陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion

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破壊力が増加しない[[煙突/Smokestack]]を内蔵した[[伝説のクリーチャー]]。
 
破壊力が増加しない[[煙突/Smokestack]]を内蔵した[[伝説のクリーチャー]]。
  
[[戦場]]の状態を固めてしまうため、自分が有利な状況ならばその状態を維持することができる強力な[[能力]]。本家と異なり各[[ターン]]1つずつと速度は遅めで、かつ[[伝説の|伝説]]であるため複数[[展開]]してその速度を上げることはできないが、[[クリーチャー]]である分[[戦闘]]をこなしたり[[サーチ]]や[[回収]]がしやすいのは利点。また、[[生け贄に捧げる|生け贄]]を要求されるのは[[対戦相手]]が先なのも大きな強みで、[[打ち消す|打ち消し]]や[[インスタント・タイミング]]で[[除去]]されない限り確実に損害を与えられる。[[パーマネント]]をあまり出さない[[青]]系の[[コントロール (デッキ)|コントロール]]に対して特に有効な[[カード]]である。
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[[戦場]]の状態を固めてしまうため、自分が有利な状況ならばその状態を維持することができる強力な[[能力]]。本家と異なり各[[ターン]]1つずつと速度は遅めで、かつ[[伝説の|伝説]]であるため複数[[展開]]してその速度を上げることはできないが、[[クリーチャー]]である分[[戦闘]]をこなしたり[[サーチ]]や[[回収]]がしやすいのは利点。また、[[生け贄に捧げる|生け贄]]を要求されるのは[[対戦相手]]が先なのも大きな強みで、[[打ち消す|打ち消し]]や[[インスタント・タイミング]]で[[除去]]されない限り確実に損害を与えられる。[[パーマネント]]をあまり出さない[[青]]系の[[コントロールデッキ]]に対して特に有効な[[カード]]である。[[黒]]にしては珍しく(不確実ながらも)[[アーティファクト]]に対処できることや、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]経由で[[先攻]]2[[ターン]]目に打ち消しを掻い潜って出せたことなども青コントロールに強い要因である。また、[[ウルザトロン]]への威力も絶大で、[[ウルザランド]]が揃う前に出してしまえば、揃える、または揃えつつ[[色マナ]]を確保するのが非常に難しくなる。
  
 
当時の[[スタンダード]]の[[黒コントロール#オデッセイ・ブロック期|黒コントロール]]に採用されることも多く、これをメインに据えた[[デッキ]]として[[ノワール]]が有名。
 
当時の[[スタンダード]]の[[黒コントロール#オデッセイ・ブロック期|黒コントロール]]に採用されることも多く、これをメインに据えた[[デッキ]]として[[ノワール]]が有名。
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早期に対策できなければ[[ロック]]回避が困難であり、これ1枚で盤上に大打撃を与えるのは好ましくないことから、[[2009年]]6月20日より、[[統率者戦]]で[[統率者]]としての指定を禁止された。その後、[[2014年]]9月12日に「統率者に指定できないカード」の廃止に伴い改めて[[禁止カード]]に指定される。また、[[司令官戦]]でも2009年7月1日より禁止カードに指定されている。
  
 
*黒コントロール同士の[[ミラーマッチ]]では、[[精神ヘドロ/Mind Sludge]]の「ヘドロゲー」を打ち破る存在であり、[[プロツアー大阪02]]ではこれを発見できなかった日本勢の多くが涙を飲んだ。
 
*黒コントロール同士の[[ミラーマッチ]]では、[[精神ヘドロ/Mind Sludge]]の「ヘドロゲー」を打ち破る存在であり、[[プロツアー大阪02]]ではこれを発見できなかった日本勢の多くが涙を飲んだ。
*[[黒]]にしては珍しく、不確実ながらも[[アーティファクト]]を処分できる。
 
*[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]経由で[[先攻]]2[[ターン]]目に出てきたりすると、嵐が過ぎるのを待つように何もできなくなることも。
 
*[[ウルザトロン]]への威力は絶大で、[[ウルザランド]]が揃う前に出してしまえば、揃える、または揃えつつ色[[マナ]]を確保するのが非常に難しくなる。
 
 
*読みは「せんて」ではなく「さきて」。「先手」自体はどちらでも読めるが、これらは読み方により意味が異なる。
 
*読みは「せんて」ではなく「さきて」。「先手」自体はどちらでも読めるが、これらは読み方により意味が異なる。
*実は[[イラスト]]が先の[[トップダウン・デザイン]]・カードである。元々[[魔性の教示者/Diabolic Tutor]]用に描かれた{{Gatherer|id=29947}}だったが、その印象と力強さに当てられた[[マジック・コンティニュイティ]]と[[R&D]]は、より適した居場所としてこのカードをデザインした<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/what-if-odyssey-art-2002-01-11 "What If?" with Odyssey art](Arcana 2002年1月11日)</ref>。
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*[[神河物語]]の[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]廃止によって、一時期は[[クリーチャー・タイプ]]が[[ミニオン]]のみであったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[人間]]が追加された。
 
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*実は[[イラスト]]先行で作られた[[トップダウン・デザイン]]・カードである。元々[[魔性の教示者/Diabolic Tutor]]用に描かれた{{Gatherer|id=29947}}だったが、その印象と力強さに当てられた[[マジック・コンティニュイティ]]と[[R&D]]は、より適した居場所としてこのカードをデザインした<ref>[https://web.archive.org/web/20210116124605/http://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/what-if-odyssey-art-2002-01-11 "What If?" with Odyssey art(Internet Archive)](Arcana 2002年1月11日)</ref>。
早期に対策できなければ[[ロック]]回避が困難であり、これ1枚で盤上に大打撃を与えるのは好ましくないことから、[[2009年]]6月20日より、[[統率者戦]]で[[統率者]]としての指定を禁止された。その後、[[2014年]]9月12日に「統率者に指定できないカード」の廃止に伴い改めて[[禁止カード]]に指定される。また、[[司令官戦]]でも2009年7月1日より禁止カードに指定されている。
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==関連カード==
 
==関連カード==
*[[時のらせん]]ではこれをベースにした[[陰謀団の呪い/Curse of the Cabal]]が登場した。
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{{キャラクターを表すカード/ブレイズ}}
*[[タイムシフト|別の歴史]]を辿ると[[妖術の達人ブレイズ/Braids, Conjurer Adept]]になる。
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*[[ゼンディカー]]で似た効果を持つ[[世界を鎮める者/World Queller]]が登場した。
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==参考==
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===主な類似カード===
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*[[陰謀団の呪い/Curse of the Cabal]] - このカードの[[能力]]を元にした[[待機]][[ソーサリー]]。([[時のらせん]])
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*[[世界を鎮める者/World Queller]] - 類似の能力を持つ[[白]]のクリーチャー。能力は[[コントローラー]]の[[アップキープ]]に[[誘発]]し[[生け贄に捧げる]][[カード・タイプ]]は任意に選択可能。([[ゼンディカー]])
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==ストーリー==
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'''ブレイズ'''/''Braids''は[[陰謀団/The Cabal]]([[AR]]44世紀)に所属する[[狂気の召喚者/Dementia Summoner]]の一人。
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詳細は[[ブレイズ/Braids]]を参照。
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==脚注==
 
<references />
 
<references />
*[[ブレイズ/Braids]]([[背景世界/ストーリー用語]])
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==参考==
 
*[[カード個別評価:オデッセイ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:オデッセイ]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[レア]]
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__NOTOC__

2024年8月16日 (金) 12:46時点における最新版


Braids, Cabal Minion / 陰謀団の先手ブレイズ (2)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ミニオン(Minion)

各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはアーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを生け贄に捧げる。

2/2

破壊力が増加しない煙突/Smokestackを内蔵した伝説のクリーチャー

戦場の状態を固めてしまうため、自分が有利な状況ならばその状態を維持することができる強力な能力。本家と異なり各ターン1つずつと速度は遅めで、かつ伝説であるため複数展開してその速度を上げることはできないが、クリーチャーである分戦闘をこなしたりサーチ回収がしやすいのは利点。また、生け贄を要求されるのは対戦相手が先なのも大きな強みで、打ち消しインスタント・タイミング除去されない限り確実に損害を与えられる。パーマネントをあまり出さない系のコントロールデッキに対して特に有効なカードである。にしては珍しく(不確実ながらも)アーティファクトに対処できることや、暗黒の儀式/Dark Ritual経由で先攻2ターン目に打ち消しを掻い潜って出せたことなども青コントロールに強い要因である。また、ウルザトロンへの威力も絶大で、ウルザランドが揃う前に出してしまえば、揃える、または揃えつつ色マナを確保するのが非常に難しくなる。

当時のスタンダード黒コントロールに採用されることも多く、これをメインに据えたデッキとしてノワールが有名。

早期に対策できなければロック回避が困難であり、これ1枚で盤上に大打撃を与えるのは好ましくないことから、2009年6月20日より、統率者戦統率者としての指定を禁止された。その後、2014年9月12日に「統率者に指定できないカード」の廃止に伴い改めて禁止カードに指定される。また、司令官戦でも2009年7月1日より禁止カードに指定されている。

[編集] 関連カード

[編集] 主な類似カード

[編集] ストーリー

ブレイズ/Braids陰謀団/The CabalAR44世紀)に所属する狂気の召喚者/Dementia Summonerの一人。

詳細はブレイズ/Braidsを参照。

[編集] 脚注

  1. "What If?" with Odyssey art(Internet Archive)(Arcana 2002年1月11日)

[編集] 参考

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