潜伏
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+ | 潜伏を持つことを参照するカードとしては[[催眠術師、マスター/The Master, Mesmerist]]が存在する。 | ||
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+ | *[[Unfinity]]では[[ステッカー]]の[[Space Fungus Snickerdoodle]]が潜伏を与える。 | ||
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− | イニストラードを覆う影では、当初「'''狂気カウンター'''/''Insanity Counter''」の導入が検討されていた。これは[[プレイヤー]]が得る[[カウンター (目印)|カウンター]]であり、[[ダメージ]]を受けたプレイヤーは自分が持つ狂気カウンターの数だけ[[ライブラリー]]を[[墓地に置く]]ことになる。このメカニズムが存在する[[環境]]では、高い[[戦闘ダメージ]]を1回[[与える]]よりも低い戦闘ダメージを何度も与える方が効果的であるため、[[デザイン・チーム]] | + | イニストラードを覆う影では、当初「'''狂気カウンター'''/''Insanity Counter''」の導入が検討されていた。これは[[プレイヤー]]が得る[[カウンター (目印)|カウンター]]であり、[[ダメージ]]を受けたプレイヤーは自分が持つ狂気カウンターの数だけ[[ライブラリー]]を[[墓地に置く]]ことになる。このメカニズムが存在する[[環境]]では、高い[[戦闘ダメージ]]を1回[[与える]]よりも低い戦闘ダメージを何度も与える方が効果的であるため、[[デザイン・チーム]]は潜伏を採用することにした。後に狂気カウンターのアイディアは廃止されたが、潜伏は上記の通り「パワー強化との組み合わせが大きな脅威になりすぎない回避能力」として有用であったため、そのまま残されることになった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/chasing-shadows-part-1-2016-03-14 Chasing Shadows, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0016607/ 影を追う その1]([[Making Magic]] [[2016年]]3月14日 [[Markr Rosewater]]著)</ref>。 |
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+ | また、この能力は[[常磐木]]候補の一つとしてデザインされていた。だが実際に使ってみた結果「デザイン空間が小さい」「複雑で把握しにくい」という問題があると分かり、常盤木にはならなかった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-eldritch-moon-part-3-2016-08-08 Odds & Ends: Eldritch Moon, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0017323/ こぼれ話:『異界月』 その3](Making Magic 2016年8月8日 Mark Rosewater著)</ref>。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*{{WHISPER検索/カードテキスト|潜伏}} | *{{WHISPER検索/カードテキスト|潜伏}} |
2024年3月11日 (月) 10:17時点における最新版
潜伏/Skulk | |
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種別 | 常在型能力 |
登場セット | イニストラードを覆う影ブロック Secret Lair Drop Series: Secret Lair x The Walking Dead Unfinity 指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ エルドレインの森 ドクター・フー統率者デッキ Fallout統率者デッキ |
CR | CR:702.118 |
潜伏(せんぷく)/Skulkは、イニストラードを覆う影で制定されたキーワード能力。ブロック・クリーチャー指定ステップで意味を持つ常在型能力である。
クリーチャー — ホムンクルス(Homunculus)
潜伏(このクリーチャーは、これより大きなパワーを持つクリーチャーによってはブロックされない。)
2/1[編集] 定義
潜伏/Skulkは回避能力である。
潜伏を持つクリーチャーは、それより大きなパワーを持つクリーチャーによってはブロックされない。
[編集] 解説
隠れてこっそりと忍び寄る様子をイメージした回避能力。イニストラードを覆う影ブロックでは青と黒に割り当てられている。Secret Lair Drop Series: Secret Lair x The Walking DeadではGlenn, the Voice of Calmが新登場した。指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキやエルドレインの森でも1枚ずつのみ登場している。
潜伏を持つことを参照するカードとしては催眠術師、マスター/The Master, Mesmeristが存在する。
- UnfinityではステッカーのSpace Fungus Snickerdoodleが潜伏を与える。
- 潜伏という名称は使われてはいないが、指輪の紋章は同様の回避能力を扱っている。
[編集] ルール
- ブロック・クリーチャーの指定が終わった後に双方のパワーが変化しても、ブロックの結果が変わることはない。
- パワーの値が0以下である場合、その実際の値を用いてブロックできるかどうかが決まる。例えば、パワーが-2のクリーチャーは、パワーが-1以上のクリーチャーによってはブロックされない。
[編集] 開発秘話
回避能力を持つクリーチャーと装備品やオーラの組み合わせは、しばしば一方的なゲームを生み出す。この能力は元々、「回避能力とパワー強化のコンボを防ぐ方法」のブレインストーミング中に発案されたものであった。
イニストラードを覆う影では、当初「狂気カウンター/Insanity Counter」の導入が検討されていた。これはプレイヤーが得るカウンターであり、ダメージを受けたプレイヤーは自分が持つ狂気カウンターの数だけライブラリーを墓地に置くことになる。このメカニズムが存在する環境では、高い戦闘ダメージを1回与えるよりも低い戦闘ダメージを何度も与える方が効果的であるため、デザイン・チームは潜伏を採用することにした。後に狂気カウンターのアイディアは廃止されたが、潜伏は上記の通り「パワー強化との組み合わせが大きな脅威になりすぎない回避能力」として有用であったため、そのまま残されることになった[1]。
また、この能力は常磐木候補の一つとしてデザインされていた。だが実際に使ってみた結果「デザイン空間が小さい」「複雑で把握しにくい」という問題があると分かり、常盤木にはならなかった[2]。
[編集] 脚注
- ↑ Chasing Shadows, Part 1/影を追う その1(Making Magic 2016年3月14日 Markr Rosewater著)
- ↑ Odds & Ends: Eldritch Moon, Part 3/こぼれ話:『異界月』 その3(Making Magic 2016年8月8日 Mark Rosewater著)