押し潰す蔦/Crushing Vines

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*[[化膿/Putrefy]]に近い性能。[[マナ・コスト]]に[[黒マナ]]を含まない分、対象範囲が狭くなっているが[[プロテクション]]には掛かりにくい。
 
*[[化膿/Putrefy]]に近い性能。[[マナ・コスト]]に[[黒マナ]]を含まない分、対象範囲が狭くなっているが[[プロテクション]]には掛かりにくい。
*[[エンチャント]][[対象]]にできるようになると1[[マナ]][[重い]][[大地への回帰/Return to the Earth]]になる。
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*後にアーティファクトではなく[[エンチャント]]を対象にできる[[押し潰す梢/Crushing Canopy]]が登場。[[カード名]]もよく似ている。
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*同時にエンチャントも[[対象]]にできるようになると1[[マナ]][[重い]][[大地への回帰/Return to the Earth]]になる。さらに後年には1マナ軽くなった[[壊れた翼/Broken Wings]]が登場しており、大地への回帰やこれの上位互換。
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==開発秘話==
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このカードは「存在ありき/Being Mean to Creative」のカードである。飛行クリーチャーかアーティファクトを破壊するという効果は、緑の呪文としてメカニズム的には完全に筋の通った効果だ。しかし[[フレイバー]]的に考えると、いったいどのような呪文が、この2種類だけを選んで破壊するというのか。[[Tom LaPille]]はこのようなフレイバー的なコンセプトのはっきりしないカードは作るべきではないと思っているが、[[Mark Rosewater]]は「[[メルヴィン]]を抑えて[[ヴォーソス]]を幸せにさせることが多いのだから、たまにはヴォーソスを抑えてメルヴィンが幸せになってもいい」と述べている<ref>[https://web.archive.org/web/20210502052910/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/dark-shadows-part-1-2012-01-23 DARK SHADOWS, PART 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004164/ 暗き影 その1]([[Making Magic]] [[2012年]]1月23日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
 
*[[飛行対策カード]]
 
*[[飛行対策カード]]
 
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:ダブルマスターズ]] - [[コモン]]

2023年7月26日 (水) 01:32時点における最新版


Crushing Vines / 押し潰す蔦 (2)(緑)
インスタント

以下から1つを選ぶ。
・飛行を持つクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
・アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。


フライヤーもしくはアーティファクト破壊できる呪文翼わな/Wing Snare青サビ/Verdigrisを選べて、それでいてマナ・コストが据え置きなので、それらの上位互換である。

戦闘の要となるフライヤーと強力な装備品の両方の対策となるため汎用性が高い。リミテッドではメインデッキからの投入を検討できるレベル。

スタンダードにおいてもサイドボードにしばしば採用されている。Delver-Bladeの主力パーツである、昆虫の逸脱者/Insectile Aberration修復の天使/Restoration Angelなどのフライヤーと、ルーン唱えの長槍/Runechanter's Pikeなどの装備品の両方の対策になることが主な採用理由。

[編集] 開発秘話

このカードは「存在ありき/Being Mean to Creative」のカードである。飛行クリーチャーかアーティファクトを破壊するという効果は、緑の呪文としてメカニズム的には完全に筋の通った効果だ。しかしフレイバー的に考えると、いったいどのような呪文が、この2種類だけを選んで破壊するというのか。Tom LaPilleはこのようなフレイバー的なコンセプトのはっきりしないカードは作るべきではないと思っているが、Mark Rosewaterは「メルヴィンを抑えてヴォーソスを幸せにさせることが多いのだから、たまにはヴォーソスを抑えてメルヴィンが幸せになってもいい」と述べている[1]

[編集] 脚注

  1. DARK SHADOWS, PART 1/暗き影 その1Making Magic 2012年1月23日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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