極楽鳥/Birds of Paradise

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マジック創世記から存在する、[[緑]]の[[マナ・クリーチャー]]の象徴ともいうべき[[カード]]
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[[マジック]]の黎明期から存在する[[緑]]の[[マナ・クリーチャー]]。『[[第1版]]』に収録されて以来、ほとんどの[[基本セット]]に収録されており、現在ではマナ・クリーチャーの象徴的な[[カード]]となっている。
  
[[パワー]]が0なので[[装備品]]などを使わない限り[[戦闘]]には向かないものの、1[[マナ]]で出せ、好きな[[色]]のマナ1点を出せる[[能力]]は、緑を中心とした序盤のマナ加速、あるいは[[多色デッキ]]を作る上で欠かせない。
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英名"Bird of Paradise"から、通称に'''バッパラ'''、'''バーパラ'''など。
  
また、[[飛行]]持ちなので[[忍術]]のタネになったり[[巨大化/Giant Growth]]や[[ブランチウッドの鎧/Blanchwood Armor]]などで強化して殴りかかってくる場合もあるので注意。ウルザ・ブロック参入後は[[樫の力/Might of Oaks|7/8飛行]][[時のらせん]]後は[[岩石樹の祈り/Stonewood Invocation|5/6飛行被覆]]になって相手を撲殺している光景をよく見かけた。飛行が苦手な緑にしては、「1マナでペナルティのない飛行クリーチャー」という点だけでもある意味破格と言えるのかもしれない。
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== 概要 ==
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[[パワー]]が0であるため[[戦闘]]には向かないが、1マナで[[プレイ]]でき、好きな[[色]]の[[マナ]]1点を生み出すことができるため、序盤の[[マナ加速]]や[[]]を中心とする[[多色デッキ]][[マナ・ベース]]を安定させる上で、[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]と並んで欠かせない存在となっている。
  
*実は[[第6版]]までの{{日本語画像|Birds of Paradise~6ED}}は、本来[[Tropical Island]]のために描かれたものである。妙に鳥が目立っていたため、土地のイラストとしては没になってしまった。そしてこのカードは、そのイラストのために、イラストに合わせてデザインされたものだったりする。つまり、そのイラストがTropical Islandに適切なものであったなら、このマジックの基本カードは存在していなかったかもしれないのである。
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[[第1版]]』に収録されて以来、ほとんどの[[基本セット]]に収録され続けているが、唯一『[[第9版]]』では除外されている。これは当時の[[ウィザーズ社]]に「基本セットに極楽鳥と[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]の両方を収録すべきでない」という見解があったためであるが、両者が同じ[[環境]]にあること自体は問題視されておらず、直後に発売された『[[ラヴニカ:ギルドの都]]』には収録された(むしろこの[[再録]]を前提とした除外であったといえる)。また、このとき初めて極楽鳥に[[フレイバー・テキスト]]が与えられた。続く『[[第10版]]』には両方が収録されている。
*[[第9版]][[再録]]されなかったかわりに、直後に発売した大型[[エキスパンション]]である[[ラヴニカ:ギルドの都]]に収録されている(というより、この再録を前提として第9版から落ちている)。[[WotC]]が、環境に[[ラノワールのエルフ/Llanowar Elves]]と両方存在するのは構わないが、基本セットに両方は収録したくない、と考えたかららしい。
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**しかし結局[[第10版]]では共に[[再録]]される。これが第10版を記念した特例なのか、両方は収録しないという方針を改めたのかは明らかでない。
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*ラヴニカへの収録によりはじめて[[フレイバー・テキスト]]が加わった。
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==参考==
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[[パワー]]こそ0であるものの、[[飛行]]を持っているため、[[攻撃]]が通った時点で[[巨大化/Giant Growth]]や[[ブランチウッドの鎧/Blanchwood Armor]]で[[強化]]されたり、[[忍術]]のタネになったりする場合もあるため、[[防御プレイヤー]]を注意する必要がある。[[緑]]は飛行が苦手な[[色]]であるため、「1マナでペナルティのない飛行クリーチャー」というだけでも貴重な存在といえるかもしれない。
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== イラスト ==
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『[[第1版]]』から『[[第6版]]』まで使われていた[[イラスト]](⇒{{日本語画像|Birds of Paradise~6ED|画像}})は、もともと[[Tropical Island]]のために描かれたものであったが、島よりも鳥の方が目立っていたため、[[土地]]のイラストとしては没となった。極楽鳥はこのイラストの印象に合わせてデザインされたものである。
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== その他 ==
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『[[第6版]]』で[[クリーチャー・タイプ]]が与えられるまで、この[[クリーチャー]]は「マナ・バードの召喚」であった。このため、古くからのプレイヤーはこの[[カード]]を「マナバード」と呼ぶこともある。
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== 参考 ==
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*[[マナ・クリーチャー]]
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0302 Card of the Day 03/29/2002]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200203.shtml 邦訳])
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0302 Card of the Day 03/29/2002]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200203.shtml 邦訳])
 
*[[Birds of Paradise]]([[Magic Online Vanguard]])
 
*[[Birds of Paradise]]([[Magic Online Vanguard]])

2008年8月14日 (木) 22:03時点における版


Birds of Paradise / 極楽鳥 (緑)
クリーチャー — 鳥(Bird)

飛行
(T):好きな色のマナ1点を加える。

0/1

マジックの黎明期から存在するマナ・クリーチャー。『第1版』に収録されて以来、ほとんどの基本セットに収録されており、現在ではマナ・クリーチャーの象徴的なカードとなっている。

英名"Bird of Paradise"から、通称にバッパラバーパラなど。

目次

概要

パワーが0であるため戦闘には向かないが、1マナでプレイでき、好きなマナ1点を生み出すことができるため、序盤のマナ加速を中心とする多色デッキマナ・ベースを安定させる上で、ラノワールのエルフ/Llanowar Elvesと並んで欠かせない存在となっている。

第1版』に収録されて以来、ほとんどの基本セットに収録され続けているが、唯一『第9版』では除外されている。これは当時のウィザーズ社に「基本セットに極楽鳥とラノワールのエルフ/Llanowar Elvesの両方を収録すべきでない」という見解があったためであるが、両者が同じ環境にあること自体は問題視されておらず、直後に発売された『ラヴニカ:ギルドの都』には収録された(むしろこの再録を前提とした除外であったといえる)。また、このとき初めて極楽鳥にフレイバー・テキストが与えられた。続く『第10版』には両方が収録されている。

パワーこそ0であるものの、飛行を持っているため、攻撃が通った時点で巨大化/Giant Growthブランチウッドの鎧/Blanchwood Armor強化されたり、忍術のタネになったりする場合もあるため、防御プレイヤーを注意する必要がある。は飛行が苦手なであるため、「1マナでペナルティのない飛行クリーチャー」というだけでも貴重な存在といえるかもしれない。

イラスト

第1版』から『第6版』まで使われていたイラスト(⇒画像)は、もともとTropical Islandのために描かれたものであったが、島よりも鳥の方が目立っていたため、土地のイラストとしては没となった。極楽鳥はこのイラストの印象に合わせてデザインされたものである。

その他

第6版』でクリーチャー・タイプが与えられるまで、このクリーチャーは「マナ・バードの召喚」であった。このため、古くからのプレイヤーはこのカードを「マナバード」と呼ぶこともある。

参考

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