実物提示教育/Show and Tell

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
10行: 10行:
  
 
[[レガシー]]では、[[グリセルブランド/Griselbrand]]や[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]などの[[ファッティ]]や、[[全知/Omniscience]]などのコンボパーツを戦場に出すための手段としてよく採用されている(→[[Show and Tell]]、[[集団意識]]、[[全知実物提示教育]])。また、同じくファッティを使う[[リアニメイト]]でも、[[墓地対策]]を掻い潜って戦場に出すサブプランとして[[サイドボード]]で使われる。
 
[[レガシー]]では、[[グリセルブランド/Griselbrand]]や[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]などの[[ファッティ]]や、[[全知/Omniscience]]などのコンボパーツを戦場に出すための手段としてよく採用されている(→[[Show and Tell]]、[[集団意識]]、[[全知実物提示教育]])。また、同じくファッティを使う[[リアニメイト]]でも、[[墓地対策]]を掻い潜って戦場に出すサブプランとして[[サイドボード]]で使われる。
 
*[[アクティブ・プレイヤー]]から[[ターン]]進行順に[[カード]]を選んでいき、その後選ばれたカードを同時に戦場に出す([[マジックの黄金律|APNAP順ルール]])。手札のどのカードを選んだか明確な限り、実際に戦場に出すまでカードを公開する必要はない。
 
**[[戦場に出る]]に際して何かする[[カード]]は、互いにカードを公開してから処理される。たとえば、[[真髄の針/Pithing Needle]]を出す場合、相手の出すカードを見てからカード名の指定ができる({{CR|400.6}})。
 
**「同時に出す」ため、[[クローン/Clone]]などを出す場合は相手の出すカードのコピーになることはできない。相手が出すカードはまだ戦場に存在しないため。
 
 
*[[日本選手権99]]では、MoMaを[[メタる]]目的でサイドボードから投入された[[偏頭痛/Megrim]]を出されたが、MoMa側が出したのは[[新緑の魔力/Verdant Force]]だったという話がある(いわゆるV作戦)。
 
*[[日本選手権99]]では、MoMaを[[メタる]]目的でサイドボードから投入された[[偏頭痛/Megrim]]を出されたが、MoMa側が出したのは[[新緑の魔力/Verdant Force]]だったという話がある(いわゆるV作戦)。
 
**このようにサイドボードにファッティを投入することで一種の[[アグレッシブ・サイドボーディング]]となるのもこのカードのひとつの魅力といえる。
 
**このようにサイドボードにファッティを投入することで一種の[[アグレッシブ・サイドボーディング]]となるのもこのカードのひとつの魅力といえる。
20行: 16行:
 
*実物提示教育とは言うものの、レガシーやカジュアルでは上述したグリセルブランドやエムラクール以外にも、[[大祖始/Progenitus]]や[[Gleemax]]などが飛び出してくる。もはや[[アカデミー/Academy]]は「逃げて隠れる」どころの騒ぎではない。
 
*実物提示教育とは言うものの、レガシーやカジュアルでは上述したグリセルブランドやエムラクール以外にも、[[大祖始/Progenitus]]や[[Gleemax]]などが飛び出してくる。もはや[[アカデミー/Academy]]は「逃げて隠れる」どころの騒ぎではない。
 
{{フレイバーテキスト|アカデミーの教室で「見せて教える」と、たいてい「逃げて隠れる」大騒ぎになってしまう。}}
 
{{フレイバーテキスト|アカデミーの教室で「見せて教える」と、たいてい「逃げて隠れる」大騒ぎになってしまう。}}
 
+
==ルール==
 +
*[[アクティブ・プレイヤー]]から[[ターン]]進行順に[[カード]]を選んでいき、その後選ばれたカードを同時に戦場に出す([[マジックの黄金律|APNAP順ルール]])。手札のどのカードを選んだか明確な限り、実際に戦場に出すまでカードを公開する必要はない。
 +
**[[戦場に出る]]に際して何かする[[カード]]は、互いにカードを公開してから処理される。たとえば、[[真髄の針/Pithing Needle]]を出す場合、相手の出すカードを見てからカード名の指定ができる({{CR|400.6}})。
 +
**「同時に出す」ため、[[クローン/Clone]]などを出す場合は相手の出すカードのコピーになることはできない。相手が出すカードはまだ戦場に存在しないため。
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ウルザズ・サーガ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪]] - [[神話レア]]

2021年5月30日 (日) 17:01時点における版


Show and Tell / 実物提示教育 (2)(青)
ソーサリー

各プレイヤーは、自分の手札にあるアーティファクト・カードかクリーチャー・カードかエンチャント・カードか土地カードを1枚、戦場に出してもよい。


3マナで好きなカード手札から戦場に出すことのできる呪文Eureka適正化&バランス見直し版であったのだが、それでも十分な脅威となった。

お互いに手札のカードを戦場に出すため、自分はこの呪文を使用した分カード・アドバンテージの面では自分のほうが損になり、対戦相手の出すカードしだいではこちら側が不利になってしまう。しかし、対処が不可能なほどの大型クリーチャーや、そのターンに即死コンボを決めるためのコンボパーツを戦場に出すことができれば、それらのデメリットは帳消しになってしまう。

分かりやすい例は、MoMaにおいてドリーム・ホール/Dream Halls禁止カードに指定された後、精神力/Mind Over Matterを戦場に出す手段として使われた(→実物提示モマ)。その他、ズヴィバーゲンなどのバーゲンデッキで裏のエンドカードとも呼ばれたヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainを戦場に出す手段としても用いられた。

レガシーでは、グリセルブランド/Griselbrand引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなどのファッティや、全知/Omniscienceなどのコンボパーツを戦場に出すための手段としてよく採用されている(→Show and Tell集団意識全知実物提示教育)。また、同じくファッティを使うリアニメイトでも、墓地対策を掻い潜って戦場に出すサブプランとしてサイドボードで使われる。

アカデミーの教室で「見せて教える」と、たいてい「逃げて隠れる」大騒ぎになってしまう。

ルール

  • アクティブ・プレイヤーからターン進行順にカードを選んでいき、その後選ばれたカードを同時に戦場に出す(APNAP順ルール)。手札のどのカードを選んだか明確な限り、実際に戦場に出すまでカードを公開する必要はない。
    • 戦場に出るに際して何かするカードは、互いにカードを公開してから処理される。たとえば、真髄の針/Pithing Needleを出す場合、相手の出すカードを見てからカード名の指定ができる(CR:400.6)。
    • 「同時に出す」ため、クローン/Cloneなどを出す場合は相手の出すカードのコピーになることはできない。相手が出すカードはまだ戦場に存在しないため。

参考

MOBILE