オリークの首領、エクスタス/Extus, Oriq Overlord
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− | + | :伝説ではないクリーチャー限定の[[死者再生/Raise Dead]]を行う。[[ソーサリー]]、[[インスタント]]を使用しても[[ハンド・アドバンテージ]]を失わなくなるので、[[リソース]]の奪い合いで優位を取りやすくなる。[[ETB]][[能力]]や[[死亡誘発]]能力を持つクリーチャーを再展開できればさらなる[[アドバンテージ]]に繋がる。[[悲哀の徘徊者/Woe Strider]]、[[無神経な血魔道士/Callous Bloodmage]]のようなトークン生成能力持ちならば第2面のコスト軽減にも寄与できる。 | |
+ | :パワーが2と低くそのままでは[[二段攻撃]]が活用しづらいが、魔技と[[履修]]との相性の良さから、[[サイドボード]]に[[拡張解剖学/Expanded Anatomy]]を仕込んでおけば、エクスタスを[[フィニッシャー]]として仕立てげることも可能。 | ||
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+ | :布告除去とトークン生成を同時に行うため一気に[[ボード・アドバンテージを得られるが、如何せん[[マナ・コスト]]が8マナと重い。基本的には生け贄によるコスト軽減が前提となる。トークンや[[コントロール]]奪取を利用して2か4マナで唱えられれば破格の[[コスト・パフォーマンス]]になる。 | ||
+ | :生成されるアバター・トークンが3/6と一見小ぶりに思えるが、[[対戦相手]]に3点[[ダメージ]]を飛ばせるので[[ライフ]]を詰める能力は6/6[[速攻]]と同義であり、布告により[[ブロッカー]]がどかされた状況でこれに攻められることは見た目以上のプレッシャーとなる。 | ||
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+ | *トークンは[[伝説]]ではない。[[居住]]や[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]などで横に並べることができるが、その場合は生け贄を要求する効果は誘発しない。 | ||
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+ | エクスタスは生け贄の素材を供給し、血の化身の目覚めはその生け贄を消費するという、第1面、第2面ともに生け贄との[[シナジー]]を持つ構成となっている。 | ||
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+ | [[スタンダード]]においては[[サクリファイス#ラヴニカのギルド~基本セット2021期|ラクドス・サクリファイス]]に採用される。主に除去兼サクリ台の血の化身の目覚めでの運用がメインで、[[黒赤]]にまとめて片面運用に徹底する型と[[白]]をタッチしてエクスタスとしても唱えられる型に分かれる。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== |
2021年5月19日 (水) 23:28時点における版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 邪術師(Warlock)
二段攻撃
魔技 ― あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるかコピーするたび、あなたの墓地から伝説でないクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
Awaken the Blood Avatar / 血の化身の目覚め (6)(黒)(赤)
ソーサリー
この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたは望む枚数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。この呪文を唱えるためのコストは、これにより生け贄に捧げたクリーチャー1体につき(2)少なくなる。
各対戦相手はそれぞれクリーチャー1体を生け贄に捧げる。速攻と「このクリーチャーが攻撃するたび、これは各対戦相手にそれぞれ3点のダメージを与える。」を持つ黒赤の3/6のアバター(Avatar)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
クリーチャーとソーサリーのモードを持つ両面カード。第1面は魔技で伝説でないクリーチャーを回収する伝説の人間・邪術師。第2面はクリーチャーを生け贄に捧げることでコストが減り、布告とアバター・トークン生成を行うソーサリー。
- 第1面
- 伝説ではないクリーチャー限定の死者再生/Raise Deadを行う。ソーサリー、インスタントを使用してもハンド・アドバンテージを失わなくなるので、リソースの奪い合いで優位を取りやすくなる。ETB能力や死亡誘発能力を持つクリーチャーを再展開できればさらなるアドバンテージに繋がる。悲哀の徘徊者/Woe Strider、無神経な血魔道士/Callous Bloodmageのようなトークン生成能力持ちならば第2面のコスト軽減にも寄与できる。
- パワーが2と低くそのままでは二段攻撃が活用しづらいが、魔技と履修との相性の良さから、サイドボードに拡張解剖学/Expanded Anatomyを仕込んでおけば、エクスタスをフィニッシャーとして仕立てげることも可能。
- 追加コストに生け贄を要求するソーサリー、インスタントを唱えた時、魔技でその生け贄にしたクリーチャーを回収することができる。
- 第2面
- 布告除去とトークン生成を同時に行うため一気に[[ボード・アドバンテージを得られるが、如何せんマナ・コストが8マナと重い。基本的には生け贄によるコスト軽減が前提となる。トークンやコントロール奪取を利用して2か4マナで唱えられれば破格のコスト・パフォーマンスになる。
- 生成されるアバター・トークンが3/6と一見小ぶりに思えるが、対戦相手に3点ダメージを飛ばせるのでライフを詰める能力は6/6速攻と同義であり、布告によりブロッカーがどかされた状況でこれに攻められることは見た目以上のプレッシャーとなる。
- トークンは伝説ではない。居住やエシカの戦車/Esika's Chariotなどで横に並べることができるが、その場合は生け贄を要求する効果は誘発しない。
エクスタスは生け贄の素材を供給し、血の化身の目覚めはその生け贄を消費するという、第1面、第2面ともに生け贄とのシナジーを持つ構成となっている。
スタンダードにおいてはラクドス・サクリファイスに採用される。主に除去兼サクリ台の血の化身の目覚めでの運用がメインで、黒赤にまとめて片面運用に徹底する型と白をタッチしてエクスタスとしても唱えられる型に分かれる。
関連カード
サイクル
ストリクスヘイヴン:魔法学院の神話レアのモードを持つ両面カードサイクル。少なくとも片方の面が伝説のクリーチャーまたは伝説のプレインズウォーカーである。オリークの首領、エクスタス/Extus, Oriq Overlordを除き、2つの面は対抗色の組み合わせとなっている。
- オリークの首領、エクスタス/Extus, Oriq Overlord(白黒) - 血の化身の目覚め/Awaken the Blood Avatar(黒赤)
- 火花の学者、ローアン/Rowan, Scholar of Sparks(赤) - 霜の学者、ウィル/Will, Scholar of Frost(青)
- 厄介な害獣、ブレックス/Blex, Vexing Pest(緑) - ブレックスの捜索/Search for Blex(黒)
- 狡猾な相棒、ミラ/Mila, Crafty Companion(白) - むら気な眷者、ルーカ/Lukka, Wayward Bonder(赤)
- アルケヴィオスの神託者、ジャズィ/Jadzi, Oracle of Arcavios(青) - 神託者への旅/Journey to the Oracle(緑)
ストーリー
エクスタス・ナー/Extus Narrは、アルケヴィオス/Arcaviosの秘密結社オリーク/The Oriqを率いる人間。男性。神託者/The Oracleに選ばれなかったことの「復讐」として、母校ストリクスヘイヴン/Strixhavenの破壊と知識の独占を目論む。
詳細はエクスタス・ナー/Extus Narrを参照。
またこのカードは、ストリクスヘイヴン:魔法学院の注目のストーリーの1枚でもある。魔道士狩り/Mage hunterによる陽動の隙に学院の中心部に侵入したエクスタスは、ストリクスヘイヴンの交錯/The Strixhaven Snarlと繋がり、圧倒的な力を振るった。そしてローアン/Rowanとウィル/Willの目の前で、血の化身/The Blood Avatar――古の、巨大な、戦のための存在を召喚した(イラスト)[1]。
脚注
- ↑ Episode 4: Put to the Test/メインストーリー第4話:試験開始(Magic Story 2021年4月14日 Adana Washington著)