Jalum Grifter
提供:MTG Wiki
Karimenrider (トーク | 投稿記録) 細 |
|||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
対戦相手に3択のカード当てをさせる[[能力]]を持つ[[伝説のクリーチャー]]。カード当てに失敗すれば[[パーマネント]]を[[破壊]]できるが、これが当てられるとこれ自身が[[生け贄に捧げる|生け贄]]になってしまう。 | 対戦相手に3択のカード当てをさせる[[能力]]を持つ[[伝説のクリーチャー]]。カード当てに失敗すれば[[パーマネント]]を[[破壊]]できるが、これが当てられるとこれ自身が[[生け贄に捧げる|生け贄]]になってしまう。 | ||
− | + | [[オラクル]]改定によって純粋な[[運ゲー]]となった。イカサマかどうかで揉めることはなくなったが、カードのフレイバーを再現できなくなったのは寂しい。 | |
− | |||
− | |||
− | |||
*[[ジェイラム秘本/Jalum Tome]]に続く「ジェイラム」の名を冠する[[カード]]。 | *[[ジェイラム秘本/Jalum Tome]]に続く「ジェイラム」の名を冠する[[カード]]。 | ||
− | *ジェイラムの元ネタになった当時のブランド・マネージャー[[Joel Mick]]が{{Gatherer|id=9782|イラスト}}に描かれている。 | + | **ジェイラムの元ネタになった当時のブランド・マネージャー[[Joel Mick]]が{{Gatherer|id=9782|イラスト}}に描かれている。 |
+ | |||
+ | ==[[オラクル]]の変遷== | ||
+ | このカードは、イカサマギャンブル・[[Wikipedia:Three-card Monte|Three-card Monte]]を再現したものである。3枚のカードを見せてから裏向きにし、客が目で追えるように入れ替え、特定のカードがどこにあるか当てさせるもの。しかし、実は途中ですり替えてしまうので目で追った先に目的のカードはない、という仕掛けである。イラストでも、このトリックがやりやすいようにカードを少し反らせているのがわかる。 | ||
+ | |||
+ | 印刷時の[[テキスト]]では、それがそのまま再現できるようになっていた。 | ||
+ | {{カードテキスト | ||
+ | |カード名=Jalum Grifter | ||
+ | |コスト=(3)(赤)(赤) | ||
+ | |タイプ=レジェンド(Legend)の召喚 | ||
+ | |カードテキスト=(1)(赤),(T):Jalum Grifterとあなたがコントロールする土地2つを、対戦相手に公開した後でその人の前で裏向きにする。その後、その3枚のカードの順番を、その間ずっとテーブルの上においたままあなたが望む回数並び替える。対戦相手はその後、それらのカードから1枚を選ぶ。土地が選ばれたなら、場にある対象のカードを破壊する。そうでないならば、Jalum Grifterを生け贄に捧げる。 | ||
+ | |背景=old | ||
+ | }} | ||
+ | *「並べ替える/rearrange」であり、「[[切り直す]]」と異なり[[無作為]]化の義務はない。3枚のカードが卓上にある限り、並べ替えたカードを手で隠してすり替えたりしても[[不正行為]]にはならなかった。 | ||
+ | **もちろん、その3枚とは別のカードとすり替えれば違反になる。 | ||
+ | *イラストのようにカードを反らせたりすると、[[マークド]]扱いになる。 | ||
+ | *[[R&D's Secret Lair]]があれば現在でも再現可能なので、[[あなた]]と[[対戦相手]]でイカサマ勝負をしてみるのも面白い。ただし、テーブルの上で[[ゲーム]]をしていないならば、どこからか持ってくる必要がある。 | ||
+ | |||
+ | オラクル変更後は、3枚のカードを「切り直す」、すなわち無作為化が義務付けられたので、イカサマはできなくなった。また、破壊できるのが「[[パーマネント]]」に変更されたので、[[トークン]]も破壊できるようになった。 | ||
+ | *ついでに、Grifter(ペテン師)だからか[[デビル]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得。 | ||
+ | *なぜか、「土地が選ばれたなら対象のパーマネントを破壊する」と「Jalum Grifterが選ばれたならそれを生け贄に捧げる」の表記順が入れ替わっている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アングルード]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:アングルード]] - [[レア]] |
2020年9月6日 (日) 22:58時点における最新版
伝説のクリーチャー — デビル(Devil)
(1)(赤),(T):対戦相手1人とパーマネント1つを対象とする。Jalum Grifterとあなたがコントロールしている土地2つを裏向きのまま切り直す。そのプレイヤーはそれらのカードから1枚を選ぶ。そのカードを表向きにする。そのプレイヤーがJalum Grifterを選んだなら、それを生け贄に捧げる。そうでないなら、その対象としたパーマネントを破壊する。
3/5対戦相手に3択のカード当てをさせる能力を持つ伝説のクリーチャー。カード当てに失敗すればパーマネントを破壊できるが、これが当てられるとこれ自身が生け贄になってしまう。
オラクル改定によって純粋な運ゲーとなった。イカサマかどうかで揉めることはなくなったが、カードのフレイバーを再現できなくなったのは寂しい。
- ジェイラム秘本/Jalum Tomeに続く「ジェイラム」の名を冠するカード。
[編集] オラクルの変遷
このカードは、イカサマギャンブル・Three-card Monteを再現したものである。3枚のカードを見せてから裏向きにし、客が目で追えるように入れ替え、特定のカードがどこにあるか当てさせるもの。しかし、実は途中ですり替えてしまうので目で追った先に目的のカードはない、という仕掛けである。イラストでも、このトリックがやりやすいようにカードを少し反らせているのがわかる。
印刷時のテキストでは、それがそのまま再現できるようになっていた。
旧オラクル
Jalum Grifter (3)(赤)(赤)レジェンド(Legend)の召喚
(1)(赤),(T):Jalum Grifterとあなたがコントロールする土地2つを、対戦相手に公開した後でその人の前で裏向きにする。その後、その3枚のカードの順番を、その間ずっとテーブルの上においたままあなたが望む回数並び替える。対戦相手はその後、それらのカードから1枚を選ぶ。土地が選ばれたなら、場にある対象のカードを破壊する。そうでないならば、Jalum Grifterを生け贄に捧げる。
- 「並べ替える/rearrange」であり、「切り直す」と異なり無作為化の義務はない。3枚のカードが卓上にある限り、並べ替えたカードを手で隠してすり替えたりしても不正行為にはならなかった。
- もちろん、その3枚とは別のカードとすり替えれば違反になる。
- イラストのようにカードを反らせたりすると、マークド扱いになる。
- R&D's Secret Lairがあれば現在でも再現可能なので、あなたと対戦相手でイカサマ勝負をしてみるのも面白い。ただし、テーブルの上でゲームをしていないならば、どこからか持ってくる必要がある。
オラクル変更後は、3枚のカードを「切り直す」、すなわち無作為化が義務付けられたので、イカサマはできなくなった。また、破壊できるのが「パーマネント」に変更されたので、トークンも破壊できるようになった。
- ついでに、Grifter(ペテン師)だからかデビルのクリーチャー・タイプを獲得。
- なぜか、「土地が選ばれたなら対象のパーマネントを破壊する」と「Jalum Grifterが選ばれたならそれを生け贄に捧げる」の表記順が入れ替わっている。