マイコロス/Mycoloth
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(→参考) |
|||
(13人の利用者による、間の35版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Mycoloth}} | {{#card:Mycoloth}} | ||
− | + | [[アラーラの断片]]で新たに導入された[[キーワード能力]]である、[[貪食]]持ちの[[ファンガス]]。置かれている[[+1/+1カウンター]]の数だけ、毎[[ターン]]自分の[[アップキープ]]の開始時に1/1の[[苗木]]・[[クリーチャー]]・[[トークン]]を生み出す。 | |
+ | |||
+ | 1体でも貪食すれば5[[マナ]]6/6+トークン生産能力と、なかなかの[[コスト・パフォーマンス]]を持つ。ペースは遅めだが、[[戦場]]に残り続けさせる事ができれば、かなりの地上制圧力を誇る。これ自身が[[回避能力]]を持たず、[[チャンプブロック]]で凌がれやすいという弱点も、数によって補うことができ、優秀なクリーチャーであると言える。 | ||
+ | |||
+ | また、これが1回でもトークンを出すことができれば、続く貪食持ちクリーチャーへの強力な後押しにもなる。一時的にクリーチャーは減るものの、次の自分のターンからはより多くのクリーチャーが生まれるので、数を展開したいデッキならば投入しても良いだろう。 | ||
+ | |||
+ | しかし、高い[[タフネス]]を持つという以外の[[除去耐性]]を持たず、最初にトークンが出るまでにはタイムラグがあるため、それまでに除去されてしまうと、多くの[[アドバンテージ]]を失ってしまいやすい。[[劇的な入場/Dramatic Entrance]]などを使って、[[対戦相手]]の[[終了ステップ]]に[[戦場に出す]]ような、弱点を緩和するための工夫をしたい。 | ||
+ | |||
+ | *[[カードプール]]が広い環境ならば、[[倍増の季節/Doubling Season]]をお供にどうぞ。 | ||
+ | *いくら数が生まれても出てくるトークンは所詮1/1なので、[[全体火力]]や[[魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayal]]などには注意。 | ||
+ | *トークンを出す際に数える[[+1/+1カウンター]]は、貪食以外の効果により置かれた物も数えるため、[[補強]]などと組み合わせれば奇襲的にトークンを水増しできる。[[三人組の狩り/Hunting Triad]]は[[色]]も合致し、本来の使い方も貪食の種になるため相性が良い。 | ||
+ | *アラーラの断片において、[[能力]]が貪食した数と関連しているクリーチャーは、他に[[タールの悪鬼/Tar Fiend]]([[手札破壊]])や[[髑髏覆い/Skullmulcher]]([[引く|ドロー]])がいる。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | + | *[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[レア]] | |
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2022年#Welcome to the Fungal|Secret Lair Drop Series: Welcome to the Fungal]] |
2022年12月13日 (火) 16:31時点における最新版
Mycoloth / マイコロス (3)(緑)(緑)
クリーチャー — ファンガス(Fungus)
クリーチャー — ファンガス(Fungus)
貪食2(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーはその数の2倍に等しい+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)
あなたのアップキープの開始時に、マイコロスの上に置かれている+1/+1カウンター1個につき、緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
アラーラの断片で新たに導入されたキーワード能力である、貪食持ちのファンガス。置かれている+1/+1カウンターの数だけ、毎ターン自分のアップキープの開始時に1/1の苗木・クリーチャー・トークンを生み出す。
1体でも貪食すれば5マナ6/6+トークン生産能力と、なかなかのコスト・パフォーマンスを持つ。ペースは遅めだが、戦場に残り続けさせる事ができれば、かなりの地上制圧力を誇る。これ自身が回避能力を持たず、チャンプブロックで凌がれやすいという弱点も、数によって補うことができ、優秀なクリーチャーであると言える。
また、これが1回でもトークンを出すことができれば、続く貪食持ちクリーチャーへの強力な後押しにもなる。一時的にクリーチャーは減るものの、次の自分のターンからはより多くのクリーチャーが生まれるので、数を展開したいデッキならば投入しても良いだろう。
しかし、高いタフネスを持つという以外の除去耐性を持たず、最初にトークンが出るまでにはタイムラグがあるため、それまでに除去されてしまうと、多くのアドバンテージを失ってしまいやすい。劇的な入場/Dramatic Entranceなどを使って、対戦相手の終了ステップに戦場に出すような、弱点を緩和するための工夫をしたい。
- カードプールが広い環境ならば、倍増の季節/Doubling Seasonをお供にどうぞ。
- いくら数が生まれても出てくるトークンは所詮1/1なので、全体火力や魂の裏切りの夜/Night of Souls' Betrayalなどには注意。
- トークンを出す際に数える+1/+1カウンターは、貪食以外の効果により置かれた物も数えるため、補強などと組み合わせれば奇襲的にトークンを水増しできる。三人組の狩り/Hunting Triadは色も合致し、本来の使い方も貪食の種になるため相性が良い。
- アラーラの断片において、能力が貪食した数と関連しているクリーチャーは、他にタールの悪鬼/Tar Fiend(手札破壊)や髑髏覆い/Skullmulcher(ドロー)がいる。