エルドレイン/Eldraine
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− | [[アーデンベイル城/Castle Ardenvale]] | + | [[アーデンベイル城/Castle Ardenvale]]の中央塔には[[忠誠の円環/The Circle of Loyalty]]がある。騎士になるためには、銀炎でできたこの円環をくぐらなければならない。真の忠誠を持つ者だけが無傷で通り抜けることができる。 |
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+ | '''メア湖'''/''Lochmere''の中心に建てられた[[ヴァントレス城/Castle Vantress]]の遥か下方には、[[魔法の鏡/The Magic Mirror]]、'''インドレロン'''/''Indrelon''が置かれている。インドレロンから騎士の称号や何らかの知識を得るためには、対価としてその鏡が知らない秘密を教えなければならない。 | ||
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+ | [[ギャレンブリグ城/Castle Garenbrig]]の主要な部分を占めるのは、人間の隆盛以前の時代に巨人によって築かれた環状列石、[[グレートヘンジ/The Great Henge]]だ。これは巨大な日時計であり、特定の日付の特定の時間には、僻境の深奥へと繋がる魔法の門と化す。 | ||
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**[[アッシュベイルの英雄、グウィン卿/Syr Gwyn, Hero of Ashvale#ストーリー|グウィン/Gwyn]] - エンバレスの騎士。 | **[[アッシュベイルの英雄、グウィン卿/Syr Gwyn, Hero of Ashvale#ストーリー|グウィン/Gwyn]] - エンバレスの騎士。 | ||
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**[[探索する獣/Questing Beast#ストーリー|探索する獣/Questing Beast]] - 伝説に謳われる三つ首の獣。崇王となるに相応しい者を選び、探索行を課す。 | **[[探索する獣/Questing Beast#ストーリー|探索する獣/Questing Beast]] - 伝説に謳われる三つ首の獣。崇王となるに相応しい者を選び、探索行を課す。 | ||
**[[悪ふざけの名人、ランクル/Rankle, Master of Pranks#ストーリー|ランクル/Rankle]] - 妖精の王。 | **[[悪ふざけの名人、ランクル/Rankle, Master of Pranks#ストーリー|ランクル/Rankle]] - 妖精の王。 | ||
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**[[エルドレインのその他のキャラクター]] | **[[エルドレインのその他のキャラクター]] | ||
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*[https://mtg-jp.com/reading/special/0033180/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第3回 知りたがりの二人](マジック日本公式サイト 2019年10月17日 若月繭子著) | *[https://mtg-jp.com/reading/special/0033180/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第3回 知りたがりの二人](マジック日本公式サイト 2019年10月17日 若月繭子著) | ||
*[https://mtg-jp.com/reading/special/0033245/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第4回 不可解な幻視](マジック日本公式サイト 2019年10月24日 若月繭子著) | *[https://mtg-jp.com/reading/special/0033245/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第4回 不可解な幻視](マジック日本公式サイト 2019年10月24日 若月繭子著) | ||
− | *[https://mtg-jp.com/reading/special/0033264/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第5回 残忍な騎士] | + | *[https://mtg-jp.com/reading/special/0033264/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第5回 残忍な騎士](マジック日本公式サイト 2019年10月31日 若月繭子著) |
==参考== | ==参考== |
2019年11月7日 (木) 00:22時点における版
エルドレイン/Eldraineは、多元宇宙/Multiverseに存在する次元/Planeの一つ。エルドレインの王権の舞台となった。
目次 |
地理
王国/The Realm
人間が住まう秩序の領域。五つの宮廷/Courtから成る。
アーデンベイル/Ardenvale
白の宮廷。忠誠/Loyaltyを最も重要な美徳とする。紋章は円環状の炎。
崇王/High King、アルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrithは王国全体の統治者であると同時に、アーデンベイルの統治者でもある。その妃たる女王リンデン・ケンリス/Linden Kenrithもまた、アルジェナスとともにアーデンベイルを統治している。
アーデンベイル城/Castle Ardenvaleの中央塔には忠誠の円環/The Circle of Loyaltyがある。騎士になるためには、銀炎でできたこの円環をくぐらなければならない。真の忠誠を持つ者だけが無傷で通り抜けることができる。
詳細はアーデンベイル/Ardenvaleを参照。
ヴァントレス/Vantress
青の宮廷。知識/Knowledgeを最も重要な美徳とする。紋章は鍵穴。人間の大魔道士、ガドウィック/Gadwickが実質的な統治者となっている。
メア湖/Lochmereの中心に建てられたヴァントレス城/Castle Vantressの遥か下方には、魔法の鏡/The Magic Mirror、インドレロン/Indrelonが置かれている。インドレロンから騎士の称号や何らかの知識を得るためには、対価としてその鏡が知らない秘密を教えなければならない。
詳細はヴァントレス/Vantressを参照。
ロークスワイン/Locthwain
黒の宮廷。執念/Persistenceを最も重要な美徳とする。紋章はゴブレット。エルフの女王、アヤーラ/Ayaraが統治している。
生者に永遠の若さを与え死者をも蘇らせるという遺物、永遠の大釜/The Cauldron of Eternityを所有していたが、今は失われている。大釜を失って以来、ロークスワイン城/Castle Locthwainは宙に浮いたままとなっている。この遺物を求めて探索に赴き、命を落とす騎士は後を絶たない。
詳細はロークスワイン/Locthwainを参照。
エンバレス/Embereth
赤の宮廷。勇気/Courageを最も重要な美徳とする。紋章は菱形と三本の槍。評議会が統治している。
真の名を燃焦苑/The Burning Yardという複合競技場、エンバレス城/Castle Emberethには王国中から闘士が集まる。宮廷の遺物は赤熱する巨石アイレンクラッグ/The Irencragで、エンバレスの宝剣/Embercleaveはそれが名を授けた剣の一つ。
詳細はエンバレス/Emberethを参照。
ギャレンブリグ/Garenbrig
緑の宮廷。強さ/Strengthを最も重要な美徳とする。紋章は槌。巨人の王、ヨルヴォ/Yorvoが統治している。
ギャレンブリグ城/Castle Garenbrigの主要な部分を占めるのは、人間の隆盛以前の時代に巨人によって築かれた環状列石、グレートヘンジ/The Great Hengeだ。これは巨大な日時計であり、特定の日付の特定の時間には、僻境の深奥へと繋がる魔法の門と化す。
詳細はギャレンブリグ/Garenbrigを参照。
僻境/The Wilds
危険な野生と魔の領域。明確な地理ではなく、王国の法が行き届かない場所が僻境である。人間に害を成すフェアリー/Faerieやレッドキャップ/Redcapや荒々しい魔法が溢れている。特にThe heart realm of the Wilds(僻境の中心)と呼ばれる地域は王国から追われたエルフ達が潜み、距離、方角、時間、季節のすべてが歪み、怪物や呪いで溢れる場所である。隣り合う橋を渡っても同じ岸に辿り着くとは限らず、その橋さえ、次の日には消え失せて全く別の場所に現れることもある。
歴史
遠い昔、王国を統べていたのはエルフだった。伝わるところによれば、彼らは高慢で尊大、虚栄心が強く残忍で、あらゆる不道徳な魔法を野放図に使用していた。自分の身を守れないほど弱い者は膝をついて庇護を求めるべき、それが彼らの言い分だった。やがて力をつけた人間が、エルフの王位を転覆させ、五つの宮廷を創り上げた。今では多くのエルフが僻境に逃れているが、一部のエルフはロークスワインに留まり、人間と共存している。
二世代の空位期間の後、探索する獣/Questing Beastはアルジェナスとリンデンに探索行を課した。リンデンは途中、何らかの理由でこれを断念したが、アルジェナスは五つの宮廷で騎士の称号を得て崇王/High Kingの座に就いた。崇王の統治の下、王国には平和と秩序が訪れた。
それから十数年後、突如としてアルジェナスは失踪した。双子の王女と王子、ローアン/Rowanとウィル/Willは、父王を探す旅に出た。
種族
- 人間/Human
- エルフ/Elf
- ドワーフ/Dwarf
- 巨人/Giant
- Undine(ウンディーネ)
- レッドキャップ/Redcap
- フェアリー/Faerie(フェイ/Fae)
キャラクター
- エルドレイン出身者
- ローアン・ケンリス/Rowan Kenrith - 人間の魔道士。女性。稲妻の魔法を操る。ウィルとは双子。
- ウィル・ケンリス/Will Kenrith - 人間の魔道士。男性。氷の魔法を操る。ローアンとは双子。
- 他次元からの訪問者
- ガラク/Garruk - 人間の狩人。男性。鎖のヴェール/The Chain Veilの呪いに侵されている。
- オーコ/Oko - フェイ/Feyのシェイプシフター。男性。偽善と感じるものを見つけては残酷な「悪戯」を仕掛ける。
- エルドレインの住人
- アーデンベイルの主要キャラクター
- アルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrith - 王国全体を統べる人間の崇王。ローアンとウィルの父。
- リンデン・ケンリス/Linden Kenrith - アーデンベイルの女王。アルジェナスの妃で、ローアンとウィルの継母。
- エイリン/Alin - アーデンベイルの騎士。
- ヴァントレスの主要キャラクター
- ガドウィック/Gadwick - ヴァントレスを統べる人間の魔術師。男性。人前に姿を現すことはほとんどない。
- インドレロン/Indrelon - ヴァントレスの秘宝である魔法の鏡。
- エレノラ/Elenora - ヴァントレスの騎士。
- ロークスワインの主要キャラクター
- アヤーラ/Ayara - ロークスワインを統べるエルフの女王。エルフが王国を治めていた時代からの生き残りである。
- コンラッド/Konrad - ロークスワインの騎士。
- ギャレンブリグの主要キャラクター
- ヨルヴォ/Yorvo - ギャレンブリグを統べる巨人の王。心優しき人物。
- ファレン/Faren - ギャレンブリグの騎士。
- その他
- アリーラ/Alela - 妖精。
- チュレイン/Chulane - 人間の魔道士。伝承の語り部。
- エムリー/Emry - メア湖のウンディーネ。
- グラングリー/Grumgully - レッドキャップ。
- コルヴォルド/Korvold - フェイに呪われドラゴンとなった王。
- 探索する獣/Questing Beast - 伝説に謳われる三つ首の獣。崇王となるに相応しい者を選び、探索行を課す。
- ランクル/Rankle - 妖精の王。
- トーブラン/Torbran - ドワーフの部族の長。男性。
- エルドレインのその他のキャラクター
登場
登場作品・登場記事
- Throne of Eldraine: The Wildered Quest(小説)
- A Portrait of the Kenriths/ケンリス家の肖像(Feature 2019年9月12日)
- Planeswalkers Guide to Eldraine(Feature 2019年10月31日 Chris Mooney著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第1回 その舞台と人物(マジック日本公式サイト 2019年10月3日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第2回 むかしむかし(マジック日本公式サイト 2019年10月10日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第3回 知りたがりの二人(マジック日本公式サイト 2019年10月17日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第4回 不可解な幻視(マジック日本公式サイト 2019年10月24日 若月繭子著)
- 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第5回 残忍な騎士(マジック日本公式サイト 2019年10月31日 若月繭子著)