ブロコスの神話/Mythos of Brokkos

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2020年4月26日 (日) 13:32時点における版


Mythos of Brokkos / ブロコスの神話 (2)(緑)(緑)
ソーサリー

この呪文を唱えるために(青)(黒)が支払われていたなら、あなたのライブラリーからカード1枚を探し、あなたの墓地に置き、その後ライブラリーを切り直す。
あなたの墓地からパーマネント・カード最大2枚をあなたの手札に戻す。


ゼイゴス/Zagothに伝わるブロコス/Brokkosの神話はパーマネント・カード回収黒緑青の3唱えたなら納墓/Entomb相当の効果が付く。

単純に使っても自然のらせん/Nature's Spiral2枚分(ソーサリー再発生/Regenesis)相当で、墓地カードこそ必要だが、カード・アドバンテージを得られる。4マナ重すぎないため、中速~低速のデッキならばアドバンテージ獲得手段やリカバリー手段として十分有用。特にリミテッドではこの効果だけでも十分強力。

本領を発揮するのは青黒を含めて支払った場合。納墓効果が付き、実質ライブラリーからのサーチ+自然のらせんとなる。サーチだけでも便利だが、墓地にパーマネント・カードが1枚しかない状況でもアドバンテージを得られるようになるため、使いやすさが大幅に上がる。3色必要になるとは言え、過去のジャラドの命令/Jarad's Ordersなどと比較するとコスト・パフォーマンスの良さは歴然である。また、サーチしたカードをそのまま回収する必要はない点も重要で、戻すカードとは別に脱出などの墓地から使えるカードを墓地に送り込めれば、最大で実質3枚ドロー相当となり、調和/Harmonizeに匹敵するアドバンテージ・カードと化す。

総合的に見て、パーマネント・カード中心の墓地利用系デッキで最も輝く一枚である。特に納墓効果を有効利用できると得られるアドバンテージ量が増すため、構築で採用する際はそのあたりを意識した構成を心がけたい。ただし、能動的に使いづらい面があるのは否めず、またデッキカラーに含むならそれらの色のドローカードも選択できるため、どれを優先させるかはデッキタイプと照らし合わせて慎重に判断したい。

関連カード

サイクル

イコリア:巨獣の棲処の神話サイクル単色ソーサリーインスタントで、唱えるために対抗色2つの色マナ支払われていたなら何らかのボーナスが得られる向上呪文稀少度レア

ストーリー上は、いずれもイコリア/Ikoriaの頂点の怪物に関する伝説を描いたものである。イラストはすべてSeb McKinnonによる、先史時代を思わせる洞窟壁画調のデザインとなっている。

ストーリー

神話によれば、最初の人間ブロコス/Brokkosを討とうとした狩人であるという。ブロコスは反撃せず、その代わりに人間に二つの贈り物を授けた。一つは過去の幻視、それによって自らの過ちから学ぶことができるように。もう一つは未来の幻視、それによって皆を前へと導けるように(イラスト[1]

「怪物が持ち得る最も予想外の武器。それは優しさである。」
オゾリスの物語

脚注

  1. Planeswalker's Guide to Ikoria/プレインズウォーカーのためのイコリア案内(Feature 2020年4月2日 Chris Mooney著)

参考

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