見捨てられた碑/Forsaken Monument
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− | 二つ目は[[無色マナ]] | + | 二つ目は[[無色マナ]]を追加で生み出す誘発型[[マナ能力]]。無色マナを生む[[土地]]の生産力が増し、[[エルドラージの寺院/Eldrazi Temple]]や[[見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Gods]]のようなかつてのゼンディカーの2マナ土地に比肩する爆発力を生む。土地以外のパーマネントのマナ能力も強化するため、[[玄武岩のモノリス/Basalt Monolith]]なら[[無限マナ]]。 |
− | 三つ目は無色[[呪文]]用の[[ラッキーチャーム]] | + | 三つ目は無色[[呪文]]用の[[ラッキーチャーム]]。無色の呪文は連発できるようなものは少ないが、その分1回の[[誘発]]で2点[[回復]]となかなかの効率を持つ。二つ目の能力を活かすような[[重い|重め]]の[[デッキ]]では時間稼ぎに役立つ。 |
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+ | [[ヒストリック]]では無色[[タッチ]][[黒]]の[[ランプ]]デッキに、[[レガシー]]では[[12post]]に採用されており、いずれのデッキでも[[精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon]]や[[絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger]]といった重量級カードへの繋ぎを担っている。 | ||
*[[エルドラージ/Eldrazi]]は[[ゼンディカー/Zendikar]]から撃退されたが、その衝撃が忘れられたわけではないということへの言及として、[[セット]]で唯一エルドラージを示唆するカード<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034317/ 『ゼンディカーの夜明け』の挑戦 その2]([[Making Magic]] [[2020年]]9月7日)</ref>。全体強化は[[エルドラージの碑/Eldrazi Monument]]を彷彿とさせ(どちらの碑も[[ウラモグ/Ulamog]]を祀っており)、エルドラージのファンであったプレイヤーへのサービスの一面もあるだろう。 | *[[エルドラージ/Eldrazi]]は[[ゼンディカー/Zendikar]]から撃退されたが、その衝撃が忘れられたわけではないということへの言及として、[[セット]]で唯一エルドラージを示唆するカード<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034317/ 『ゼンディカーの夜明け』の挑戦 その2]([[Making Magic]] [[2020年]]9月7日)</ref>。全体強化は[[エルドラージの碑/Eldrazi Monument]]を彷彿とさせ(どちらの碑も[[ウラモグ/Ulamog]]を祀っており)、エルドラージのファンであったプレイヤーへのサービスの一面もあるだろう。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
<references/> | <references/> | ||
+ | *[[マナ能力を持つアーティファクト・カード]] | ||
*[[カード個別評価:ゼンディカーの夜明け]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:ゼンディカーの夜明け]] - [[神話レア]] |
2022年1月4日 (火) 02:19時点における最新版
Forsaken Monument / 見捨てられた碑 (5)
伝説のアーティファクト
伝説のアーティファクト
あなたがコントロールしている無色のクリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
あなたが(◇)を引き出す目的でパーマネントを1つタップするたび、追加の(◇)を加える。
あなたが無色の呪文を唱えるたび、あなたは2点のライフを得る。
無色を支援する3つの能力を持つ伝説のアーティファクト。
一つ目は無色クリーチャーの全体強化。過去のゼンディカー/Zendikarを舞台にしたセットと異なりゼンディカーの夜明けで無色はフィーチャーされていないが、その分二回りも大きくする大盤振る舞い。少数とはいえスタンダードでも無限の構築物/Myriad Constructなど相性の良いカードは存在する。
二つ目は無色マナを追加で生み出す誘発型マナ能力。無色マナを生む土地の生産力が増し、エルドラージの寺院/Eldrazi Templeや見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Godsのようなかつてのゼンディカーの2マナ土地に比肩する爆発力を生む。土地以外のパーマネントのマナ能力も強化するため、玄武岩のモノリス/Basalt Monolithなら無限マナ。
三つ目は無色呪文用のラッキーチャーム。無色の呪文は連発できるようなものは少ないが、その分1回の誘発で2点回復となかなかの効率を持つ。二つ目の能力を活かすような重めのデッキでは時間稼ぎに役立つ。
ヒストリックでは無色タッチ黒のランプデッキに、レガシーでは12postに採用されており、いずれのデッキでも精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonや絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerといった重量級カードへの繋ぎを担っている。
- エルドラージ/Eldraziはゼンディカー/Zendikarから撃退されたが、その衝撃が忘れられたわけではないということへの言及として、セットで唯一エルドラージを示唆するカード[1]。全体強化はエルドラージの碑/Eldrazi Monumentを彷彿とさせ(どちらの碑もウラモグ/Ulamogを祀っており)、エルドラージのファンであったプレイヤーへのサービスの一面もあるだろう。