女王スズメバチ/Hornet Queen
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Aerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録) |
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*基本セット2015では、同種のトークンを出す[[スズメバチの巣/Hornet Nest]]も登場。よく同時に採用されている。 | *基本セット2015では、同種のトークンを出す[[スズメバチの巣/Hornet Nest]]も登場。よく同時に採用されている。 | ||
*飛行クリーチャーであり、かつ接死によって擬似的な[[除去]]としても機能することから、緑の[[色の役割]]をやや逸脱しているものの、「危険な[[昆虫|ハチ]]のモンスター」というモチーフはまさに緑らしさ満点という、ジレンマを抱えたカード。 | *飛行クリーチャーであり、かつ接死によって擬似的な[[除去]]としても機能することから、緑の[[色の役割]]をやや逸脱しているものの、「危険な[[昆虫|ハチ]]のモンスター」というモチーフはまさに緑らしさ満点という、ジレンマを抱えたカード。 | ||
− | **[[スズメバチの一刺し/Hornet Sting]]など、しばしばハチが「緑に無理矢理(色の役割に沿わない)何かを押し込む理由付け」にされていることに頭を痛めている[[Mark Rosewater]] | + | **[[スズメバチの一刺し/Hornet Sting]]など、しばしばハチが「緑に無理矢理(色の役割に沿わない)何かを押し込む理由付け」にされていることに頭を痛めている[[Mark Rosewater]]は「これならまあ、緑らしいカードに近づいていると言える」と評しているものの([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-duty-part-1-2014-07-07 Card Duty, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010805/ カードの義務 その1])、決して賛成ではなく、[[緑白]]<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/99073618388/would-hornet-queen-have-been-acceptable-if-it-was Would Hornet Queen have been acceptable if it was...](Blogatog [[2012年]]10月3日 Mark Rosewater著)</ref>、[[黒緑]]<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/91210876543/hornet-nest-is-my-favorite-card-from-the-new-set Hornet Nest is my favorite card from the new set...](Blogatog [[2014年]]7月8日 Mark Rosewater著)</ref>あるいは[[黒]]単色<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/638595716426743808/if-you-remade-hornet-queen-with-the-exact-same-cmc If you remade Hornet Queen with the exact same cmc...](Blogatog [[2020年]]12月26日 Mark Rosewater著)</ref>で扱うべきだと考えているようだ。実際にその後、[[霊気紛争]]にて黒単色の[[鋳造所のスズメバチ/Foundry Hornet]]が登場している。 |
*統率者が初出だが、[[漁る軟泥/Scavenging Ooze]]の人気により入手困難な[[反攻/Counterpunch]]のみへの収録であった。 | *統率者が初出だが、[[漁る軟泥/Scavenging Ooze]]の人気により入手困難な[[反攻/Counterpunch]]のみへの収録であった。 | ||
2020年12月27日 (日) 11:47時点における版
クリーチャー — 昆虫(Insect)
飛行
接死
女王スズメバチが戦場に出たとき、飛行と接死を持つ緑の1/1の昆虫(Insect)クリーチャー・トークン4体を生成する。
珍しい緑の飛行クリーチャー。2/2の本体も、ETB能力で戦場に出る1/1の4体のトークンも飛行と接死を持つ。
1枚のカードで合計5体ものクリーチャーを増やせるというアドバンテージは大きい。生け贄コスト要員などとしてはもちろん、すべてが接死持ちなのでブロッカーとしても頼りがいがあり、変形の飛行対策カードとして機能する。またアタッカーとしても緑には貴重な飛行持ちで計6点の打点は決して侮れず、さらに踏み荒らし/Overrun系の全体強化と組み合わせれば十分にフィニッシャーとなる。
ただし7マナと重いため、緑お得意のマナ加速や、コストを踏み倒す手段が欲しい。同じ基本セット2015の召喚の調べ/Chord of Calling、直前のテーロス・ブロックのニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyxやエレボスの鞭/Whip of Erebosとは相性がよく、またこれ自身の色拘束の強さも信心システムにとっては利点となり、緑単信心とそのバリエーションにはうってつけのカードと言える。
統率者初出時はエターナルでしか使用できなかったためほとんど注目されなかったが、基本セット2015再録によってスタンダードで使用可能となり脚光を浴びることになる。参入直後は目立たなかったものの、タルキール覇王譚の参入後はメタゲーム上にミッドレンジが増加し、加えてタルキール龍紀伝で強力なドラゴンが数多く登場したことから、それに対する制圧力を買われ、赤緑モンスター、シディシウィップや緑黒星座など、様々な緑系デッキで活躍している。
モダンにおいてもAmulet Comboでしばしばサイドボードに採用されている。
- 基本セット2015では、同種のトークンを出すスズメバチの巣/Hornet Nestも登場。よく同時に採用されている。
- 飛行クリーチャーであり、かつ接死によって擬似的な除去としても機能することから、緑の色の役割をやや逸脱しているものの、「危険なハチのモンスター」というモチーフはまさに緑らしさ満点という、ジレンマを抱えたカード。
- スズメバチの一刺し/Hornet Stingなど、しばしばハチが「緑に無理矢理(色の役割に沿わない)何かを押し込む理由付け」にされていることに頭を痛めているMark Rosewaterは「これならまあ、緑らしいカードに近づいていると言える」と評しているものの(Card Duty, Part 1/カードの義務 その1)、決して賛成ではなく、緑白[1]、黒緑[2]あるいは黒単色[3]で扱うべきだと考えているようだ。実際にその後、霊気紛争にて黒単色の鋳造所のスズメバチ/Foundry Hornetが登場している。
- 統率者が初出だが、漁る軟泥/Scavenging Oozeの人気により入手困難な反攻/Counterpunchのみへの収録であった。