区では数日前に販売されていた。そこで鶴田慶之氏は北海道の友人にフォールン・エンパイアのBOXを三箱空輸してもらい、レアリティなどのカード情報を事前に入手していたそうだ。
1994年11月発売、全102種類(イラスト違いを含めると187種類)。 エキスパンション・シンボルは王冠。 ブースターパックのみで発売された。
デザイン
デザイン&開発チーム | Skaff Elias (lead) | |
Jim Lin | ||
Dave Petty | ||
貢献 | Chris Page | |
アート・ディレクター | Sandra Everingham |
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