P/T
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2020年5月14日 (木) 00:15時点における版
P/T(パワー/タフネス、ピーティー)は、クリーチャーのパワーとタフネスをあわせて言う呼び方。サイズ。
P/Tを表すボックスのことを、総合ルール上でパワー/タフネス枠/power/toughness boxと呼ぶ。
口頭で読み上げる場合スラッシュは省略され、1/1(いちいち)や2/2(にーにー)などと発音する。
パワー・タフネス変更効果
P/Tを変更する効果はいくつかの種類別に分けられ、その適用順が異なる。
- 第7a種
- パワーやタフネスを定義する特性定義能力。それがカードである場合は*/*や*/1といった形で表記されるほか、トークンが持つ場合もある。
- 第7b種
- 基本のパワーやタフネスを特定の値にする効果。主に「0/2になる」といった形で表記されるが、稀にWall of TombstonesやIsland of Wak-Wakのようにパワーかタフネスいずれか片方のみを変更する場合や、解放の樹/Tree of Redemptionのように何らかの値と「交換する」場合もある。
- 第7c種
- パワーやタフネスを修整する効果。最も普遍的に存在する。たとえいずれか片方のみであっても「+2/+0の修整を与える」というようにP/Tがまとめて表記される。
- 第7d種
- クリーチャーの上に置かれた+X/+Yカウンター(+1/+1カウンターや-1/-1カウンターなど)による変更。
- 第7e種
- パワーとタフネスを「入れ替える」効果。まれに存在する。交換とは異なる。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 6 呪文、能力、効果
- 613 継続的効果の相互作用
- 613.4 第7種においては、以下の種類細別の順番で効果が適用される。各種類細別においては、効果がタイムスタンプ順に適用される(rule 613.7 参照)。種類細別の中では、依存性によって適用順が変わることがある。(rule 613.8 参照。)
- 613.4a 第7a種: パワーやタフネスを定義する特性定義能力からの効果が適用される。rule 604.3 参照。
- 613.4b 第7b種: パワーやタフネスを特定の値にする効果が適用される。クリーチャーの基本のパワーや基本のタフネスを扱う効果は、この種類細別で適用される。
- 613.4c 第7c種: パワーやタフネスを(特定の値にするのではなく)修整する効果やカウンターが適用される。
- 613.4d 第7d種: クリーチャーのパワーとタフネスを「入れ替える/switch」効果が適用される。この種の効果はそのオブジェクトのパワーを参照してそのオブジェクトのタフネスとし、そのオブジェクトのタフネスを参照してそのオブジェクトのパワーとする。
- 613.4 第7種においては、以下の種類細別の順番で効果が適用される。各種類細別においては、効果がタイムスタンプ順に適用される(rule 613.7 参照)。種類細別の中では、依存性によって適用順が変わることがある。(rule 613.8 参照。)
- 613 継続的効果の相互作用