ミニオン

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'''ミニオン'''/''Minion''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。しもべ・召使い・手下・下僕などを意味する。
 
'''ミニオン'''/''Minion''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。しもべ・召使い・手下・下僕などを意味する。
かつては「暗殺者」「殺し屋」的な[[クリーチャー]]も属していたが、それらは[[暗殺者]]に変更されつつある。
 
ストーリー上で[[陰謀団/The Cabal]]に属しているクリーチャーの多くもこのクリーチャー・タイプとなっている。
 
[[青]]である[[潮水の下僕/Tidewater Minion]]を除きすべて[[黒]]であり、[[マルチカラー]]のものも黒を含んでいる。
 
 
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初出は[[ミラージュ]]の[[ショークーの下僕/Shauku's Minion]]。[[テンペスト・ブロック]]から[[オデッセイ・ブロック]]にかけて、[[ファイレクシア/Phyrexia]]や[[陰謀団/The Cabal]]といった「悪」の陣営に属する[[クリーチャー]]の多くがこのタイプを持っていたほか、[[再録]]や[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]などによっていくつかのクリーチャーもミニオンの仲間になった。しかし[[レギオン]]の[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]を最後に長らく新規カードが登場しない状況が続いた。そして[[2014年]]、[[Mark Rosewater]]は[[Blogatog|自身の個人ブログ]]において「新しい製品でミニオンを扱うことは(残念ながら)ない」と発言した<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/89309484868/soldiers-tend-to-be-white-and-blue-and-warriors-are Blogatog]</ref>。公式記事でもそれに触れており<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/unstable-scraps-part-1-2017-11-27 Unstable Scraps, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0029944/ 『Unstable』のスクラップ その1](Making Magic 2017年11月27日 Mark Rosewater著)</ref>、新たなミニオンの登場は絶望視されていたが、[[統率者2018]]に新たなミニオンである[[潜伏工作員、ザンチャ/Xantcha, Sleeper Agent]]が登場。新規カードとしてのミニオンの登場は実に15年ぶり。その後も[[統率者2019]]で新規カードが2枚追加されたものの、以降は再び新規カードが途絶えている。
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基本的に[[黒]]かそれを含む[[多色]]に存在する。例外は[[青]][[単色]]の[[潮水の下僕/Tidewater Minion]]のみ。
  
初出は[[ミラージュ]]の[[ショークーの下僕/Shauku's Minion]]。
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[[ロード (俗称)|ロード]]として[[汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiled]]がいる。
その後、[[レジェンド#set|ザ・ダーク]]の[[人さらい/Rag Man]]や[[レジェンド]][[迷える魂/Lost Soul]]もミニオンとなった。
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その後もよく登場していたのだが、[[レギオン]][[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]を最後に新しいものは[[カード]]としては登場していない。
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ミニオン・[[トークン]][[生成]]する[[カード]][[ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor]][[冥府からの誕生/Infernal Genesis]]がある。
前述した[[人さらい/Rag Man]]達のと同じタイミングでミニオンになったはずの[[センギアの従臣/Sengir Autocrat]]が、[[時のらせん]]発売に伴って[[人間]]へと変更されるなど、今後この種族の先行きは不透明であった。
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しかし2007年の[[Oracle]]変更でもミニオンは健在で、新種も現れているので少なくとも当分は絶滅の危険はないだろう。
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[[ロード]]的存在として[[汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiled]]がいるが、ロードとして活用した話は殆ど聞かない。
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[[伝説の]]ミニオンは[[統率者2019]]現在、6体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Minion 「伝説の(Legendary)・ミニオン(Minion)」でWHISPER検索])。
  
[[伝説の]]ミニオンは3体いる([[ローウィン]]まで)。
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*[[深淵の狩人/Abyssal Hunter]][[スークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassin]]、[[センギアの従臣/Sengir Autocrat]]の3枚は、再録や[[オラクル]]更新でミニオンになったのち、さらなる再録やオラクル更新によって現在ではミニオンでなくなっている。有名なミニオンである触れられざる者フェイジが2度に渡ってクリーチャー・タイプが変更された(ミニオンが失われたことは一度もないのだが)ことも手伝って、移り変わりが激しいタイプとしての印象が強い。
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*[[サンダー・ジャンクションの無法者]]では「悪党の子分」を意識したタイプとして再登場する計画があったが、[[Doug Beyer]]の提案で[[傭兵]]に取って代わられた<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/outlaws-of-thunder-junction-vision-design-handoff-document-part-2 Outlaws of Thunder Junction Vision Design Handoff Document, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037757/ 『サンダー・ジャンクションの無法者』展望デザイン提出文書 その2]([[Making Magic]] 2024年4月15日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
*[[Minion of Leshrac]]と[[Minion of Tevesh Szat]]、そして[[潮水の下僕/Tidewater Minion]]は、カード名にMinionと付くためか2007年9月の[[Oracle]]更新でミニオンの[[サブタイプ]]が追加された。
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==脚注==
*ミニオン・[[トークン]]を出す[[カード]]に[[ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor]]と[[冥府からの誕生/Infernal Genesis]]がある。
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<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Minion|ミニオン(Minion)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Minion|ミニオン(Minion)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Minion}|ミニオン(Minion)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|みにおん]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|みにおん]]

2024年4月21日 (日) 00:02時点における最新版

ミニオン/Minionは、クリーチャー・タイプの1つ。しもべ・召使い・手下・下僕などを意味する。


Sleeper Agent / 潜伏工作員 (黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ミニオン(Minion)

潜伏工作員が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、潜伏工作員のコントロールを得る。
あなたのアップキープの開始時に、潜伏工作員はあなたに2点のダメージを与える。

3/3


Phage the Untouchable / 触れられざる者フェイジ (3)(黒)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar) ミニオン(Minion)

触れられざる者フェイジが戦場に出たとき、あなたがそれを自分の手札から唱えたのでない場合、あなたはゲームに敗北する。
触れられざる者フェイジがクリーチャーに戦闘ダメージを与えるたび、そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。
触れられざる者フェイジがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはゲームに敗北する。

4/4


Xantcha, Sleeper Agent / 潜伏工作員、ザンチャ (1)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ミニオン(Minion)

潜伏工作員、ザンチャは、あなたが選んだ対戦相手1人のコントロール下で戦場に出る。
潜伏工作員、ザンチャは可能なら各戦闘で攻撃する。これはオーナーやオーナーがコントロールしているプレインズウォーカーを攻撃できない。
(3):潜伏工作員、ザンチャのコントローラーは2点のライフを失い、あなたはカードを1枚引く。この能力はどのプレイヤーも起動できる。

5/5

初出はミラージュショークーの下僕/Shauku's Minionテンペスト・ブロックからオデッセイ・ブロックにかけて、ファイレクシア/Phyrexia陰謀団/The Cabalといった「悪」の陣営に属するクリーチャーの多くがこのタイプを持っていたほか、再録クリーチャー・タイプ大再編などによっていくつかのクリーチャーもミニオンの仲間になった。しかしレギオン触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableを最後に長らく新規カードが登場しない状況が続いた。そして2014年Mark Rosewater自身の個人ブログにおいて「新しい製品でミニオンを扱うことは(残念ながら)ない」と発言した[1]。公式記事でもそれに触れており[2]、新たなミニオンの登場は絶望視されていたが、統率者2018に新たなミニオンである潜伏工作員、ザンチャ/Xantcha, Sleeper Agentが登場。新規カードとしてのミニオンの登場は実に15年ぶり。その後も統率者2019で新規カードが2枚追加されたものの、以降は再び新規カードが途絶えている。

基本的にかそれを含む多色に存在する。例外は単色潮水の下僕/Tidewater Minionのみ。

ロードとして汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiledがいる。

ミニオン・トークン生成するカードファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor冥府からの誕生/Infernal Genesisがある。

伝説のミニオンは統率者2019現在、6体存在する(「伝説の(Legendary)・ミニオン(Minion)」でWHISPER検索)。

[編集] 脚注

  1. Blogatog
  2. Unstable Scraps, Part 1/『Unstable』のスクラップ その1(Making Magic 2017年11月27日 Mark Rosewater著)
  3. Outlaws of Thunder Junction Vision Design Handoff Document, Part 2/『サンダー・ジャンクションの無法者』展望デザイン提出文書 その2Making Magic 2024年4月15日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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