墓石アイコン
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− | + | ==解説== | |
+ | [[フラッシュバック]]など、それが[[墓地]]に置かれていることにより意味があるものにつけられている。これは、視覚的わかりやすさ、探しやすさのためだけの[[マーカー]]的アイコンであり、'''[[ルール]]上の意味はない'''。 | ||
− | + | 墓地をテーマとした[[オデッセイ・ブロック]]が初出。基本的にはオデッセイ・ブロック限定の演出的アイコンであり、以降のカード・セットにおいては原則的に用いられてはいない。[[再録]]時も、意図的でない限り削除されている。このあたりは後年の[[透かし]]にも通じる部分である。 | |
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− | **[[ | + | *当初はこれをオデッセイ・ブロック以降の各セットでも使う計画があったが、2[[ブロック (総称)|ブロック]]後の[[ミラディン・ブロック]]から使われる[[新枠]]では上手く行かないことがわかったため、オデッセイ・ブロック限定となった<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/158276735478/when-flashback-was-introduced-rd-introduced-the When flashback was introduced, R&D Introduced the...]([[Blogatog]] [[2017年]]3月11日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。[[旧枠]]の余白ありきのデザインだったため、その余白がない新枠で扱うのは難しかったのだろう。 |
− | **[[ | + | **新枠カードである[[フライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カード]]および[[World Championship Decks 2003]]では、[[カード名]]が書かれているボックス内に墓石アイコンが印刷されている。 |
− | + | **こういった事情から、墓石アイコンが印刷されているカードは上記のもの以外全て[[旧枠]]カードである。これが手伝ってか、墓石アイコンは今や「旧枠時代独自の物珍しい要素」の一つとして認識されるようになっており、[[時のらせん]][[タイムシフト]]や[[アンヒンジド]]の[[Blast from the Past]]、[[時のらせんリマスター]]の旧枠加工カードなど、懐古趣向の強いセット限定で再登場している。 | |
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− | + | :主に[[フラッシュバック]]を持つカード。フラッシュバック以外では[[イチョリッド/Ichorid]]、[[裂け岩の扉/Riftstone Portal]]、[[ジャッジメント]]の[[インカーネーション]]各種。 | |
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+ | :オデッセイ・ブロックで墓石アイコンが付いていたカード。 | ||
+ | ;[[フライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カード]] | ||
+ | :オデッセイ・ブロックで墓石アイコンが付いていたカード。 | ||
+ | ;[[World Championship Decks 2003]] | ||
+ | :オデッセイ・ブロックで墓石アイコンが付いていたカード。 | ||
+ | ;[[時のらせんリマスター]]の[[旧枠]]加工カード | ||
+ | :[[未練ある魂/Lingering Souls]]、[[臭い草のインプ/Stinkweed Imp]]、[[炎の中の過去/Past in Flames]]、[[秘蔵の縫合体/Prized Amalgam]]の4枚。 | ||
+ | ;[[モダンホライゾン2]]の[[旧枠]]加工カード | ||
+ | :[[永久のドラゴン/Timeless Dragon]]、[[計算された爆発/Calibrated Blast]]、[[悪ふざけ/Shenanigans]]の3枚。 | ||
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+ | *[[Magic Online]]では墓石アイコンの表示のされ方が少々特殊で、コレクション画面では[[紙]]のものと同様にオデッセイ・ブロックやタイムシフトのカードには墓石アイコンが表示されているが、ゲーム中の画面では[[時のらせんブロック]]以降のフラッシュバックを持つカードにも墓石アイコンが表示される。また、[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]などでフラッシュバックを持たないカードにフラッシュバックを持たせるとそのカードにも墓石アイコンが表示されるようになる。 | ||
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2021年11月18日 (木) 10:23時点における最新版
墓石アイコン/Tombstone Iconは、いくつかのカード・セットにおいて特定カードのカード名左側に描かれている墓石のアイコンのこと(カード画像)。
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[編集] 解説
フラッシュバックなど、それが墓地に置かれていることにより意味があるものにつけられている。これは、視覚的わかりやすさ、探しやすさのためだけのマーカー的アイコンであり、ルール上の意味はない。
墓地をテーマとしたオデッセイ・ブロックが初出。基本的にはオデッセイ・ブロック限定の演出的アイコンであり、以降のカード・セットにおいては原則的に用いられてはいない。再録時も、意図的でない限り削除されている。このあたりは後年の透かしにも通じる部分である。
- 当初はこれをオデッセイ・ブロック以降の各セットでも使う計画があったが、2ブロック後のミラディン・ブロックから使われる新枠では上手く行かないことがわかったため、オデッセイ・ブロック限定となった[1]。旧枠の余白ありきのデザインだったため、その余白がない新枠で扱うのは難しかったのだろう。
- 新枠カードであるフライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カードおよびWorld Championship Decks 2003では、カード名が書かれているボックス内に墓石アイコンが印刷されている。
- こういった事情から、墓石アイコンが印刷されているカードは上記のもの以外全て旧枠カードである。これが手伝ってか、墓石アイコンは今や「旧枠時代独自の物珍しい要素」の一つとして認識されるようになっており、時のらせんタイムシフトやアンヒンジドのBlast from the Past、時のらせんリマスターの旧枠加工カードなど、懐古趣向の強いセット限定で再登場している。
[編集] 登場セット
- オデッセイ・ブロック
- 主にフラッシュバックを持つカード。フラッシュバック以外ではイチョリッド/Ichorid、裂け岩の扉/Riftstone Portal、ジャッジメントのインカーネーション各種。
- アンヒンジド
- Blast from the Pastのみ。
- 時のらせんのタイムシフト
- オデッセイ・ブロックで墓石アイコンが付いていたカード。
- フライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カード
- オデッセイ・ブロックで墓石アイコンが付いていたカード。
- World Championship Decks 2003
- オデッセイ・ブロックで墓石アイコンが付いていたカード。
- 時のらせんリマスターの旧枠加工カード
- 未練ある魂/Lingering Souls、臭い草のインプ/Stinkweed Imp、炎の中の過去/Past in Flames、秘蔵の縫合体/Prized Amalgamの4枚。
- モダンホライゾン2の旧枠加工カード
- 永久のドラゴン/Timeless Dragon、計算された爆発/Calibrated Blast、悪ふざけ/Shenanigansの3枚。
- Magic Onlineでは墓石アイコンの表示のされ方が少々特殊で、コレクション画面では紙のものと同様にオデッセイ・ブロックやタイムシフトのカードには墓石アイコンが表示されているが、ゲーム中の画面では時のらせんブロック以降のフラッシュバックを持つカードにも墓石アイコンが表示される。また、瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageなどでフラッシュバックを持たないカードにフラッシュバックを持たせるとそのカードにも墓石アイコンが表示されるようになる。