釣り合い/Equilibrium
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
(3人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Equilibrium}} | {{#card:Equilibrium}} | ||
+ | [[Category:テキストが正常でないカード]] | ||
+ | ''WHISPERのテキストには誤りがあります。正しい[[ルール・テキスト]]は「あなたがクリーチャー呪文を唱えるたび、クリーチャー1体を対象とする。あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、それをオーナーの手札に戻す。」です。'' | ||
− | [[クリーチャー]]を[[バウンス]] | + | [[クリーチャー]][[呪文]]を[[唱える|唱えた]]際に1[[マナ]]余分に[[支払う]]ことで[[バウンス]][[効果]]が得られる[[エンチャント]]。 |
− | + | [[青]]はあまりクリーチャーを多用する[[色]]ではないので少々使いにくいが、[[187クリーチャー]]や[[マナ・コスト]]が[[軽い]]クリーチャーと併用することで[[カード・アドバンテージ]]や[[テンポ・アドバンテージ]]を得ることができる。 | |
− | + | *[[金切り声のドレイク/Shrieking Drake]]や[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]、[[大クラゲ/Man-o'-War]]のように自分で[[手札]]に[[戻す|戻る]]クリーチャーとも相性が良い。 | |
− | *[[金切り声のドレイク/Shrieking Drake]]や[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]、[[大クラゲ/Man-o'-War]] | + | *[[エクソダス]]版の{{Gatherer|id=6075|イラスト}}をよく見ると、秤にかけられているのは[[ビーブル]]である。実はこのカードこそ、最初にビーブルがかかれたカードであり、ビーブルの発想のもとになった。(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/cotd/0402 Card of the Day 04/12/2002]([http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200204.shtml 邦訳])参照) |
− | + | ||
− | *[[エクソダス]]版の{{ | + | ==ルール== |
+ | *この[[能力]]が[[誘発]]したなら、マナを支払うか否かにかかわらず必ず[[クリーチャー]]を[[対象]]を取り、[[解決]]時に「なにもしない」か「マナを支払って[[手札]]に[[戻す]]」かを選ぶ。「そうしたなら、/If you do,」という[[ルール・テキスト]]であるため、[[再帰誘発型能力]]ではない。 | ||
+ | *この能力が誘発するのは唱えた時なので、この能力を誘発させたクリーチャー自身を手札に戻すことはできない(誘発する時点ではまだ「クリーチャー呪文」の状態である)。187クリーチャー1体だけでそれを使い回すことができないので注意。 | ||
+ | *ルールの変更によって若干強力になった。当初は「呪文を[[かけるのに成功したとき|かけるのに成功するたび]]」だったのが[[第6版]]ルールの変更で「呪文を[[プレイ]]する(唱える)たび」へと変更されたため、[[打ち消す|打ち消され]]るかどうかにかかわらず[[能力]]が[[誘発]]するようになったのである。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | |||
*[[カード個別評価:エクソダス]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:エクソダス]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:第7版]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:第7版]] - [[レア]] |
2024年6月19日 (水) 12:41時点における最新版
Equilibrium / 釣り合い (1)(青)(青)
エンチャント
エンチャント
あなたがクリーチャー呪文を唱えるたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうした場合、クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
WHISPERのテキストには誤りがあります。正しいルール・テキストは「あなたがクリーチャー呪文を唱えるたび、クリーチャー1体を対象とする。あなたは(1)を支払ってもよい。そうしたなら、それをオーナーの手札に戻す。」です。
クリーチャー呪文を唱えた際に1マナ余分に支払うことでバウンス効果が得られるエンチャント。
青はあまりクリーチャーを多用する色ではないので少々使いにくいが、187クリーチャーやマナ・コストが軽いクリーチャーと併用することでカード・アドバンテージやテンポ・アドバンテージを得ることができる。
- 金切り声のドレイク/Shrieking Drakeや洞窟のハーピー/Cavern Harpy、大クラゲ/Man-o'-Warのように自分で手札に戻るクリーチャーとも相性が良い。
- エクソダス版のイラストをよく見ると、秤にかけられているのはビーブルである。実はこのカードこそ、最初にビーブルがかかれたカードであり、ビーブルの発想のもとになった。(→Card of the Day 04/12/2002(邦訳)参照)
[編集] ルール
- この能力が誘発したなら、マナを支払うか否かにかかわらず必ずクリーチャーを対象を取り、解決時に「なにもしない」か「マナを支払って手札に戻す」かを選ぶ。「そうしたなら、/If you do,」というルール・テキストであるため、再帰誘発型能力ではない。
- この能力が誘発するのは唱えた時なので、この能力を誘発させたクリーチャー自身を手札に戻すことはできない(誘発する時点ではまだ「クリーチャー呪文」の状態である)。187クリーチャー1体だけでそれを使い回すことができないので注意。
- ルールの変更によって若干強力になった。当初は「呪文をかけるのに成功するたび」だったのが第6版ルールの変更で「呪文をプレイする(唱える)たび」へと変更されたため、打ち消されるかどうかにかかわらず能力が誘発するようになったのである。
[編集] 参考
- カード個別評価:エクソダス - レア
- カード個別評価:第7版 - レア