遊戯王OCG

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'''遊戯王OCG'''は、KONAMIによって製作・販売されている[[トレーディングカードゲーム]]である。
 
'''遊戯王OCG'''は、KONAMIによって製作・販売されている[[トレーディングカードゲーム]]である。
  
詳細は[[wikipedia:ja:遊☆戯☆王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム|wikipedia:ja:遊戯王OCG]]を参照のこと。
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詳細は[[wikipedia:ja:遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム|wikipedia:ja:遊戯王OCG]]を参照のこと。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
週刊少年ジャンプに連載された漫画「遊☆戯☆王」に登場した、[[マジック:ザ・ギャザリング]]をモチーフとしたカードゲーム、「マジック&ウィザーズ」を再現したカードゲームである。
 
週刊少年ジャンプに連載された漫画「遊☆戯☆王」に登場した、[[マジック:ザ・ギャザリング]]をモチーフとしたカードゲーム、「マジック&ウィザーズ」を再現したカードゲームである。
  
1999年2月に「遊☆戯☆王OCG [[デュエル]]モンスターズ」として発売されて以来、2008年3月に「遊☆戯☆王5D's OCG」、2011年3月に「遊☆戯☆王ZEXAL OCG」、2014年3月に「遊☆戯☆王ARC-V OCG」とタイトルを変更し、現在に至るまで世界各国で販売されている。原作漫画の連載終了後も高い人気を誇り、10年を超えるロングセラーとなっている。2009年7月には、ギネス・ワールド・レコード社より、「世界で最も販売枚数の多い[[トレーディングカードゲーム]]」として[[ギネス世界記録]]に認定された。2009年4月時点の累計販売枚数は225億枚を突破している。
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1999年2月に「遊☆戯☆王OCG [[デュエル]]モンスターズ」として発売されて以来、2008年3月に「遊☆戯☆王5D's OCG」、2011年3月に「遊☆戯☆王ZEXAL OCG」、2014年3月に「遊☆戯☆王ARC-V OCG」2017年3月から再び「遊☆戯☆王OCG [[デュエル]]モンスターズ」とタイトルを変更し、現在に至るまで世界各国で販売されている(変更されているのは商品名だけであり、カード自体は互換性がある)。
  
マジックのように[[プロツアー]]などは存在しないが、公認大会は各地で行われており、毎年世界選手権も開催されている。
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原作漫画の連載終了後も高い人気を誇り、2019年には20周年を迎えるロングセラーとなっている。
また、マジックと同じく、[[コレクター]]として楽しむ人もいる。
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2009年7月には、ギネス・ワールド・レコード社より、「世界で最も販売枚数の多い[[トレーディングカードゲーム]]」として[[ギネス世界記録]]に認定された。2009年4月時点の累計販売枚数は225億枚を突破している。
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マジックのように[[プロツアー]]は存在しないが、公認非公認問わず大会は各地で行われており、毎年世界選手権も開催されている。
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また、マジックと同じく、[[コレクター]]として楽しむ人も多い。
  
 
== 特徴 ==
 
== 特徴 ==
 
[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]との最大の相違点は、[[カード]]を使うのに[[マナ・コスト]]が無いことである。そのため基本的なルールはTCG初心者でも理解しやすい。
 
[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]との最大の相違点は、[[カード]]を使うのに[[マナ・コスト]]が無いことである。そのため基本的なルールはTCG初心者でも理解しやすい。
一方で、カードのパワーバランスを取るのが難しく、[[環境]]が高速になりやすい。
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一方で、カードのパワーバランスを取るのが難しく、その性質上[[環境]]が他に類を見ない程高速。また、かつてはルール整備が未発達で内容の把握が難しく、効果の複雑さも相まって難解なカードゲームという印象を持たれることが多かった。現在はテキストこそ長めなものの、[https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/?request_locale=ja&request_device=sp 公式データベース]が発展したことによりカード効果を理解しやすくなっている。
  
マジックの[[クリーチャー]]に当たる「モンスター」に[[召喚酔い]]がなくゲームの主戦力であるため、[[ビートダウン]]の傾向が強いのも特徴である。
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<!-- マジックの[[クリーチャー]]に当たる「モンスター」に[[召喚酔い]]がなくゲームの主戦力であるため、[[ビートダウン]]の傾向が強いのも特徴である。-->
*とはいえ[[フルバーン]]や[[パーミッション]]も組めないことはなく、他の国産TCGに比べると「殴り合い」の比重は低めである。
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<!--*とはいえ[[フルバーン]]や[[パーミッション]]も組めないことはなく、他の国産TCGに比べると「殴り合い」の比重は低めである。-->
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マジックの[[クリーチャー]]に当たる「モンスター」に召喚酔いがない、一定の条件を満たした場合「EXデッキ」と呼ばれる通常のデッキとは別枠のデッキから大型モンスターが場に出るなど、その特異なルールによってMTGの[[アーキタイプ]]による分類は難しい。強いて言うなれば大半のデッキは[[サーチ]]やデッキから直接場に出す事を多用し大型モンスターに繋げる[[コンボデッキ]]の側面が強い。
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様々デッキがメタゲーム上に登場しているが、[[レガシー]]並みのゲーム展開が[[トップメタ]]・[[メタ外]]問わず発生する。「手札誘発」と呼ばれる[[ピッチスペル]]相当のカードがあり、[[マストカウンター]]の知識も問われる。
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国産TCGでは珍しくサイドデッキ([[サイドボード]])も存在する。
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一方で[[ローテーション]]の概念はなく、[[禁止カード]]・[[制限カード]]を設定することでゲームバランスを取っているため、禁止・制限リストの量は時代が下るごとに増加している。
  
 
初期の頃を中心にマジックのカードをモチーフとしてデザインされたカードも多い。
 
初期の頃を中心にマジックのカードをモチーフとしてデザインされたカードも多い。
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また、マジックを参考にしたと思われる用語やルールもある。
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*マジック固有の用語を一般名詞と勘違いして[[モリンフェン/Morinfen]]という名前のカードを登場させてしまった事がある。絶妙な弱さのバニラだったため[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]のようなカルト人気がある。
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<!-- ゲーム環境を中心とした記述にしました。もしも他の説明の方が良いのであれば、加筆等をしてもらっても構いません。-->
  
 
== 参考 ==
 
== 参考 ==
 
*[[トレーディングカードゲーム]]
 
*[[トレーディングカードゲーム]]

2024年6月22日 (土) 04:19時点における最新版

遊戯王OCGは、KONAMIによって製作・販売されているトレーディングカードゲームである。

詳細はwikipedia:ja:遊戯王OCGを参照のこと。

[編集] 概要

週刊少年ジャンプに連載された漫画「遊☆戯☆王」に登場した、マジック:ザ・ギャザリングをモチーフとしたカードゲーム、「マジック&ウィザーズ」を再現したカードゲームである。

1999年2月に「遊☆戯☆王OCG デュエルモンスターズ」として発売されて以来、2008年3月に「遊☆戯☆王5D's OCG」、2011年3月に「遊☆戯☆王ZEXAL OCG」、2014年3月に「遊☆戯☆王ARC-V OCG」2017年3月から再び「遊☆戯☆王OCG デュエルモンスターズ」とタイトルを変更し、現在に至るまで世界各国で販売されている(変更されているのは商品名だけであり、カード自体は互換性がある)。

原作漫画の連載終了後も高い人気を誇り、2019年には20周年を迎えるロングセラーとなっている。 2009年7月には、ギネス・ワールド・レコード社より、「世界で最も販売枚数の多いトレーディングカードゲーム」としてギネス世界記録に認定された。2009年4月時点の累計販売枚数は225億枚を突破している。

マジックのようにプロツアーは存在しないが、公認非公認問わず大会は各地で行われており、毎年世界選手権も開催されている。 また、マジックと同じく、コレクターとして楽しむ人も多い。

[編集] 特徴

マジックとの最大の相違点は、カードを使うのにマナ・コストが無いことである。そのため基本的なルールはTCG初心者でも理解しやすい。 一方で、カードのパワーバランスを取るのが難しく、その性質上環境が他に類を見ない程高速。また、かつてはルール整備が未発達で内容の把握が難しく、効果の複雑さも相まって難解なカードゲームという印象を持たれることが多かった。現在はテキストこそ長めなものの、公式データベースが発展したことによりカード効果を理解しやすくなっている。

マジックのクリーチャーに当たる「モンスター」に召喚酔いがない、一定の条件を満たした場合「EXデッキ」と呼ばれる通常のデッキとは別枠のデッキから大型モンスターが場に出るなど、その特異なルールによってMTGのアーキタイプによる分類は難しい。強いて言うなれば大半のデッキはサーチやデッキから直接場に出す事を多用し大型モンスターに繋げるコンボデッキの側面が強い。

様々デッキがメタゲーム上に登場しているが、レガシー並みのゲーム展開がトップメタメタ外問わず発生する。「手札誘発」と呼ばれるピッチスペル相当のカードがあり、マストカウンターの知識も問われる。

国産TCGでは珍しくサイドデッキ(サイドボード)も存在する。

一方でローテーションの概念はなく、禁止カード制限カードを設定することでゲームバランスを取っているため、禁止・制限リストの量は時代が下るごとに増加している。

初期の頃を中心にマジックのカードをモチーフとしてデザインされたカードも多い。 また、マジックを参考にしたと思われる用語やルールもある。

[編集] 参考

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