アイスウィンド・デイルのウルフガル/Wulfgar of Icewind Dale
提供:MTG Wiki
細 (ページの作成:「{{#card:Wulfgar of Icewind Dale}} {{未評価|フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ}} ==参考== *[[カード個別評価:フォーゴトン・レル...」) |
|||
(4人の利用者による、間の4版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Wulfgar of Icewind Dale}} | {{#card:Wulfgar of Icewind Dale}} | ||
− | {{ | + | [[攻撃]]によって[[誘発]]する[[誘発型能力]]を2倍にする[[伝説の]][[人間]]・[[バーバリアン]]。自身が持つ[[会戦]]も2倍の効果になる。 |
+ | |||
+ | [[パンハモニコン/Panharmonicon]]系列の誘発倍化と違って追加の[[戦闘フェイズ]]を得ない限り1ターンに1回のみ。[[コンボ]]特化よりは[[打点]]に繋げる[[構築]]となるだろう。ウルフガル自身が攻撃していなくとも攻撃時の誘発は2倍になるので、そういった[[能力]]を持つ[[パーマネント]]をあらかじめ展開しておくと有益。 | ||
+ | |||
+ | [[草分けるアイベックス/Pathbreaker Ibex]]や[[無双の古きもの、クラウス/Klauth, Unrivaled Ancient]]のような攻撃時に他の値を参照する能力とは特に強烈な[[シナジー]]を形成しており、前者なら[[サイズ]]アップ後のウルフガルの[[パワー]]を参照するだけで全クリーチャーが+18/+18[[トランプル]]、間に[[瓦礫帯の暴動者/Rubblebelt Rioters]]を挟むと'''+36/+36'''まで跳ね上がる。 | ||
+ | |||
+ | 決まれば爽快なロマン溢れる[[統率者]]だが、攻撃時以外のタイミングで撃たれる[[火力]]には少々脆いのが欠点。 | ||
+ | |||
+ | *能力の[[ルール]]については[[誘発型能力#追加で誘発する]]を参照。 | ||
+ | *誘発が倍化するのはパーマネントのため、[[獣使いの昇天/Beastmaster Ascension]]や[[ドルイドの保管庫/Druids' Repository]]に乗る[[カウンター (目印)|カウンター]]も2倍となる。 | ||
+ | |||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | '''ウルフガル'''/''Wulfgar''は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のキャラクター。[[人間]]の[[バーバリアン]]。男性({{Gatherer|id=531829}})。ミスラル・ホールの仲間たち/The Companions of the Hall([[ドリッズト・ドゥアーデン/Drizzt Do'Urden#ストーリー|ドリッズト・ドゥアーデン/Drizzt Do'Urden]]とその仲間たち)の一員。 | ||
+ | |||
+ | ウルフガルはアイスウィンド・デイル/Icewind Daleのヘラジカ族/The Tribe of the Elkに生まれたが、幼い頃に捕虜に出され、心優しき[[ドワーフ]]の王[[ブルーノー・バトルハンマー/Bruenor Battlehammer#ストーリー|ブルーノー・バトルハンマー/Bruenor Battlehammer]]に育てられた。ドリッズトに白兵戦の訓練を受け、イージスの牙/Aegis-fangという名の魔法の戦鎚で武装したウルフガルは、恐るべきファイターだ――特にその背丈は七フィート(約210cm)もあるのだから。その野蛮な力強さは、先祖から受け継いだ厳格な名誉規範によっていくらか和らげられている。 | ||
+ | |||
+ | *『ダークエルフ物語』や『アイスウィンド・サーガ』などの、小説版での表記は“ウルフガー”。 | ||
+ | |||
+ | ===登場作品・登場記事=== | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-adventures-forgotten-realms-2021-07-16 The Legends of Adventures in the Forgotten Realms]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035284/ 『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち](Feature [[2021年]]7月16日 [[James Wyatt]]著) | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]] |
2024年1月29日 (月) 14:03時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) バーバリアン(Barbarian)
会戦(このクリーチャーが攻撃するたび、ターン終了時まで、これはこの戦闘であなたが攻撃した対戦相手1人につき+1/+1の修整を受ける。)
あなたがコントロールしているクリーチャーの攻撃によりあなたがコントロールしているパーマネントの誘発型能力1つが誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。
攻撃によって誘発する誘発型能力を2倍にする伝説の人間・バーバリアン。自身が持つ会戦も2倍の効果になる。
パンハモニコン/Panharmonicon系列の誘発倍化と違って追加の戦闘フェイズを得ない限り1ターンに1回のみ。コンボ特化よりは打点に繋げる構築となるだろう。ウルフガル自身が攻撃していなくとも攻撃時の誘発は2倍になるので、そういった能力を持つパーマネントをあらかじめ展開しておくと有益。
草分けるアイベックス/Pathbreaker Ibexや無双の古きもの、クラウス/Klauth, Unrivaled Ancientのような攻撃時に他の値を参照する能力とは特に強烈なシナジーを形成しており、前者ならサイズアップ後のウルフガルのパワーを参照するだけで全クリーチャーが+18/+18トランプル、間に瓦礫帯の暴動者/Rubblebelt Riotersを挟むと+36/+36まで跳ね上がる。
決まれば爽快なロマン溢れる統率者だが、攻撃時以外のタイミングで撃たれる火力には少々脆いのが欠点。
- 能力のルールについては誘発型能力#追加で誘発するを参照。
- 誘発が倍化するのはパーマネントのため、獣使いの昇天/Beastmaster Ascensionやドルイドの保管庫/Druids' Repositoryに乗るカウンターも2倍となる。
[編集] ストーリー
ウルフガル/Wulfgarはダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。人間のバーバリアン。男性(イラスト)。ミスラル・ホールの仲間たち/The Companions of the Hall(ドリッズト・ドゥアーデン/Drizzt Do'Urdenとその仲間たち)の一員。
ウルフガルはアイスウィンド・デイル/Icewind Daleのヘラジカ族/The Tribe of the Elkに生まれたが、幼い頃に捕虜に出され、心優しきドワーフの王ブルーノー・バトルハンマー/Bruenor Battlehammerに育てられた。ドリッズトに白兵戦の訓練を受け、イージスの牙/Aegis-fangという名の魔法の戦鎚で武装したウルフガルは、恐るべきファイターだ――特にその背丈は七フィート(約210cm)もあるのだから。その野蛮な力強さは、先祖から受け継いだ厳格な名誉規範によっていくらか和らげられている。
- 『ダークエルフ物語』や『アイスウィンド・サーガ』などの、小説版での表記は“ウルフガー”。
[編集] 登場作品・登場記事
- The Legends of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち(Feature 2021年7月16日 James Wyatt著)