ターパン/Tarpan
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
8行: | 8行: | ||
*[[上位種]]には[[オニュレット/Onulet]]や[[高地の獲物/Highland Game]]などがある。 | *[[上位種]]には[[オニュレット/Onulet]]や[[高地の獲物/Highland Game]]などがある。 | ||
+ | *かなり弱いカードではあるが、長らく完全な[[上位互換]]が存在していない珍しい一枚。 | ||
+ | **能力の[[誘発条件]]と[[効果]]の組み合わせがニッチというだけで、例えば戦場に出たときにライフを得られる[[林間の癒し手/Healer of the Glade]]に使い勝手で勝る面は無いだろう。 | ||
+ | **[[イニストラード:真夜中の狩り]]の[[柳の霊/Willow Geist]]が実質上位互換ではあるが、回復量がパワーを参照する点から完全な上位互換ではない([[見栄え損ない/Disfigure]]など、マイナス[[修整]]の除去でパワーが0以下になっていると回復できないため)。 | ||
*[[カード名]]と同じ[[クリーチャー・タイプ]]を持っていたが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[馬]]となった。 | *[[カード名]]と同じ[[クリーチャー・タイプ]]を持っていたが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[馬]]となった。 | ||
**以前はカード名と[[クリーチャー・タイプ]]が同じだったため、「ターパン・[[トークン]]が死亡してもライフを[[得る|得]]られる」と勘違いする人も多かった。[[ルール文章]]中の「ターパン」がカード名なのかクリーチャー・タイプなのか、日本語版では区別がつかない。[[オラクル]]では「Tarpan」に冠詞が付いているかどうかで判別でき、これは冠詞が付いていないのでカード名ということになる。そのため、「ルール文章中に出てくるそのカード自身のカード名は、この[[パーマネント]]のことを示す」というルールによりこの能力は自分自身にしか効果を現さない。クリーチャー・タイプの変更によりわかりやすくなったと言えよう。 | **以前はカード名と[[クリーチャー・タイプ]]が同じだったため、「ターパン・[[トークン]]が死亡してもライフを[[得る|得]]られる」と勘違いする人も多かった。[[ルール文章]]中の「ターパン」がカード名なのかクリーチャー・タイプなのか、日本語版では区別がつかない。[[オラクル]]では「Tarpan」に冠詞が付いているかどうかで判別でき、これは冠詞が付いていないのでカード名ということになる。そのため、「ルール文章中に出てくるそのカード自身のカード名は、この[[パーマネント]]のことを示す」というルールによりこの能力は自分自身にしか効果を現さない。クリーチャー・タイプの変更によりわかりやすくなったと言えよう。 |
2021年10月18日 (月) 19:47時点における最新版
死ななければ1マナの1/1バニラと同じだし、死んでもたかだか1点のライフ。優秀な低コストクリーチャーの豊富な緑で、これを使いたい状況はあまりなさそう。
リミテッドの頭数としてならともかく、構築レベルで採用するのは無謀。
- 上位種にはオニュレット/Onuletや高地の獲物/Highland Gameなどがある。
- かなり弱いカードではあるが、長らく完全な上位互換が存在していない珍しい一枚。
- 能力の誘発条件と効果の組み合わせがニッチというだけで、例えば戦場に出たときにライフを得られる林間の癒し手/Healer of the Gladeに使い勝手で勝る面は無いだろう。
- イニストラード:真夜中の狩りの柳の霊/Willow Geistが実質上位互換ではあるが、回復量がパワーを参照する点から完全な上位互換ではない(見栄え損ない/Disfigureなど、マイナス修整の除去でパワーが0以下になっていると回復できないため)。
- カード名と同じクリーチャー・タイプを持っていたが、2007年9月サブタイプ変更で馬となった。
[編集] 現実世界のターパン
ターパン(Tarpan)は、かつてカスピ海周辺やフランス、スペインなどに生息していた野生馬の一種。1909年にロシアの動物園で最後の標本が死亡し絶滅した。