モンスター見聞家、ヴォーロ/Volo, Guide to Monsters
提供:MTG Wiki
細 (→ストーリー) |
|||
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
11行: | 11行: | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
− | *一つでもクリーチャー・タイプが被っているクリーチャーはコピーできない。例えば[[放浪する吟遊詩人/Wandering Troubadour]]('''[[ドラゴン]]・[[バード]]''')が[[ | + | *一つでもクリーチャー・タイプが被っているクリーチャーはコピーできない。例えば[[放浪する吟遊詩人/Wandering Troubadour]]('''[[ドラゴン]]・[[バード]]''')が[[コントロール]]されているか[[あなた]]の墓地にあるならば、[[ターナジール・クアンドリクス/Tanazir Quandrix]]([[エルダー]]・'''ドラゴン''')も[[鼓舞するバード/Inspiring Bard]]([[エルフ]]・'''バード''')もコピーできない。 |
*新しい[[対象]]を選ぶわけではないので[[変容]]コストで唱えた場合、元の呪文と同じクリーチャーに重なる。 | *新しい[[対象]]を選ぶわけではないので[[変容]]コストで唱えた場合、元の呪文と同じクリーチャーに重なる。 | ||
− | *クリーチャー・タイプを持たないクリーチャー呪文([[Nameless Race]] | + | *クリーチャー・タイプを持たないクリーチャー呪文([[Nameless Race]]や[[裏向き]]の[[変異]]など)は共通のクリーチャー・タイプ持ちが存在しないため、それらが既に戦場にいたとしてもコピーできる。 |
**裏向きの変異呪文をコピーした場合、それは表面が何かに関わらず[[無色]]の2/2の[[表向き]]クリーチャーとしてコピーされる。変異コストで表向きにすることはできない。 | **裏向きの変異呪文をコピーした場合、それは表面が何かに関わらず[[無色]]の2/2の[[表向き]]クリーチャーとしてコピーされる。変異コストで表向きにすることはできない。 | ||
+ | |||
+ | ==関連カード== | ||
+ | {{キャラクターを表すカード/ヴォーロ}} | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
23行: | 26行: | ||
かつてDR1380年代に「幽閉の呪文」によって時空の彼方に捕らわれた彼は、百年余りが過ぎた1480年代にフェイルーンへと帰還した。以後、「ヴォーロのモンスター見聞録」や「ウォーターディープ・ガイドブック」「良き統治者の道標」など、冒険者たちにとっても非常に有益な紀行文を多数著している。 | かつてDR1380年代に「幽閉の呪文」によって時空の彼方に捕らわれた彼は、百年余りが過ぎた1480年代にフェイルーンへと帰還した。以後、「ヴォーロのモンスター見聞録」や「ウォーターディープ・ガイドブック」「良き統治者の道標」など、冒険者たちにとっても非常に有益な紀行文を多数著している。 | ||
− | + | 彼が旅路より戻ったときは、ウォーターディープの名物酒場にしてダンジョンエントランスである「大口亭/the Yawning Portal」を根城としている。ヴォーロは世界における自分の重要性について仰々しい意見を持っているが、だからといって彼が魅力的な人物ではないというわけではない。困っている友を助けるためなら、彼は何だってするのだ。 | |
+ | |||
+ | *the Yawning Portalは[[狂える魔道士の迷宮/Dungeon of the Mad Mage]]の一層目({{Gatherer|id=530447|カード画像}})や[[大口の門のダーナン/Durnan of the Yawning Portal]]にも登場する語句だが、これらでは「大口の門」と訳されている。 | ||
==参考== | ==参考== |
2022年7月30日 (土) 23:56時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたが、あなたがコントロールしているクリーチャーやあなたの墓地にあるクリーチャー・カードと共通のクリーチャー・タイプを持たないクリーチャー呪文を唱えるたび、その呪文をコピーする。(クリーチャー呪文のコピーはトークンになる。)
3/2まだ戦場にも墓地にも出していないクリーチャー・タイプのクリーチャーを唱えるたびに、それをコピーする伝説のクリーチャー。
唱えるだけでクリーチャーをコピーできる可能性を秘めているが、クリーチャー・タイプの被りがないという厳しい条件がある。コピーしたいクリーチャーは他のクリーチャーとタイプが被らないよう、デッキ構築の段階から細心の注意を払いたい。幸いにも追放領域までは考慮しないため、墓地のカードを追放する手段があれば条件をやや緩めることは可能。
リミテッドでは一度出してしまえばマナ不要でクリーチャーが増やせる(ことがある)のは非常に強力。普通に組んでもクリーチャー・タイプはある程度バラけるが、できるならばピック段階から意識したい。
もともとハイランダーである統率者戦では、クリーチャー・タイプを分散させる縛りが相対的に緩和されるという利点がある。
[編集] ルール
- 一つでもクリーチャー・タイプが被っているクリーチャーはコピーできない。例えば放浪する吟遊詩人/Wandering Troubadour(ドラゴン・バード)がコントロールされているかあなたの墓地にあるならば、ターナジール・クアンドリクス/Tanazir Quandrix(エルダー・ドラゴン)も鼓舞するバード/Inspiring Bard(エルフ・バード)もコピーできない。
- クリーチャー・タイプを持たないクリーチャー呪文(Nameless Raceや裏向きの変異など)は共通のクリーチャー・タイプ持ちが存在しないため、それらが既に戦場にいたとしてもコピーできる。
[編集] 関連カード
- モンスター見聞家、ヴォーロ/Volo, Guide to Monsters
- 巡歴の学者、ヴォーロ/Volo, Itinerant Scholar
[編集] ストーリー
ヴォーロサンプ・ゲダーム/Volothamp Geddarm(愛称ヴォーロ)はダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター(イラスト1、イラスト2)。フェイルーン全土に名を残す著名な紀行家。
かつてDR1380年代に「幽閉の呪文」によって時空の彼方に捕らわれた彼は、百年余りが過ぎた1480年代にフェイルーンへと帰還した。以後、「ヴォーロのモンスター見聞録」や「ウォーターディープ・ガイドブック」「良き統治者の道標」など、冒険者たちにとっても非常に有益な紀行文を多数著している。
彼が旅路より戻ったときは、ウォーターディープの名物酒場にしてダンジョンエントランスである「大口亭/the Yawning Portal」を根城としている。ヴォーロは世界における自分の重要性について仰々しい意見を持っているが、だからといって彼が魅力的な人物ではないというわけではない。困っている友を助けるためなら、彼は何だってするのだ。
- the Yawning Portalは狂える魔道士の迷宮/Dungeon of the Mad Mageの一層目(カード画像)や大口の門のダーナン/Durnan of the Yawning Portalにも登場する語句だが、これらでは「大口の門」と訳されている。