進藤欣也
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− | '''進藤 欣也'''(しんどう | + | '''進藤 欣也'''(しんどう よしや)は、日本の元レベル3、現在はレベル1の[[ジャッジ]]。日本語版[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の翻訳者。[[ジャッジメント]]から[[闇の隆盛]]までのマジックのカードの翻訳を担当していた。英語の能力を生かして、[[プロツアー]]で通訳を担当することも多数。かつて、ジャッジプログラム極東地域コーディネーターも担当していたが、その役割は[[鈴木健二]]に引き継がれた。 |
ウェブ上でのハンドルネームは「'''みらこー'''」。かつてあるカードゲームの宣伝キャラクター「ミラクル進藤」を名乗ったことが由来。 | ウェブ上でのハンドルネームは「'''みらこー'''」。かつてあるカードゲームの宣伝キャラクター「ミラクル進藤」を名乗ったことが由来。 | ||
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**[[コールドスナップ]]発売に際し、かなりの数の固有名詞をこれまでの訳語から変更した。これには賛否両論の反応がある。最も大きな変更はアーギヴ/アーギヴィーアと訳されていたArgiveをアルガイヴと訳したことであろうか。 | **[[コールドスナップ]]発売に際し、かなりの数の固有名詞をこれまでの訳語から変更した。これには賛否両論の反応がある。最も大きな変更はアーギヴ/アーギヴィーアと訳されていたArgiveをアルガイヴと訳したことであろうか。 | ||
*翻訳も独特の言い回しが多い。合わない人は徹底的に合わないようで、しばしば翻訳のセンスについて掲示板等で議論される。過去の訳語にとらわれない翻訳姿勢はそれなりに評価されてもよいと思われるが、それまでの蓄積を無視するような行為はいかがなものかという意見もある。 | *翻訳も独特の言い回しが多い。合わない人は徹底的に合わないようで、しばしば翻訳のセンスについて掲示板等で議論される。過去の訳語にとらわれない翻訳姿勢はそれなりに評価されてもよいと思われるが、それまでの蓄積を無視するような行為はいかがなものかという意見もある。 | ||
− | *韻文を韻文として翻訳する技術は、少なくともそういった努力を放棄してきた歴代と比べれば図抜けている。[[夜と昼の恋歌/Love Song of Night and Day]]全訳は本人最大の功績のひとつ。 | + | *韻文を韻文として翻訳する技術は、少なくともそういった努力を放棄してきた歴代と比べれば図抜けている。[[夜と昼の恋歌/Love Song of Night and Day (ストーリー)|夜と昼の恋歌/Love Song of Night and Day]]全訳は本人最大の功績のひとつ。 |
**その他のカードの韻文についても、日本語と英語の差異を勘案した上でよく訳されており、この点は評価が高いようだ。 | **その他のカードの韻文についても、日本語と英語の差異を勘案した上でよく訳されており、この点は評価が高いようだ。 | ||
+ | *それまでの翻訳者から一転し、(公式[[フォーマット]]向けの[[カード・セット]]においては)[[ストーム]]と[[Lvアップ]]を除いたすべての新規[[キーワード能力]]や[[能力語]]や[[キーワード処理]]を漢字で訳しており、そのほとんどが二字熟語となっている。この方針は、その後の担当者にも受け継がれている。 | ||
良くも悪くも、これまでの翻訳担当に比べて目立っており、注目される存在であることは間違いない。その過程で、「翻訳」という作業について興味を持つユーザーが増えているのは良い方の影響か。 | 良くも悪くも、これまでの翻訳担当に比べて目立っており、注目される存在であることは間違いない。その過程で、「翻訳」という作業について興味を持つユーザーが増えているのは良い方の影響か。 | ||
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2022年8月27日 (土) 23:15時点における最新版
進藤 欣也(しんどう よしや)は、日本の元レベル3、現在はレベル1のジャッジ。日本語版マジックの翻訳者。ジャッジメントから闇の隆盛までのマジックのカードの翻訳を担当していた。英語の能力を生かして、プロツアーで通訳を担当することも多数。かつて、ジャッジプログラム極東地域コーディネーターも担当していたが、その役割は鈴木健二に引き継がれた。
ウェブ上でのハンドルネームは「みらこー」。かつてあるカードゲームの宣伝キャラクター「ミラクル進藤」を名乗ったことが由来。
- ウェブ上で積極的に自分の意見を述べることを信条としている。そのためか、彼の提言に対して激しい議論がしばしば勃発する。
- 最近では火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemindのフレイバー・テキストについて自分独自のフレイバーにした方がよかったか、とブログで独白した件について、いわゆる「炎上」があった。権利関係の許可は取れていたとしても、やはり一般プレイヤーの目から見ると、一個人の行動についてのやっかみなどは避けられない感情であったようだ。
- コールドスナップ発売に際し、かなりの数の固有名詞をこれまでの訳語から変更した。これには賛否両論の反応がある。最も大きな変更はアーギヴ/アーギヴィーアと訳されていたArgiveをアルガイヴと訳したことであろうか。
- 翻訳も独特の言い回しが多い。合わない人は徹底的に合わないようで、しばしば翻訳のセンスについて掲示板等で議論される。過去の訳語にとらわれない翻訳姿勢はそれなりに評価されてもよいと思われるが、それまでの蓄積を無視するような行為はいかがなものかという意見もある。
- 韻文を韻文として翻訳する技術は、少なくともそういった努力を放棄してきた歴代と比べれば図抜けている。夜と昼の恋歌/Love Song of Night and Day全訳は本人最大の功績のひとつ。
- その他のカードの韻文についても、日本語と英語の差異を勘案した上でよく訳されており、この点は評価が高いようだ。
- それまでの翻訳者から一転し、(公式フォーマット向けのカード・セットにおいては)ストームとLvアップを除いたすべての新規キーワード能力や能力語やキーワード処理を漢字で訳しており、そのほとんどが二字熟語となっている。この方針は、その後の担当者にも受け継がれている。
良くも悪くも、これまでの翻訳担当に比べて目立っており、注目される存在であることは間違いない。その過程で、「翻訳」という作業について興味を持つユーザーが増えているのは良い方の影響か。
[編集] ヘッド・ジャッジを担当した主な大型イベント
[編集] 参考
- 作者ホームページ
- 仕事だったり趣味だったり(ブログ)
- 実在の人物