空虚自身/One with Nothing
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*[[Mystery Booster]]ではパロディとして[[One with Death (playtest)]]が登場した。 | *[[Mystery Booster]]ではパロディとして[[One with Death (playtest)]]が登場した。 | ||
*[[MTGアリーナ]]では[[2024年]]の[[エイプリル・フール]]記念に実装・配布された。[[ヒストリック]]において使用可能である。 | *[[MTGアリーナ]]では[[2024年]]の[[エイプリル・フール]]記念に実装・配布された。[[ヒストリック]]において使用可能である。 | ||
+ | **ちなみに、日本語訳では「あなたの手札を捨てる。」ではなく「あなたの手札を捨てて下さい。」と丁寧語になっている誤訳がある。 | ||
+ | *[[Mark Rosewater]]をして悪いカード……否、「とても悪いカード」という評価を下している。一方で「有用なカードを作ろうとした失敗作ではなく、誰の目にも明らかに著しく弱すぎるデザインではあるが、特定のプレイヤー層、特に[[Timmy, Johnny, and Spike|超ジョニー]]が惹かれるようなカードとしてデザインした。」とも語っている。詳しくは[[#参考]]のリンク先の記事を参照。 | ||
+ | *テストカードであるが[[Command the Chaff (playtest)]]の{{Gatherer|id=476148}}に描かれている。ちなみに他に描かれているのは[[煙突のインプ/Chimney Imp]]と[[泥穴/Mudhole]]。これが何を意味するか、多くは語るまい。 | ||
+ | *[[Ben Bleiweiss]]が[[2004年]]に発表した[[18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time|ワーストカードランキング]]はこのカード登場前のものなので選考対象外だったが、このカードがその時にあればランクイン間違いなしとも言われていた。しかし意外にも[[2022年]]の[[The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time|ワーストカードランキング]]でも圏外だった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[https://web.archive.org/web/20121023151751/http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr179 One With One With Nothing] ([[Making Magic]] [[2005年]]6月6日 [[Mark Rosewater]]著) | *[https://web.archive.org/web/20121023151751/http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr179 One With One With Nothing] ([[Making Magic]] [[2005年]]6月6日 [[Mark Rosewater]]著) | ||
*[[カード個別評価:神河救済]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:神河救済]] - [[レア]] |
2024年10月2日 (水) 00:32時点における最新版
1マナで自分の手札をすべて捨てるインスタント。むろん、何かと併用しなければ自殺行為である。
暴勇デッキ、マッドネスデッキといった手札を積極的に捨てるデッキや、フラッシュバックなどの墓地利用デッキなど、このカードを活かせるデッキはいくらでも考えられる。しかし、下記のようにこれより優れたカードが色々と存在するため余程のことがない限りは使いたいものではなく、かなりのカスレアと評価せざるを得ない。
- カードの例
- 同じ1マナ、インスタント・タイミングで捨てる枚数が調整可能
- 朽ちゆくインプ/Putrid Imp(黒のクリーチャー。再使用可能)
- 聖なる儀式/Sacred Rites(白のインスタント。タフネス全体強化)
- 入門の儀式/Rites of Initiation(赤のインスタント。パワー全体強化)
しかし、プロツアーホノルル06でハウリング・オウル対策としてサイドボードに採用されたという実績を持つカードでもある。
また、上記のカードはいずれもモダンにおいて使用不可であり、いまだモダンにて現実的な代替カードは存在していないのも事実である。そのため、マッドネスなど「手札を捨てる」ことと相性のいいカードが出てくるたびににわかに注目され、そして忘れられる…ということが起こる。
- 集団意識/Hive Mindとのコンボがたまに挙げられるが、機知の終わり/Wit's Endや時間の滝/Temporal Cascadeで事足りるため実用的とは言い難い。そもそも、契約とのコンボのほうがはるかに強力である。
- Mystery BoosterではパロディとしてOne with Death (playtest)が登場した。
- MTGアリーナでは2024年のエイプリル・フール記念に実装・配布された。ヒストリックにおいて使用可能である。
- ちなみに、日本語訳では「あなたの手札を捨てる。」ではなく「あなたの手札を捨てて下さい。」と丁寧語になっている誤訳がある。
- Mark Rosewaterをして悪いカード……否、「とても悪いカード」という評価を下している。一方で「有用なカードを作ろうとした失敗作ではなく、誰の目にも明らかに著しく弱すぎるデザインではあるが、特定のプレイヤー層、特に超ジョニーが惹かれるようなカードとしてデザインした。」とも語っている。詳しくは#参考のリンク先の記事を参照。
- テストカードであるがCommand the Chaff (playtest)のイラストに描かれている。ちなみに他に描かれているのは煙突のインプ/Chimney Impと泥穴/Mudhole。これが何を意味するか、多くは語るまい。
- Ben Bleiweissが2004年に発表したワーストカードランキングはこのカード登場前のものなので選考対象外だったが、このカードがその時にあればランクイン間違いなしとも言われていた。しかし意外にも2022年のワーストカードランキングでも圏外だった。