スラル

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'''スラル'''/''Thrull''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。その多くが[[]]か黒を含む[[多色]]である。また[[ラヴニカへの回帰]]現在、[[青]]と[[緑]]のスラルは存在しない。
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'''スラル'''/''Thrull''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。[[マジック:ザ・ギャザリング]]オリジナルの[[クリーチャー]]である。
  
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{{#card:Mindstab Thrull}}
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初出は[[フォールン・エンパイア]]で、[[漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand]]が信奉する[[トーラック/Tourach]]への供物のため飼育していたもの。それもあって、[[起動コスト]]に自身の[[生け贄に捧げる|生け贄]]を含む[[能力]]を有するものが多い。
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初出は[[フォールン・エンパイア]][[テンペスト・ブロック]][[ウルザズ・サーガ]]でも少数登場した。[[ラヴニカ/Ravnica]]を舞台として扱った[[カード・セット]]でも[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate|オルゾフ]][[ラクドス教団/The Cult of Rakdos|ラクドス]]の[[クリーチャー]]として登場している。[[時のらせん]]では新規カードは登場しなかったが、造物主の[[練達の育種師、エンドレク・サール/Endrek Sahr, Master Breeder]]がカード化された。
  
[[ラヴニカ・ブロック]]でも[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate|オルゾフ]]や[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos|ラクドス]][[クリーチャー]]として登場している。オルゾフでは、歴代の幹部が肉体を離脱して[[オルゾヴァの幽霊議員/Ghost Council of Orzhova]]団の一員に加わる際に発生する残骸をかき集め、奉仕種族として再生させたもの。一方、ラクドス配下のスラルは[[ラクドスの痰吐き/Rakdos Ickspitter|粗悪品]]であるらしく、数日を待たずして溶解してしまうようだ。
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多くが[[]][[単色]]。[[白]][[単色]]や[[白黒]][[黒赤]]にも存在する。[[ドミナリア/Dominaria]]産のものは[[トーラック/Tourach]]への[[生け贄]]用に造られたとあって、[[起動コスト]]に自身の[[生け贄に捧げる|生け贄]]を含む[[能力]]を有するなど、使い捨てられるものが多い。
  
[[ロード (俗称)|ロード]]として[[Thrull Champion]]が存在する。
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[[タイプ的カード]]は[[ロード (俗称)|ロード]]として[[Thrull Champion]]が存在する。それ以外にも[[Ebon Praetor]]や[[Tourach's Gate]]、[[Soul Exchange]]など、やはり生け贄に捧げられる役割である。
  
*スラル・[[クリーチャー]][[トークン]]を出す[[カード]]として[[増殖槽/Breeding Pit]]、[[練達の育種師、エンドレク・サール/Endrek Sahr, Master Breeder]][[サーペイディア諸帝国史、第七巻/Sarpadian Empires, Vol. VII]]が、スラルを参照するカードとして[[Ebon Praetor]]や[[Tourach's Gate]]、[[Soul Exchange]]がそれぞれ存在する。
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スラル・[[トークン]][[生成]]する[[カード]]は複数存在し、いずれも黒の0/1あるいは1/1を生成する(→[[トークン一覧]])。
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*スラルに変化するカードには[[オルゾフの魔鍵/Orzhov Keyrune]]がある。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
'''スラル'''/''Thrull''は、[[漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand]]の一員であり、練達の育種師の肩書きを持つ[[エンドレク・サール/Endrek Sahr]]という男が錬金術の原理からスラルの培養技術を創始したのがスラルの興りである。
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;[[ドミナリア/Dominaria]]
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:[[漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand]]の一員であり、練達の育種師の肩書きを持つ[[エンドレク・サール/Endrek Sahr]]という男が錬金術の原理から'''スラル'''/''Thrull''の培養技術を創始したのがスラルの興りである。
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:その大量生産を助けたのが[[増殖槽/Breeding Pit]]だが、スラルが指数関数的に増殖したため、それを管理する者が必要になった。それが知性を与えられた[[Thrull Wizard|スラルの魔術師]]であるが、その存在は[[スラル反乱/Thrull Rebellion]]を招く引き金となってしまった。
  
その大量生産を助けたのが[[増殖槽/Breeding Pit]]だが、スラルが指数関数的に増殖したため、それを管理する者が必要になった。それが知性を与えられた[[Thrull Wizard|スラルの魔術師]]であるが、その存在は[[スラル反乱/Thrull Rebellion]]を招く引き金となってしまった。
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:スラルの魔術師や[[Thrull Champion|勇者]]に率いられたスラルはこれまでの主たちを襲い、一方の教団もそれを返り討ちにせんと奮闘したものの、スラルの破壊活動防止を主導した[[ジェラナー・ルーア/Jherana Rure]][[ネクライト/Necrite]]に暗殺され、漆黒の手教団は崩壊の一途を辿った。
  
スラルの魔術師や[[Thrull Champion|勇者]]に率いられたスラルはこれまでの主たちを襲い、一方の教団もそれを返り討ちにせんと奮闘したものの、スラルの破壊活動防止を主導した[[ジェラナー・ルーア/Jherana Rure]][[ネクライト/Necrite]]に暗殺され、漆黒の手教団は崩壊の一途を辿った。
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;[[ラヴニカ/Ravnica]]
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:ラヴニカのスラルは、オルゾフにおいては歴代の幹部が肉体を離脱して[[オルゾヴァの幽霊議員/Ghost Council of Orzhova]]団の一員に加わる際に発生する残骸をかき集め、奉仕種族として再生させたもの。灰色の肌に金色の仮面が特徴的であり、その仮面は価値を失った貨幣から鋳造されている。一方、ラクドス配下のスラルは[[ラクドスの痰吐き/Rakdos Ickspitter|粗悪品]]であるらしく、数日を待たずして溶解してしまうようだ。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1011 The Return of Thrulls](2006年2月9日 Magic Arcana)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/return-thrulls-2006-02-09 The Return of Thrulls](Arcana [[2006年]]2月9日 [[WotC]]著)
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Thrull|スラル(Thrull)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Thrull|スラル(Thrull)}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Thrull}|スラル(Thrull)}}
 
*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Thrull}|スラル(Thrull)}}
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[[Category:クリーチャー・タイプ|すらる]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|すらる]]
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[[Category:複数の次元に存在する種族|すらる]]

2024年6月27日 (木) 06:57時点における最新版

スラル/Thrullは、クリーチャー・タイプの1つ。マジック:ザ・ギャザリングオリジナルのクリーチャーである。


Mindstab Thrull / 精神攪乱スラル (1)(黒)(黒)
クリーチャー — スラル(Thrull)

精神攪乱スラルが攻撃してブロックされないたび、あなたはそれを生け贄に捧げてもよい。そうした場合、防御プレイヤーはカードを3枚捨てる。

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Thrull Champion (4)(黒)
クリーチャー — スラル(Thrull)

スラル(Thrull)・クリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
(T):スラル1つを対象とする。あなたがThrull Championをコントロールし続けているかぎり、そのコントロールを得る。

2/2


Absolver Thrull / 赦免のスラル (3)(白)
クリーチャー — スラル(Thrull) クレリック(Cleric)

憑依(このクリーチャーが死亡したとき、クリーチャー1体を対象とする。このカードをそれに憑依している状態で追放する。)
赦免のスラルが戦場に出るかそれが憑依しているクリーチャーが死亡したとき、エンチャント1つを対象とし、それを破壊する。

2/3

初出はフォールン・エンパイアテンペスト・ブロックウルザズ・サーガでも少数登場した。ラヴニカ/Ravnicaを舞台として扱ったカード・セットでもオルゾフラクドスクリーチャーとして登場している。時のらせんでは新規カードは登場しなかったが、造物主の練達の育種師、エンドレク・サール/Endrek Sahr, Master Breederがカード化された。

多くが単色単色白黒黒赤にも存在する。ドミナリア/Dominaria産のものはトーラック/Tourachへの生け贄用に造られたとあって、起動コストに自身の生け贄を含む能力を有するなど、使い捨てられるものが多い。

タイプ的カードロードとしてThrull Championが存在する。それ以外にもEbon PraetorTourach's GateSoul Exchangeなど、やはり生け贄に捧げられる役割である。

スラル・トークン生成するカードは複数存在し、いずれも黒の0/1あるいは1/1を生成する(→トークン一覧)。

[編集] ストーリー

ドミナリア/Dominaria
漆黒の手教団/Order of the Ebon Handの一員であり、練達の育種師の肩書きを持つエンドレク・サール/Endrek Sahrという男が錬金術の原理からスラル/Thrullの培養技術を創始したのがスラルの興りである。
その大量生産を助けたのが増殖槽/Breeding Pitだが、スラルが指数関数的に増殖したため、それを管理する者が必要になった。それが知性を与えられたスラルの魔術師であるが、その存在はスラル反乱/Thrull Rebellionを招く引き金となってしまった。
スラルの魔術師や勇者に率いられたスラルはこれまでの主たちを襲い、一方の教団もそれを返り討ちにせんと奮闘したものの、スラルの破壊活動防止を主導したジェラナー・ルーア/Jherana Rureネクライト/Necriteに暗殺され、漆黒の手教団は崩壊の一途を辿った。
ラヴニカ/Ravnica
ラヴニカのスラルは、オルゾフにおいては歴代の幹部が肉体を離脱してオルゾヴァの幽霊議員/Ghost Council of Orzhova団の一員に加わる際に発生する残骸をかき集め、奉仕種族として再生させたもの。灰色の肌に金色の仮面が特徴的であり、その仮面は価値を失った貨幣から鋳造されている。一方、ラクドス配下のスラルは粗悪品であるらしく、数日を待たずして溶解してしまうようだ。

[編集] 参考

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