超心理戦/Psychic Battle
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一応、ライブラリーの一番上をうまく調整することができれば、[[対戦相手]]の「対象を取る」呪文や能力を事実上完封できるが、それをミスれば逆にこちらが窮地に立たされる。費やす行動の割に見合っていない[[効果]]である。 | 一応、ライブラリーの一番上をうまく調整することができれば、[[対戦相手]]の「対象を取る」呪文や能力を事実上完封できるが、それをミスれば逆にこちらが窮地に立たされる。費やす行動の割に見合っていない[[効果]]である。 | ||
− | * | + | *印刷された際には、最後の一文が無かった。つまり、この能力によって対象を変更することで再び能力が誘発するため、延々とカードの見せ合いと対象の擦り付け合いを行うことができた(ただし対象を決めるプレイヤーは変化せず、対象を取り直すか否かは任意なので、あくまで任意の無限動作)。たった1枚で[[無限ループ]]が起きてしまうため、現在のような[[ルール・テキスト]]になっている。 |
− | **2個以上の超心理戦が[[戦場]]に出ているとやはり無限ループになってしまっていたため、[[ | + | **2個以上の超心理戦が[[戦場]]に出ているとやはり無限ループになってしまっていたため、[[2014年のオラクル更新#2014年1月のオラクル更新|2014年1月のオラクル更新]]によって[[名前]]が超心理戦である他の[[パーマネント]]によって変更された際も能力が誘発しないようになった。 |
**現在のオラクルでも超心理戦を[[クリーチャー化]]してから[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]]で[[コピー]]することで同様の無限ループを起こせる。 | **現在のオラクルでも超心理戦を[[クリーチャー化]]してから[[騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor]]で[[コピー]]することで同様の無限ループを起こせる。 | ||
*ライブラリーの一番上のカードは公開するだけであり、どこにも移動しない。なので、双方とも[[ライブラリー]]が変化していなければ、公開するカードは同じであるため、同じプレイヤーが続けて対象の選択権を持つことになる。 | *ライブラリーの一番上のカードは公開するだけであり、どこにも移動しない。なので、双方とも[[ライブラリー]]が変化していなければ、公開するカードは同じであるため、同じプレイヤーが続けて対象の選択権を持つことになる。 | ||
*「ライブラリーの一番上を公開して勝負」というのは[[激突]]に通じるものがある。[[ライブラリーの一番下]]に置く選択肢がないほか、[[分割カード]]を公開した時など勝敗の挙動が異なる部分もある。 | *「ライブラリーの一番上を公開して勝負」というのは[[激突]]に通じるものがある。[[ライブラリーの一番下]]に置く選択肢がないほか、[[分割カード]]を公開した時など勝敗の挙動が異なる部分もある。 | ||
− | *後の世に、100万[[マナ]] | + | *後の世に、100万[[マナ]]となり、選択権が必ず[[あなた|自分]]になった[[Gleemax]]が登場した([[アン・ゲーム|アン・カード]]だが)。 |
==参考== | ==参考== | ||
− | *[ | + | *[[18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time]] 第83位 |
*[[カード個別評価:インベイジョン]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:インベイジョン]] - [[レア]] |
2023年11月12日 (日) 16:30時点における最新版
Psychic Battle / 超心理戦 (3)(青)(青)
エンチャント
エンチャント
プレイヤーが1つ以上の対象を選ぶたび、各プレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを1枚公開する。マナ総量が最も大きいカードを公開したプレイヤーは、その対象を1つ以上変更してもよい。マナ総量が最も大きいカードが2枚以上あるなら、対象は変更されない。これにより対象を変更することでは、《超心理戦/Psychic Battle》という名前のパーマネントの能力は誘発しない。
要するに、対象を選ぶ呪文や能力がスタックに積まれたら、互いにライブラリーの一番上を公開し、マナ総量が一番高いカードを公開したプレイヤーが対象を変更できるというエンチャント。
一応、ライブラリーの一番上をうまく調整することができれば、対戦相手の「対象を取る」呪文や能力を事実上完封できるが、それをミスれば逆にこちらが窮地に立たされる。費やす行動の割に見合っていない効果である。
- 印刷された際には、最後の一文が無かった。つまり、この能力によって対象を変更することで再び能力が誘発するため、延々とカードの見せ合いと対象の擦り付け合いを行うことができた(ただし対象を決めるプレイヤーは変化せず、対象を取り直すか否かは任意なので、あくまで任意の無限動作)。たった1枚で無限ループが起きてしまうため、現在のようなルール・テキストになっている。
- 2個以上の超心理戦が戦場に出ているとやはり無限ループになってしまっていたため、2014年1月のオラクル更新によって名前が超心理戦である他のパーマネントによって変更された際も能力が誘発しないようになった。
- 現在のオラクルでも超心理戦をクリーチャー化してから騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorでコピーすることで同様の無限ループを起こせる。
- ライブラリーの一番上のカードは公開するだけであり、どこにも移動しない。なので、双方ともライブラリーが変化していなければ、公開するカードは同じであるため、同じプレイヤーが続けて対象の選択権を持つことになる。
- 「ライブラリーの一番上を公開して勝負」というのは激突に通じるものがある。ライブラリーの一番下に置く選択肢がないほか、分割カードを公開した時など勝敗の挙動が異なる部分もある。
- 後の世に、100万マナとなり、選択権が必ず自分になったGleemaxが登場した(アン・カードだが)。