ゼラチナス・キューブ/Gelatinous Cube
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(4人の利用者による、間の4版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Gelatinous Cube}} | {{#card:Gelatinous Cube}} | ||
− | [[戦場に出た]]とき[[対戦相手]]の[[クリーチャー]]を包み込んでしまう[[ウーズ]]。すぐに倒せばクリーチャーは助け出せるが、さもなければ溶解し消化されてしまう。 | + | [[戦場に出る|戦場に出た]]とき[[対戦相手]]の[[クリーチャー]]を包み込んでしまう[[ウーズ]]。すぐに倒せばクリーチャーは助け出せるが、さもなければ溶解し消化されてしまう。 |
− | [[ネクラタル/Nekrataal]]や[[顔なしの解体者/Faceless Butcher]]の変形版といえる[[187クリーチャー]]。[[戦闘]]に参加できる[[サイズ]]を持つ一方即座に除去されると[[アドバンテージ]]を取り返されてしまい、また[[マナ総量]]の大きいクリーチャーほど消化に[[マナ]]がかかるため[[テンポ]] | + | [[ネクラタル/Nekrataal]]や[[顔なしの解体者/Faceless Butcher]]の変形版といえる[[187クリーチャー]]。[[戦闘]]に参加できる[[サイズ]]を持つ一方即座に除去されると[[アドバンテージ]]を取り返されてしまい、また[[マナ総量]]の大きいクリーチャーほど消化に[[マナ]]がかかるため[[テンポ]]を損なうという欠点を持つ。対戦相手が[[手札]]を使い切った時を狙うか、[[トークン]]を飲み込むなどタイミングや状況を図る必要がある。 |
+ | 溶解した場合、包み込んだクリーチャーは[[墓地]]に置かれるため、[[脱出]]持ちなど墓地にあると機能する能力を持っているクリーチャーは状況次第でそのままにした方がいい場合もあるだろう。 | ||
[[リミテッド]]では除去付きクリーチャーとして[[腐る]]ことはない。[[フェイン・デス/Feign Death]]はすぐ除去が飛んできた際の保険にも、クリーチャーを消化した後の再利用にも使えるため相性が良い。 | [[リミテッド]]では除去付きクリーチャーとして[[腐る]]ことはない。[[フェイン・デス/Feign Death]]はすぐ除去が飛んできた際の保険にも、クリーチャーを消化した後の再利用にも使えるため相性が良い。 | ||
*包み込みに関しての[[ルール]]は[[放逐する僧侶/Banisher Priest#ルール]]を参照。 | *包み込みに関しての[[ルール]]は[[放逐する僧侶/Banisher Priest#ルール]]を参照。 | ||
− | + | *[[人質取り/Hostage Taker]]と同様に[[ETB]][[能力]]のクリーチャー追放は強制だが、人質取りとは違い対戦相手のクリーチャーしか[[対象]]にできず、ウーズも対象にできない。これは「ウーズ同士で包み込み合うことはできない」というフレーバーを表現したものであることとともに、人質取りが使用できた時期の[[スタンダード]]で稀に起こっていた「人質取りを追放している人質取りしか戦場にない状況で、その人質取りを人質取りで追放する」というアクションを起こした際に[[無限ループ]]に陥ってしまうことへの対策であるとも思われる(とりわけ[[Magic: The Gathering Arena]]では「特定の動作を一定回数ループした時にその[[ゲーム]]は[[引き分け]]になる」という仕様を悪用し、人質取りの追放のループを意図的に起こしてゲームを引き分けに持ち込むプレイングが度々見受けられた)。 | |
+ | *'''[[Wikipedia:ja:ゼラチナス・キューブ|ゼラチナス・キューブ]]'''は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]に登場するモンスター。アスコイド/Athcoidとも呼ばれる。3m四方の立方体に近い形状のウーズで、近くの生物・有機物に対して身体の一部を伸ばして絡みつき、ゆっくり飲み込んで消化する。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[一時的に追放するカード]] | ||
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[レア]] |
2021年10月31日 (日) 15:07時点における最新版
Gelatinous Cube / ゼラチナス・キューブ (2)(黒)(黒)
クリーチャー — ウーズ(Ooze)
クリーチャー — ウーズ(Ooze)
包み込み ― ゼラチナス・キューブが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールしていてウーズ(Ooze)でないクリーチャー1体を対象とする。ゼラチナス・キューブが戦場を離れるまで、それを追放する。
溶解 ― (X)(黒):ゼラチナス・キューブによって追放されていてマナ総量がXであるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをオーナーの墓地に置く。
戦場に出たとき対戦相手のクリーチャーを包み込んでしまうウーズ。すぐに倒せばクリーチャーは助け出せるが、さもなければ溶解し消化されてしまう。
ネクラタル/Nekrataalや顔なしの解体者/Faceless Butcherの変形版といえる187クリーチャー。戦闘に参加できるサイズを持つ一方即座に除去されるとアドバンテージを取り返されてしまい、またマナ総量の大きいクリーチャーほど消化にマナがかかるためテンポを損なうという欠点を持つ。対戦相手が手札を使い切った時を狙うか、トークンを飲み込むなどタイミングや状況を図る必要がある。 溶解した場合、包み込んだクリーチャーは墓地に置かれるため、脱出持ちなど墓地にあると機能する能力を持っているクリーチャーは状況次第でそのままにした方がいい場合もあるだろう。
リミテッドでは除去付きクリーチャーとして腐ることはない。フェイン・デス/Feign Deathはすぐ除去が飛んできた際の保険にも、クリーチャーを消化した後の再利用にも使えるため相性が良い。
- 包み込みに関してのルールは放逐する僧侶/Banisher Priest#ルールを参照。
- 人質取り/Hostage Takerと同様にETB能力のクリーチャー追放は強制だが、人質取りとは違い対戦相手のクリーチャーしか対象にできず、ウーズも対象にできない。これは「ウーズ同士で包み込み合うことはできない」というフレーバーを表現したものであることとともに、人質取りが使用できた時期のスタンダードで稀に起こっていた「人質取りを追放している人質取りしか戦場にない状況で、その人質取りを人質取りで追放する」というアクションを起こした際に無限ループに陥ってしまうことへの対策であるとも思われる(とりわけMagic: The Gathering Arenaでは「特定の動作を一定回数ループした時にそのゲームは引き分けになる」という仕様を悪用し、人質取りの追放のループを意図的に起こしてゲームを引き分けに持ち込むプレイングが度々見受けられた)。
- ゼラチナス・キューブはダンジョンズ&ドラゴンズに登場するモンスター。アスコイド/Athcoidとも呼ばれる。3m四方の立方体に近い形状のウーズで、近くの生物・有機物に対して身体の一部を伸ばして絡みつき、ゆっくり飲み込んで消化する。