ゼロ号患者/Patient Zero

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|カードテキスト=絆魂<br>クリンナップ・ステップの間、対戦相手がコントロールしているクリーチャーからダメージは取り除かれない。
 
|カードテキスト=絆魂<br>クリンナップ・ステップの間、対戦相手がコントロールしているクリーチャーからダメージは取り除かれない。
 
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|アーティスト=Peter Polach
 
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[[対戦相手]]の[[クリーチャー]]のみ[[ダメージ]]が[[ターン]]をまたいで蓄積されるようになる[[ゾンビ]]。
 
[[対戦相手]]の[[クリーチャー]]のみ[[ダメージ]]が[[ターン]]をまたいで蓄積されるようになる[[ゾンビ]]。
  
これがいる限り、[[対戦相手]]は[[チャンプブロック]]になるような[[攻撃]]でも後の計算をしながら行わなければならなくなり、[[火力]]を繰り返し食らえばどんな[[ファッティ]]も[[焼く|焼け]]るようになる。これ自体も2[[マナ]]2/2に[[絆魂]]を持ち、更に[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]しやすいゾンビというのも嬉しい。元々ゾンビは大量[[展開]]を得意とするため、それらが討ち取られるたびに爪痕を残していくのは相手にとって非常に厄介。
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これがいる限り、[[対戦相手]]は[[チャンプブロック]]になるような[[攻撃]]でも後の計算をしながら行わなければならなくなり、[[火力]]を繰り返し食らえばどんな[[ファッティ]]も[[焼く|焼け]]るようになる。これ自体も2[[マナ]]2/2に[[絆魂]]を持ち、更に[[タイプ的]][[シナジー]]しやすいゾンビというのも嬉しい。元々ゾンビは大量[[展開]]を得意とするため、それらが討ち取られるたびに爪痕を残していくのは相手にとって非常に厄介。
  
 
難点はこれ自体は[[除去耐性]]を特に持たず、またこれが[[戦場]]から離れた状態で[[クリンナップ・ステップ]]を迎えてしまうと、それまで蓄積させてきたダメージが全部[[取り除く|取り除かれ]]てしまう点。[[インスタント]][[除去]]に弱く、これを前提とした動きは最終的に大損害を産む場合もありうる。これがいるからといって無計画な攻撃は行わず、相手が火力や除去を握っているかどうかをしっかり予測しながらの[[プレイング]]を心がけたい。どちらかというと、本来こちらが有利になる[[戦闘]]が引っ繰り返される事象への保険として使う方が動きやすいだろう。
 
難点はこれ自体は[[除去耐性]]を特に持たず、またこれが[[戦場]]から離れた状態で[[クリンナップ・ステップ]]を迎えてしまうと、それまで蓄積させてきたダメージが全部[[取り除く|取り除かれ]]てしまう点。[[インスタント]][[除去]]に弱く、これを前提とした動きは最終的に大損害を産む場合もありうる。これがいるからといって無計画な攻撃は行わず、相手が火力や除去を握っているかどうかをしっかり予測しながらの[[プレイング]]を心がけたい。どちらかというと、本来こちらが有利になる[[戦闘]]が引っ繰り返される事象への保険として使う方が動きやすいだろう。
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*これが戦場を離れても、クリンナップ・ステップの前にもう1体を戦場に出し直せばダメージは蓄積されたままとなる。
 
*これが戦場を離れても、クリンナップ・ステップの前にもう1体を戦場に出し直せばダメージは蓄積されたままとなる。
 
*「Patient Zero」とは、ある疾病の症状について集団内で最初に確認された例のこと。このクリーチャーを発端として疫病が撒き散らされるイメージなのだろう。
 
*「Patient Zero」とは、ある疾病の症状について集団内で最初に確認された例のこと。このクリーチャーを発端として疫病が撒き散らされるイメージなのだろう。
**病気をばら撒くイメージを持たされた[[カード]]と言えばこれ以前は「[[終了ステップ|ターン終了時]]までのマイナス[[修整]]」かもしくは「[[-1/-1カウンター]]を用いる」が主流であった。前者はそれによって除去できるクリーチャーが小粒に限定される場合が多く、また後者は対戦相手のクリーチャー全体に与えるには強力すぎるというそれぞれ一長一短を持っていたところにこのカードの登場は画期的と言える。[[デジタル]]を介することで「どのクリーチャーが何点のダメージを受けたか」を[[プレイヤー]]が記憶・記録する必要がなくなったことにより実現できたカードデザインと言えるだろう。
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**病気をばら撒くイメージを持たされた[[カード]]と言えばこれ以前は「[[終了ステップ|ターン終了時]]までのマイナス[[修整]]」かもしくは「[[-1/-1カウンター]]を用いる」が主流であった。前者はそれによって除去できるクリーチャーが小粒に限定される場合が多く、また後者は対戦相手のクリーチャー全体に与えるには強力すぎるというそれぞれ一長一短を持っていたところにこのカードの登場は画期的と言える。[[デジタル]]を介することで「どのクリーチャーが何点のダメージを受けたか」を[[プレイヤー]]が[[記憶問題|記憶・記録]]する必要がなくなったことにより実現できたカードデザインと言えるだろう。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:アルケミー2022]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:アルケミー:イニストラード]] - [[レア]]

2024年9月16日 (月) 17:15時点における最新版


MTGアリーナ専用カード

Patient Zero / ゼロ号患者 (1)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

絆魂
クリンナップ・ステップの間、対戦相手がコントロールしているクリーチャーからダメージは取り除かれない。

2/2

アーティスト:Peter Polach


対戦相手クリーチャーのみダメージターンをまたいで蓄積されるようになるゾンビ

これがいる限り、対戦相手チャンプブロックになるような攻撃でも後の計算をしながら行わなければならなくなり、火力を繰り返し食らえばどんなファッティ焼けるようになる。これ自体も2マナ2/2に絆魂を持ち、更にタイプ的シナジーしやすいゾンビというのも嬉しい。元々ゾンビは大量展開を得意とするため、それらが討ち取られるたびに爪痕を残していくのは相手にとって非常に厄介。

難点はこれ自体は除去耐性を特に持たず、またこれが戦場から離れた状態でクリンナップ・ステップを迎えてしまうと、それまで蓄積させてきたダメージが全部取り除かれてしまう点。インスタント除去に弱く、これを前提とした動きは最終的に大損害を産む場合もありうる。これがいるからといって無計画な攻撃は行わず、相手が火力や除去を握っているかどうかをしっかり予測しながらのプレイングを心がけたい。どちらかというと、本来こちらが有利になる戦闘が引っ繰り返される事象への保険として使う方が動きやすいだろう。

  • これが戦場を離れても、クリンナップ・ステップの前にもう1体を戦場に出し直せばダメージは蓄積されたままとなる。
  • 「Patient Zero」とは、ある疾病の症状について集団内で最初に確認された例のこと。このクリーチャーを発端として疫病が撒き散らされるイメージなのだろう。
    • 病気をばら撒くイメージを持たされたカードと言えばこれ以前は「ターン終了時までのマイナス修整」かもしくは「-1/-1カウンターを用いる」が主流であった。前者はそれによって除去できるクリーチャーが小粒に限定される場合が多く、また後者は対戦相手のクリーチャー全体に与えるには強力すぎるというそれぞれ一長一短を持っていたところにこのカードの登場は画期的と言える。デジタルを介することで「どのクリーチャーが何点のダメージを受けたか」をプレイヤー記憶・記録する必要がなくなったことにより実現できたカードデザインと言えるだろう。

[編集] 参考

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