ティーガン・ジョヴァンカ/Tegan Jovanka
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− | + | [[対象]]に条件があり、[[攻撃クリーチャー]]にしか付与できない以上は[[除去]]に[[対応]]して保護することも不可能。できるだけ強力な攻撃[[誘発型能力]]を持つクリーチャーと組み合わせ、何度も繰り返し[[能力]]を[[誘発]]させる使い方が基本となるだろう。繰り返し他のクリーチャーにも破壊不能を付与できるクリーチャーは割と数が少なく、その中でも[[軽い]]部類に入る。 | |
+ | 似たような役割を果たせる[[ナヒリの策謀/Nahiri's Machinations]]と比較すると対象の制限がある代わりに[[カード・タイプ]]が異なる他、[[統率者]]に指定可能(片割れが[[ドクター]]なら、2体の統率者を採用可能)な点、[[固有色]]が白のみなので、統率者に指定しない場合も統率者の自由度が高い点で差別化が可能。 | ||
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+ | *カードデザインとしては同行した4代目ドクターと5代目ドクターは攻撃時誘発型能力を持っておらず、攻撃することにも長けていないが、これは親友で後のパートナー[[トラケンのニッサ/Nyssa of Traken]]との相性が考慮されており、ニッサと共に攻撃をすると、ニッサはブロッカーを寝かせつつティーガンがニッサに破壊不能を付与するという、互いが死なないよう補い合うデザインがなされている。 | ||
+ | **共闘候補のドクターとしては攻撃時誘発型能力を持つ[[3代目ドクター/The Third Doctor]]、[[ウォードクター/The War Doctor]]、[[11代目ドクター/The Eleventh Doctor]]、[[The Fourteenth Doctor]]、[[逃亡ドクター/The Fugitive Doctor]]が挙げられる。また、アンタップすることに意義がある[[9代目ドクター/The Ninth Doctor]]も候補になる。 | ||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | '''ティーガン・ジョバンカ/Tegan Jovanka'''は1981年のオーストラリア・エア航空会社に勤務するスチュワーデス(現在でいうところのフライトアテンダント)。 | ||
+ | 小説によれば出生が1960年であるため、初登場の"Logopolis"では21歳。オーストラリア先住民の言葉を流暢に話し、重火器の扱いの心得がある。 | ||
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+ | 新しい勤務先であるヒースロー空港に向かう途中、叔母の車のタイヤがパンクし、助けを求めるために入った交番がターディスで、[[数学の天才、アドリック/Adric, Mathematical Genius|アドリック]]と[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]]に[https://www.youtube.com/watch?v=TotMWCvE37A 鉢合わせする]。 | ||
+ | その後交番の外で叔母がマスターによって縮小されて殺害された状態で見つかり、マスターの企みに巻き込まれる。このエピソードの最後にドクターはマスターとの戦いでアンテナから落下し死亡、[[トラケンのニッサ/Nyssa of Traken|ニッサ]]、アドリックとと共に[[5代目ドクター/The Fifth Doctor]]への再生を見届ける。 | ||
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+ | ティーガンは年長者としてドクターを手当てするため、なんとか[[ターディス/TARDIS]]まで連れていく。再生サイクルに入ったドクターは昏倒して動けず、この機に付け込んだマスターの策略により人造世界カストロヴァルアヴァにターディスは飛ばされてしまう。これ以降、ドクターが再覚醒したのちも「ヒースロー空港に戻りたいが戻れない」状態が続く。前半のティーガンは史上初の「ターディスを降りたくて仕方がないコンパニオン」である。しかしターディス自体もあまりドクターの言うことを聞かない他、マスターの介入や全宇宙の危機などの様々な事件のせいでなかなか空港に戻ることが出来なかった。ドクターに空港に戻ることを忘れられないよう、最初はスチュワーデスの制服を着たまま旅をしていたほどである。 | ||
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+ | この旅の中でコンパニオンたちとの交流を通して心変わりをしていく。ニッサとは親友となったほか、若く生意気な面があるアドリックに対して最初はきつく当たる場面もあったが、徐々に打ち解けていく。 | ||
+ | しかし"Earthshock"での[[サイバーマン]]との戦いでアドリックが犠牲となり、今すぐターディスで戻りアドリックを救うべきだと主張するがドクターに退けられ、一時ドクターとの関係に溝が生まれる。次のエピソードでターディスがついにヒースロー空港に到着したため、そのエピソードの最後にドクターたちはティーガンを置き去りにしていく。残されたティーガンは1年間スチュワーデスとして勤務したが、過激なクレームを立てた乗客を殴り飛ばしてしまい、解雇される。時を同じくしてタイムロードの始祖で反逆者であるオメガの陰謀に巻き込まれ従兄が行方不明になり、オメガによって人質にされる。ここでドクターと再会、事件を解決した後再び旅に同行する。 | ||
+ | その後は活発かつ胆力の強さから周囲を鼓舞する姿を「ブレイブ・ハート、ティーガン」とドクターから呼ばれる。惑星テヴァ・ロカ/Teva Lokaでは[[マーラによる誘惑/Ensnared by the Mara|マーラ]]に寄生される憂き目に遭うなど困難に直面するが、仲間との絆で乗り越えていく。後半ではニッサと別れ、[[ヴィスラー・ターロー/Vislor Turlough]]とアンドロイド型のコンパニオン、カメリオンが加わる。しかし"Resurrection of the Daleks"で起きた[[ダーレク]]の虐殺にショックを受け、これ以上旅を続けることにストレスを感じてターディスを降りた。 | ||
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+ | その後の足跡は新シリーズでも断片的に語られており、DVDコレクションの特典映像では航空会社の社長になっていたことが判明する。 | ||
+ | 親友だったニッサとは情熱的な感情を互いに持っており、[[サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith]]役のエリザベス・スレイデンの命日に公開された特別編のストーリー、"Farwell Sarah Jane"ではサラの葬儀に二人で現れ、オーストラリアで共に生活していたことが語られた。(ニッサが地球に戻っていたことはここで初めて明かされた) | ||
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+ | 新シリーズではBBC100周年記念番組で、[[13代目ドクター/The Thirteenth Doctor]]の最後の物語、"The Power of Doctor"に7代目ドクターのコンパニオン、[[恐れなき反逆者、エース/Ace, Fearless Rebel|エース]]と共に再登場しドクターと再会する。作中でサイバーマンに囲まれた際にドクターに「こんなとき、何を思い出す?」と問いかけ、ドクターは「アドリック」と答えた。 | ||
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+ | ;同行したドクター | ||
+ | :[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]] | ||
+ | :[[5代目ドクター/The Fifth Doctor]] | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ドクター・フー統率者デッキ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ドクター・フー統率者デッキ]] - [[レア]] | ||
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2024年6月7日 (金) 21:22時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human)
ブレイブハート ― あなたが攻撃するたび、攻撃している歴史的なクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+1の修整を受け破壊不能を得る。(歴史的とは、アーティファクトや伝説や英雄譚(Saga)のことである。)
ドクターのコンパニオン(もう一方がドクター(Doctor)であるなら、あなたは統率者2体を使用できる。)
白いドクターのコンパニオン。攻撃している歴史的なクリーチャー1体に破壊不能を付与する伝説の人間。
対象に条件があり、攻撃クリーチャーにしか付与できない以上は除去に対応して保護することも不可能。できるだけ強力な攻撃誘発型能力を持つクリーチャーと組み合わせ、何度も繰り返し能力を誘発させる使い方が基本となるだろう。繰り返し他のクリーチャーにも破壊不能を付与できるクリーチャーは割と数が少なく、その中でも軽い部類に入る。
似たような役割を果たせるナヒリの策謀/Nahiri's Machinationsと比較すると対象の制限がある代わりにカード・タイプが異なる他、統率者に指定可能(片割れがドクターなら、2体の統率者を採用可能)な点、固有色が白のみなので、統率者に指定しない場合も統率者の自由度が高い点で差別化が可能。
- カードデザインとしては同行した4代目ドクターと5代目ドクターは攻撃時誘発型能力を持っておらず、攻撃することにも長けていないが、これは親友で後のパートナートラケンのニッサ/Nyssa of Trakenとの相性が考慮されており、ニッサと共に攻撃をすると、ニッサはブロッカーを寝かせつつティーガンがニッサに破壊不能を付与するという、互いが死なないよう補い合うデザインがなされている。
- 共闘候補のドクターとしては攻撃時誘発型能力を持つ3代目ドクター/The Third Doctor、ウォードクター/The War Doctor、11代目ドクター/The Eleventh Doctor、The Fourteenth Doctor、逃亡ドクター/The Fugitive Doctorが挙げられる。また、アンタップすることに意義がある9代目ドクター/The Ninth Doctorも候補になる。
[編集] ストーリー
ティーガン・ジョバンカ/Tegan Jovankaは1981年のオーストラリア・エア航空会社に勤務するスチュワーデス(現在でいうところのフライトアテンダント)。 小説によれば出生が1960年であるため、初登場の"Logopolis"では21歳。オーストラリア先住民の言葉を流暢に話し、重火器の扱いの心得がある。
新しい勤務先であるヒースロー空港に向かう途中、叔母の車のタイヤがパンクし、助けを求めるために入った交番がターディスで、アドリックと4代目ドクター/The Fourth Doctorに鉢合わせする。 その後交番の外で叔母がマスターによって縮小されて殺害された状態で見つかり、マスターの企みに巻き込まれる。このエピソードの最後にドクターはマスターとの戦いでアンテナから落下し死亡、ニッサ、アドリックとと共に5代目ドクター/The Fifth Doctorへの再生を見届ける。
ティーガンは年長者としてドクターを手当てするため、なんとかターディス/TARDISまで連れていく。再生サイクルに入ったドクターは昏倒して動けず、この機に付け込んだマスターの策略により人造世界カストロヴァルアヴァにターディスは飛ばされてしまう。これ以降、ドクターが再覚醒したのちも「ヒースロー空港に戻りたいが戻れない」状態が続く。前半のティーガンは史上初の「ターディスを降りたくて仕方がないコンパニオン」である。しかしターディス自体もあまりドクターの言うことを聞かない他、マスターの介入や全宇宙の危機などの様々な事件のせいでなかなか空港に戻ることが出来なかった。ドクターに空港に戻ることを忘れられないよう、最初はスチュワーデスの制服を着たまま旅をしていたほどである。
この旅の中でコンパニオンたちとの交流を通して心変わりをしていく。ニッサとは親友となったほか、若く生意気な面があるアドリックに対して最初はきつく当たる場面もあったが、徐々に打ち解けていく。 しかし"Earthshock"でのサイバーマンとの戦いでアドリックが犠牲となり、今すぐターディスで戻りアドリックを救うべきだと主張するがドクターに退けられ、一時ドクターとの関係に溝が生まれる。次のエピソードでターディスがついにヒースロー空港に到着したため、そのエピソードの最後にドクターたちはティーガンを置き去りにしていく。残されたティーガンは1年間スチュワーデスとして勤務したが、過激なクレームを立てた乗客を殴り飛ばしてしまい、解雇される。時を同じくしてタイムロードの始祖で反逆者であるオメガの陰謀に巻き込まれ従兄が行方不明になり、オメガによって人質にされる。ここでドクターと再会、事件を解決した後再び旅に同行する。 その後は活発かつ胆力の強さから周囲を鼓舞する姿を「ブレイブ・ハート、ティーガン」とドクターから呼ばれる。惑星テヴァ・ロカ/Teva Lokaではマーラに寄生される憂き目に遭うなど困難に直面するが、仲間との絆で乗り越えていく。後半ではニッサと別れ、ヴィスラー・ターロー/Vislor Turloughとアンドロイド型のコンパニオン、カメリオンが加わる。しかし"Resurrection of the Daleks"で起きたダーレクの虐殺にショックを受け、これ以上旅を続けることにストレスを感じてターディスを降りた。
その後の足跡は新シリーズでも断片的に語られており、DVDコレクションの特典映像では航空会社の社長になっていたことが判明する。 親友だったニッサとは情熱的な感情を互いに持っており、サラ・ジェーン・スミス/Sarah Jane Smith役のエリザベス・スレイデンの命日に公開された特別編のストーリー、"Farwell Sarah Jane"ではサラの葬儀に二人で現れ、オーストラリアで共に生活していたことが語られた。(ニッサが地球に戻っていたことはここで初めて明かされた)
新シリーズではBBC100周年記念番組で、13代目ドクター/The Thirteenth Doctorの最後の物語、"The Power of Doctor"に7代目ドクターのコンパニオン、エースと共に再登場しドクターと再会する。作中でサイバーマンに囲まれた際にドクターに「こんなとき、何を思い出す?」と問いかけ、ドクターは「アドリック」と答えた。