コボルドの戦呼び/Kobold Warcaller

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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アルケミーホライゾン:バルダーズ・ゲート]] - [[コモン]]

2022年7月19日 (火) 00:50時点における版


MTGアリーナ専用カード

Kobold Warcaller / コボルドの戦呼び (赤)
クリーチャー — コボルド(Kobold)

(T):あなたの手札にあるクリーチャー・カード1枚を選ぶ。それは速攻を永久に得る。

1/1

アーティスト:Igor Grechanyi


タップ能力速攻を付与するコボルド。1マナ、タップ能力で速攻付与というのは血に飢えた振起者/Bloodlust Inciterを思い起こさせる。

ただし運用自体は結構異なり、アルケミーらしく永久に速攻を与えるようになり、また対象手札クリーチャー・カードになっている。比較すると予め速攻を付与させることで複数のクリーチャーに同時に速攻を活用できるようになった一方で、戦場には影響を与えられないので実質的にトークンには無効となった。

リミテッドでは概ね血に飢えた振起者と同様の使い方が可能。更に速攻を即使わずに「取っておく」運用ができるので、終盤まで溜め込んだ速攻持ちを一気に展開させて総攻撃ゲームエンド、という真似もしやすくなっている。

構築だと、登場時のアルケミーには優秀な全体火力も豊富、タフネスは1と除去されやすいため、これに依存した構築は推奨しがたい。ドラゴンの打擲、オーグニス/Ognis, the Dragon's Lashとのシナジーはあるが、それだけなら最初から速攻を持つクリーチャーを採用しておけばよい話。それでも登場時のアルケミーには同じく1マナ、かつ余分なマナを必要とせず速攻を付与出来るのが他に扉を蹴り開ける/Kick in the Doorぐらいしか無く、あちらは単独では使い回しできないソーサリーであり、速攻を持たないクリーチャーに速攻を持たせたい事情があれば選択肢には上がるか。

参考

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