病的な出来事/Psychotic Episode
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− | + | {{Gatherer|id=116727}}を見ると、枯草色の無数のひも状のものに絡みつかれた、あるいは肉体がひも状にほどけた人物が描かれている。このカードが精神病の発現という点を考慮するに、具体的な情景というよりむしろ呪文の対象の心理的なイメージを表現しているのかもしれない。 | |
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*[[カード個別評価:時のらせん]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:時のらせん]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:時のらせんリマスター]] - [[コモン]] |
2021年3月11日 (木) 13:57時点における最新版
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札と自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。あなたはこれにより公開されたカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーは選ばれたカードを自分のライブラリーの一番下に置く。
マッドネス(1)(黒)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)
少し変わった手札破壊呪文。カードを墓地ではなく、ライブラリーの一番下に送る。
ライブラリーの一番下に送ることは、サーチやシャッフルで再び引かれる可能性もあるが、墓地回収をするカードが増えている昨今では、こちらの方が確実かもしれない。似たような変化をした邪魔/Hinderがパーミッションでそこそこ使われたことを考えると、こちらも使われる可能性は十分ある。
3マナのダブルシンボルと少々重いが、こちらでカードを選ぶことができる。面白いのはライブラリーの一番上のカードを選ぶこともできる点。ハンド・アドバンテージを失ってしまうことになるが、選択肢が広がり、手札破壊が苦手とする今引きにもある程度対抗することができる。
マッドネスが付いているので、共鳴者で活用できれば、コストも下がってインスタント・タイミングでの奇襲も可能となかなか便利。ラヴニカ〜時のらせん期のスタンダードでは、黒単色の手札破壊呪文が少ないので、選択肢の1つとして挙げられるだろう。
- カードを捨てていないので、偏頭痛/Megrimなどの能力は誘発せず、マッドネスもできない。
[編集] ストーリー
「Psychotic」は「精神病(患者)の~」の意味を持ち、「出来事」と和訳されている「Episode」は医学では「(普通は繰り返し発生する)病理的な異常状態の発現」を指す言葉。また、マッドネスには「狂気」の意が含まれている。したがって、病的な出来事/Psychotic Episodeは「正気を失わせる類の精神病的な症状の発現」を表したカードと分かる。
イラストを見ると、枯草色の無数のひも状のものに絡みつかれた、あるいは肉体がひも状にほどけた人物が描かれている。このカードが精神病の発現という点を考慮するに、具体的な情景というよりむしろ呪文の対象の心理的なイメージを表現しているのかもしれない。