余波

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|英名=Aftermath
 
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'''余波'''(よは)/''Aftermath'' は、[[アモンケット]]で登場した[[キーワード能力]]。[[分割カード]]が持つ[[常在型能力]]である。
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==定義==
 
==定義==
'''余波'''/''Aftermath'' は以下の3つの能力からなる。
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'''余波'''/''Aftermath''は以下の3つの能力からなる。
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*[[あなた]]はあなたの[[墓地]]からこの分割カードのこの半分を[[唱える|唱え]]てもよい。
 
*墓地以外の[[領域]]からこの分割カードのこの半分を唱えることはできない。
 
*墓地以外の[[領域]]からこの分割カードのこの半分を唱えることはできない。
 
*この呪文が墓地から唱えられていたなら、それが[[スタック]]を離れるならいつでも、それを他の領域に置く代わりにそれを[[追放]]する。
 
*この呪文が墓地から唱えられていたなら、それが[[スタック]]を離れるならいつでも、それを他の領域に置く代わりにそれを[[追放]]する。
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上半分は手札から、下半分は墓地から唱えることができる分割カードと[[フラッシュバック]]を組み合わせたようなメカニズム。
 
上半分は手札から、下半分は墓地から唱えることができる分割カードと[[フラッシュバック]]を組み合わせたようなメカニズム。
  
余波を持つ分割カードは、上半分は通常のカードと同じように短辺を上としたレイアウト、下半分は他の分割カードと同じように長辺を上としたレイアウトの組み合わせとなっている。つまり、手札にあるときに唱えられる方は手札で普通に読める方向になっており、墓地にあるときに唱えられる方は墓地で横倒しにして横に飛び出させたときに普通に読める方向となっている。
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余波を持つ分割カードは、上半分は通常のカードと同じように短辺を上としたレイアウト、下半分は他の分割カードと同じように長辺を上としたレイアウトの組み合わせとなっている({{Gatherer|id=428264|カード画像}})。つまり、手札にあるときに唱えられる方は手札で普通に読める方向になっており、墓地にあるときに唱えられる方は墓地で横倒しにして横に飛び出させたときに普通に読める方向となっている。
  
それぞれ別々の[[ターン]]に唱えることもできるが、続けて唱えることで効果が相乗するデザインとなっている。
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それぞれ別々の[[ターン]]に唱えても問題ないが、同じターンに続けて唱えることで[[シナジー|相乗効果]]があるデザインが基本となっている。
  
 
===ルール===
 
===ルール===
* あなたがあなたの[[ターン]]中に余波を持つ分割カードの上半分を唱えたなら、それを[[解決]]した直後にはあなたが[[優先権]]を持つことになる。あなたは、あなたの墓地から余波を持つ半分を唱えることが適正なら、他のプレイヤーが何らかの行動を行う前に唱えることができる。
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*余波を持つ半分は、墓地から唱えることはできるがそれ以外の領域から唱えることはできない。
*[[神託者の大聖堂/Oracle's Vault]]などの[[効果]]により、あなたが余波を持つ分割カードを墓地以外の領域から唱えることができるとしても、余波を持つ側を唱えることはできない。
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**[[奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk]][[尖塔の大長/Chancellor of the Spires]]などの、墓地にあるカードを唱えることを許可する効果が余波を持つ分割カードに適用された場合、余波を持つ半分を唱えることもできる。
*[[奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk]]などの効果により、あなたが余波を持つ分割カードを墓地から唱えることができるなら、余波を持つ側を唱えてもよい。その効果がカードを追放するよう指示しなかったとしても、余波を持つ側を唱えた場合、その呪文はスタックから離れる際に追放される。
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***余波を持つ半分を余波そのものの効果以外により墓地から唱えても、そのカードがスタックから離れる場合は追放される。([[注釈文]]からは分かりにくいが、上記「[[#定義|定義]]」にある通り、「墓地から唱えられたら追放される」のは「墓地から唱えてもよい」こととは独立した能力である。)
*余波を持つ側を唱えた場合、その呪文が[[打ち消す|打ち消された]]場合でも追放される。
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**[[神託者の大聖堂/Oracle's Vault]]などの効果により、あなたが余波を持つ分割カードを墓地以外の領域から唱えることができるとしても、余波を持つ側を唱えることはできない([[マジックの黄金律#「できない」は「できる」に勝つ|「できない」は「できる」に勝つ]])。
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* あなたがあなたの[[ターン]]中に余波を持つ分割カードの上半分を唱えたなら、それを[[解決]]した直後にはあなたが[[優先権]]を持つことになる。よって、上半分を唱えた直後、他のプレイヤーが何らかの行動を行う前に余波を持つ側を唱えることができる。[[フラッシュバック]]の記事も参照。
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*余波を持つ半分が[[打ち消す|打ち消さ]]れたり、[[腹背+面従/Failure+Comply|腹背/Failure]]や[[暗記+記憶/Commit+Memory|暗記/Commit]]により追放領域以外へ移動したりする場合でも、代わりに追放領域に移動する。[[フラッシュバック]]の記事も参照。
  
 
==参考==
 
==参考==

2022年5月9日 (月) 21:24時点における最新版

余波/Aftermath
種別 常在型能力
登場セット アモンケット・ブロック
モダンホライゾン2
ニューカペナの街角統率者デッキ
CR CR:702.127

余波(よは)/Aftermathは、アモンケットで登場したキーワード能力分割カードが持つ常在型能力である。


Destined / 天導 (1)(黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受けるとともに破壊不能を得る。

Lead / 先導 (3)(緑)
ソーサリー

余波(この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その後、これを追放する。)
クリーチャー1体を対象とする。このターン、それをブロックできるクリーチャーはすべて、それをブロックする。


[編集] 定義

余波/Aftermathは以下の3つの能力からなる。

  • あなたはあなたの墓地からこの分割カードのこの半分を唱えてもよい。
  • 墓地以外の領域からこの分割カードのこの半分を唱えることはできない。
  • この呪文が墓地から唱えられていたなら、それがスタックを離れるならいつでも、それを他の領域に置く代わりにそれを追放する。

[編集] 解説

上半分は手札から、下半分は墓地から唱えることができる分割カードとフラッシュバックを組み合わせたようなメカニズム。

余波を持つ分割カードは、上半分は通常のカードと同じように短辺を上としたレイアウト、下半分は他の分割カードと同じように長辺を上としたレイアウトの組み合わせとなっている(カード画像)。つまり、手札にあるときに唱えられる方は手札で普通に読める方向になっており、墓地にあるときに唱えられる方は墓地で横倒しにして横に飛び出させたときに普通に読める方向となっている。

それぞれ別々のターンに唱えても問題ないが、同じターンに続けて唱えることで相乗効果があるデザインが基本となっている。

[編集] ルール

  • 余波を持つ半分は、墓地から唱えることはできるがそれ以外の領域から唱えることはできない。
    • 奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk尖塔の大長/Chancellor of the Spiresなどの、墓地にあるカードを唱えることを許可する効果が余波を持つ分割カードに適用された場合、余波を持つ半分を唱えることもできる。
      • 余波を持つ半分を余波そのものの効果以外により墓地から唱えても、そのカードがスタックから離れる場合は追放される。(注釈文からは分かりにくいが、上記「定義」にある通り、「墓地から唱えられたら追放される」のは「墓地から唱えてもよい」こととは独立した能力である。)
    • 神託者の大聖堂/Oracle's Vaultなどの効果により、あなたが余波を持つ分割カードを墓地以外の領域から唱えることができるとしても、余波を持つ側を唱えることはできない(「できない」は「できる」に勝つ)。
  • あなたがあなたのターン中に余波を持つ分割カードの上半分を唱えたなら、それを解決した直後にはあなたが優先権を持つことになる。よって、上半分を唱えた直後、他のプレイヤーが何らかの行動を行う前に余波を持つ側を唱えることができる。フラッシュバックの記事も参照。
  • 余波を持つ半分が打ち消されたり、腹背/Failure暗記/Commitにより追放領域以外へ移動したりする場合でも、代わりに追放領域に移動する。フラッシュバックの記事も参照。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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