津村健志
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2021年2月7日 (日) 15:58時点における版
津村 健志(つむら けんじ)は、広島のマジックプレイヤー。Hareruya Pros所属。愛称はコガモ[1]。
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概要
大礒正嗣と並ぶ国内最強プレイヤー。プロツアーサンデー6回、生涯獲得プロツアー・ポイント250点を誇る。ちなみに愛称のコガモとは若い頃、大会に参加する交通費を浮かすために、他の人の遠征にくっついて行く姿が子供の鴨に似ていたため。
日本選手権04の出場権を直前予選で獲得し、そのまま準優勝したシンデレラボーイ。翌年には構築フォーマットのトーナメントで次々と入賞し、プレイヤー・オブ・ザ・イヤー受賞を果たした。
POY受賞後リミテッドの上達に専念すると、グランプリクアラルンプール06、グランプリトゥールーズ06と2連勝を成し遂げた。
また、とても正々堂々としたプレイングで知られている。グランプリモントリオール07に於いて、対戦相手が契約カードのコストを支払い忘れた際、指摘して支払わせた。しかも、4人の相手が支払い忘れ、その内の3人に指摘し「3人にしか指摘できなかった」と後悔のコメントを残した。なおかつ試合も勝ち進み、ベスト4進出と活躍した。
後に学業のため第一線からは遠ざかるものの、Magic Onlineでの活動と各種イベントカバレージの分析を元に、ライターとしても日本のマジック界に貢献し続けた。スタンダードとモダンフォーマットの考察記事を連載していた他、一部カバレージの執筆や翻訳も手がけている。
2014年に大学卒業後、晴れる屋に入社、オーナーである齋藤友晴と共にプロチーム「Hareruya Pros」を結成した形として第一線に復帰。
- 関東圏のプレイヤーとの練習のためだけにわざわざ東京まで来ることもあった。
- 2012年マジック・プロツアー殿堂入り。
- レベル1認定ジャッジの資格を所持。→津村健志、レベル1ジャッジへの挑戦(happymtg.com、2014年7月)
- 2010年4月から、mtg-jp.com公式サイトの連載「津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ」を担当。学業のため2012年7月に連載が一旦終了したが、後に2013年11月から連載再開。
主な戦績
プロツアー
- 世界選手権08 ベスト8
- プロツアージュネーヴ07 ベスト4
- プロツアー神戸06 ベスト8
- プロツアーロサンゼルス05 ベスト4
- プロツアーフィラデルフィア05 準優勝
- プロツアーアトランタ05 チーム戦ベスト4(One Spin)
グランプリ
- グランプリ静岡18レガシー ベスト8
- グランプリ名古屋12 ベスト8
- グランプリ静岡08 ベスト4
- グランプリ北九州07 ベスト8
- グランプリモントリオール07 ベスト4
- グランプリストックホルム07 ベスト4
- グランプリダラス07 ベスト4
- グランプリセントルイス06 ベスト4
- グランプリトゥールーズ06 優勝
- グランプリクアラルンプール06 優勝
- グランプリ北京05 ベスト8
- グランプリソルトレイクシティ05 ベスト4
- グランプリ新潟05 ベスト8
- グランプリ大阪05 チーム戦ベスト4(One Spin)
その他
- The Finals17 優勝
- ワールド・マジック・カップ16名古屋予選 優勝
- ワールド・マジック・カップ16東京予選 ベスト8
- ワールド・マジック・カップ15 団体戦ベスト8
- ワールド・マジック・カップ15名古屋予選 優勝
- ワールド・マジック・カップ14大阪予選 ベスト8
- ワールド・マジック・カップ14名古屋予選 ベスト4
- 日本選手権09 ベスト4
- インビテーショナル07 出場(Limited Master部門)
- インビテーショナル06 出場(プレイヤー・オブ・ザ・イヤー)
- 日本選手権04 準優勝
- 2004-2005 プレイヤー・オブ・ザ・イヤー
代表的なデッキ
- 親和エルフ (日本選手権09 ベスト4)
- 青黒フェアリー (世界選手権08 ベスト8)
- 発掘サイカトグ (プロツアーロサンゼルス05 3位)
- 明神フレア (プロツアーフィラデルフィア05 準優勝)
- 電結親和 (日本選手権04 準優勝)
脚注
- ↑ 『マナバーン2021』(ホビージャパン、2020年12月21日初版)p.7 ISBN 9784798623849
参考
- The Legend of Kenji/伝説の男、津村 健志(The Week That Was、文:Brian David-Marshall)
- Introducing the 2012 Pro Tour Hall of Fame Class(同上)
- 津村健志インタビュー ~マジックに助けられ、マジックに悩み、マジックに恩返しを志す(晴れる屋、文:瀬尾亜沙子)
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- 津村健志のブログ
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