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'''狼'''/''Wolf''は、[[緑]]に多い[[クリーチャー・タイプ]]で、[[白]]・[[黒]]・[[赤]]にも少数存在する。
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'''狼'''/''Wolf''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。イヌ科のオオカミ、あるいはそれに似たクリーチャーがこのタイプに分類される。
  
狼はイヌ科の野生動物。[[猟犬]]とは区別されている。日本名の語源は「大神」であるとされ、自然の脅威を代表する生物であるが、[[マジック]]の世界では大半が2/2前後。全体として攻撃的な性能を持つものが多いが、それ以外の共通点はあまりない。
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初出は[[リミテッド・エディション]]の[[森林狼/Timber Wolves]]。歴史は旧いが数が多いタイプではない。[[イニストラード・ブロック]]では[[狼男]]と共に普通の狼が数を増やした。
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*[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]等が持っていたクリーチャー・タイプの[[ライオン]]は[[猫]]に統一されてしまったが、狼は[[犬]]に統合されず新種が増え続けている。イヌ科とネコ科の扱いの違いが興味深い。
  
[[ミラディンの傷跡]]時点で[[伝説の]][[カード]]は存在しない。ただし、[[トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood]]が、'''ヴォジャ'''/''Voja''という名前の伝説の狼[[トークン]][[戦場]]に出す[[能力]]を持っている。
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[[多色]]を含めれば全[[]]に存在するが、主に[[]]に次いで[[]]に存在する。[[]][[単色]][[]]単色、[[アーティファクト・クリーチャー]]にも少数存在する。大半が2/2前後。全体として攻撃的な性能を持つものが多いが、それ以外の共通点はあまりない。
  
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[[ロード (俗称)|ロード]]的存在として、[[アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck|吠え群れの頭目/Howlpack Alpha]]([[アヴァブルックの町長/Mayor of Avabruck]]から[[変身]]する)、[[常なる狼/Immerwolf]]、[[群れの声、アーリン/Arlinn, Voice of the Pack]]、[[夜群れの伏兵/Nightpack Ambusher]]、[[ウルヴェンワルドの王/Lord of the Ulvenwald]]がいる。また、全ての狼に[[接死]]を与える[[レンの地の群れ使い/Wren's Run Packmaster]]がいるが、それ自身は狼ではない。
  
[[ローウィン・ブロック]][[シャドウムーア・ブロック]]では、[[レンの地の群れ使い/Wren's Run Packmaster]]をはじめ、緑の2/2の狼トークンを出すカードが複数登場した。さらにその後の[[基本セット2010]]や[[ゼンディカー・ブロック]]でも緑の2/2の狼トークンを出すカードが多数登場した。
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狼・[[トークン]][[生成]]するカードは多数存在し、そのほとんどが緑の2/2の[[バニラ]]であるが、[[]]や[[サイズ]]や[[能力]]が異なるものも少数存在する(→[[トークン一覧]])。[[ローウィン・シャドウムーア・ブロック]]以降数を増やし始め、緑の2/2トークンの定番の座を[[熊]]から奪い取った。
  
*[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]等が持っていたクリーチャー・タイプの[[ライオン]]は[[]]に統一されてしまったが、狼は上記の通り[[猟犬]]に統合されず新種が増え続けている。イヌとネコの扱いの違いが興味深い。
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[[伝説の]][[カード]]は[[ブルームバロウ統率者デッキ]]現在5枚存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Wolf 「伝説の(Legendary)・狼(Wolf)」でWHISPER検索])が、[[トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood]]が生成する'''ヴォジャ'''/''Voja''、[[狼の友、トルシミール/Tolsimir, Friend to Wolves]]が生成する'''エルフの友、ヴォジャ'''/''Voja, Friend to Elves''、[[真夜中の光、トルシミール/Tolsimir, Midnight's Light]]が生成する'''ヴォジャ・フェンストーカー'''/''Voja Fenstalker''らのトークンも存在する。
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==ストーリー==
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[[Wikipedia:ja:オオカミ|狼(オオカミ)]]は、実在するイヌ科の野生動物。日本名の語源は「大神」であるとされ、自然の脅威を代表する生物。日本には、本州以南にニホンオオカミ、北海道以北にエゾオオカミが生息していたが、どちらも現在は絶滅してしまった。現実の生物学上でも、[[マジック:ザ・ギャザリング]]の世界でも、イヌとの境界線はあいまいではあるが、クリーチャー・タイプ上では[[犬]]と区別されている。
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===次元ごとの特徴===
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;ラヴニカ
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:[[ラヴニカ/Ravnica]]では、[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]が訓練し、戦力として活用している個体が目立つ。単独で行動させている例([[番狼/Watchwolf]])もあれば、相棒を背中に乗せて行動している例([[共有の絆/Common Bond]])もある。
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:しかし[[グルール一族/The Gruul Clans]]に言わせれば、彼らはもはや狼ではなく、飼い慣らされた犬であるという。
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;イニストラード
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:[[イニストラード/Innistrad]]には、人間を襲う危険な狼たちが多数生息している。それらの中には、昼間は人間の姿で街に溶け込み、夜になると本性を現して牙を剥く[[狼男/Werewolf]]たちも含まれている。狼男と狼とは近しい関係にあるらしく、狼を支援する狼男や、その逆も散見される。
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:[[アヴァシンの帰還]]では、「[[狼男/Werewolf#ウルフィー/Wolfir|ウルフィー/Wolfir]]」と呼ばれる二足歩行する狼が登場した。これは、狼男であった者たちが、[[アヴァシン/Avacyn]]の[[アヴァシン/Avacyn#アヴァシンの帰還|呪い黙らせ/Cursemute]]によって生まれ変わった姿である。彼らは人間の守護者となることを誓い、呪われた二面性を捨てて、獣の姿をとり続ける代わりに人間の心を取り戻した。しかし人間たちの中には[[オドリック/Odric]]など、狼男たちへの憎しみを捨て切れない者も少なくない。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Wolf|狼(Wolf)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Wolf|狼(Wolf)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Wolf}|狼(Wolf)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|おおかみ]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|おおかみ]]
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__NOTOC__

2024年8月1日 (木) 13:48時点における最新版

/Wolfは、クリーチャー・タイプの1つ。イヌ科のオオカミ、あるいはそれに似たクリーチャーがこのタイプに分類される。


Wyluli Wolf / ワイルーリーの狼 (1)(緑)
クリーチャー — 狼(Wolf)

(T):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。

1/1


Wolfir Silverheart / ウルフィーの銀心 (3)(緑)(緑)
クリーチャー — 狼(Wolf) 戦士(Warrior)

結魂(このクリーチャーか他のまだ組になっていないクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはそれらを組にしてもよい。それらのクリーチャーは、あなたがその両方をコントロールし続けているかぎり組である。)
ウルフィーの銀心が他のクリーチャーと組になっているかぎり、それらのクリーチャーは+4/+4の修整を受ける。

4/4


Sarulf, Realm Eater / 領界喰らい、サルーフ (1)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — 狼(Wolf)

対戦相手がコントロールしているパーマネント1つが戦場から墓地に置かれるたび、領界喰らい、サルーフの上に+1/+1カウンター1個を置く。
あなたのアップキープの開始時に、領界喰らい、サルーフの上に+1/+1カウンタ1個以上が置かれている場合、あなたはそれらすべてを取り除いてもよい。そうしたなら、マナ総量がこれにより取り除かれたカウンターの個数以下であり土地でない他のすべてのパーマネントを追放する。

3/3

初出はリミテッド・エディション森林狼/Timber Wolves。歴史は旧いが数が多いタイプではない。イニストラード・ブロックでは狼男と共に普通の狼が数を増やした。

多色を含めれば全に存在するが、主にに次いでに存在する。単色単色、アーティファクト・クリーチャーにも少数存在する。大半が2/2前後。全体として攻撃的な性能を持つものが多いが、それ以外の共通点はあまりない。

ロード的存在として、吠え群れの頭目/Howlpack Alphaアヴァブルックの町長/Mayor of Avabruckから変身する)、常なる狼/Immerwolf群れの声、アーリン/Arlinn, Voice of the Pack夜群れの伏兵/Nightpack Ambusherウルヴェンワルドの王/Lord of the Ulvenwaldがいる。また、全ての狼に接死を与えるレンの地の群れ使い/Wren's Run Packmasterがいるが、それ自身は狼ではない。

狼・トークン生成するカードは多数存在し、そのほとんどが緑の2/2のバニラであるが、サイズ能力が異なるものも少数存在する(→トークン一覧)。ローウィン・シャドウムーア・ブロック以降数を増やし始め、緑の2/2トークンの定番の座をから奪い取った。

伝説のカードブルームバロウ統率者デッキ現在5枚存在する(「伝説の(Legendary)・狼(Wolf)」でWHISPER検索)が、トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfbloodが生成するヴォジャ/Voja狼の友、トルシミール/Tolsimir, Friend to Wolvesが生成するエルフの友、ヴォジャ/Voja, Friend to Elves真夜中の光、トルシミール/Tolsimir, Midnight's Lightが生成するヴォジャ・フェンストーカー/Voja Fenstalkerらのトークンも存在する。

[編集] ストーリー

狼(オオカミ)は、実在するイヌ科の野生動物。日本名の語源は「大神」であるとされ、自然の脅威を代表する生物。日本には、本州以南にニホンオオカミ、北海道以北にエゾオオカミが生息していたが、どちらも現在は絶滅してしまった。現実の生物学上でも、マジック:ザ・ギャザリングの世界でも、イヌとの境界線はあいまいではあるが、クリーチャー・タイプ上ではと区別されている。

[編集] 次元ごとの特徴

ラヴニカ
ラヴニカ/Ravnicaでは、セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveが訓練し、戦力として活用している個体が目立つ。単独で行動させている例(番狼/Watchwolf)もあれば、相棒を背中に乗せて行動している例(共有の絆/Common Bond)もある。
しかしグルール一族/The Gruul Clansに言わせれば、彼らはもはや狼ではなく、飼い慣らされた犬であるという。
イニストラード
イニストラード/Innistradには、人間を襲う危険な狼たちが多数生息している。それらの中には、昼間は人間の姿で街に溶け込み、夜になると本性を現して牙を剥く狼男/Werewolfたちも含まれている。狼男と狼とは近しい関係にあるらしく、狼を支援する狼男や、その逆も散見される。
アヴァシンの帰還では、「ウルフィー/Wolfir」と呼ばれる二足歩行する狼が登場した。これは、狼男であった者たちが、アヴァシン/Avacyn呪い黙らせ/Cursemuteによって生まれ変わった姿である。彼らは人間の守護者となることを誓い、呪われた二面性を捨てて、獣の姿をとり続ける代わりに人間の心を取り戻した。しかし人間たちの中にはオドリック/Odricなど、狼男たちへの憎しみを捨て切れない者も少なくない。

[編集] 参考

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