エルドレイン/Eldraine

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[[人間]]が住まう秩序の領域。五つの'''宮廷'''/''Court''から成る。
 
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[[白]]の宮廷。'''忠誠'''/''Loyalty''を美徳とする。紋章は炎の円環。
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[[白]]の宮廷。'''忠誠'''/''Loyalty''を最も重要な美徳とする。紋章は円環状の炎。
  
崇王/High King、[[アルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrith]]は王国全体の統治者であると同時に、アーデンベイルの統治者でもある。アルジェナス不在の時期は、その妃たる女王[[リンデン・ケンリス/Linden Kenrith]]がアーデンベイルを統治していた。
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崇王/High King、[[アルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrith]]は王国全体の統治者であると同時に、アーデンベイルの統治者でもある。その妃たる女王[[リンデン・ケンリス/Linden Kenrith]]もまた、アルジェナスとともにアーデンベイルを統治している。
  
[[アーデンベイル城/Castle Ardenvale]][[忠誠の円環/The Circle of Loyalty]]の魔法に守られている。騎士は白く輝く炎でできたこの円環をくぐり、その忠誠を示さなければならない。値せぬ者は灰と化す。
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[[アーデンベイル城/Castle Ardenvale]]の中央塔には[[忠誠の円環/The Circle of Loyalty]]がある。騎士になるためには、銀炎でできたこの円環をくぐらなければならない。真の忠誠を持つ者だけが無傷で通り抜けることができる。
  
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詳細は[[アーデンベイル/Ardenvale]]を参照。
[[青]]の宮廷。'''知識'''/''Knowledge''を美徳とする。紋章は鍵穴。人間の魔術師、[[老いたる者、ガドウィック/Gadwick, the Wizened#ストーリー|ガドウィック/Gadwick]]が統治している。
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'''メア湖'''/''Lochmere''の中心に建てられた[[ヴァントレス城/Castle Vantress]]の中には、[[魔法の鏡/The Magic Mirror]]、'''インドレロン'''/''Indrelon''が置かれている。インドレロンはあらゆる質問に真実の答えを授けてくれるが、そのためには対価として誰にも知られていない秘密を明かさなければならない。
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[[青]]の宮廷。'''知識'''/''Knowledge''を最も重要な美徳とする。紋章は鍵穴。人間の大魔道士、[[老いたる者、ガドウィック/Gadwick, the Wizened#ストーリー|ガドウィック/Gadwick]]が実質的な統治者となっている。
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'''メア湖'''/''Lochmere''の中心に建てられた[[ヴァントレス城/Castle Vantress]]の遥か下方には、[[魔法の鏡/The Magic Mirror]]、'''インドレロン'''/''Indrelon''が置かれている。インドレロンから騎士の称号や何らかの知識を得るためには、対価としてその鏡が知らない秘密を教えなければならない。
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[[黒]]の宮廷。'''執念'''/''Persistence''を美徳とする。紋章はゴブレット。[[エルフ#ストーリー|エルフ]]の女王、[[アヤーラ/Ayara]]が統治している。
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[[黒]]の宮廷。'''執念'''/''Persistence''を最も重要な美徳とする。紋章はゴブレット。[[エルフ#ストーリー|エルフ]]の女王、[[アヤーラ/Ayara]]が統治している。
  
生者に[[永遠の若さ/Forever Young|永遠の若さ]]を与え死者をも蘇らせるという秘宝、[[永遠の大釜/The Cauldron of Eternity]]を所有していたが、今は失われている。大釜を失って以来、[[ロークスワイン城/Castle Locthwain]]は宙に浮いたままとなっている。この秘宝を求めて探索に赴き、命を落とす騎士は後を絶たない。
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生者に[[永遠の若さ/Forever Young|永遠の若さ]]を与え死者をも蘇らせるという遺物、[[永遠の大釜/The Cauldron of Eternity]]を所有していたが、今は失われている。大釜を失って以来、[[ロークスワイン城/Castle Locthwain]]は宙に浮いたままとなっている。この遺物を求めて探索に赴き、命を落とす騎士は後を絶たない。
  
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詳細は[[ロークスワイン/Locthwain]]を参照。
[[赤]]の宮廷。'''勇気'''/''Courage''を美徳とする。紋章は菱形と三本の槍。評議会が統治しており、[[ドワーフ]]の[[朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fell|トーブラン/Torbran]]はその一員と思われる。
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名高いその[[試合場/Tournament Grounds]]には、自らの力を示すべく各地から闘士が集まる。宮廷の宝は[[エンバレスの宝剣/Embercleave]]
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[[赤]]の宮廷。'''勇気'''/''Courage''を最も重要な美徳とする。紋章は菱形と三本の槍。評議会が統治している。
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真の名を'''燃焦苑'''/''The Burning Yard''という複合競技場、[[エンバレス城/Castle Embereth]]には王国中から闘士が集まる。宮廷の遺物は赤熱する巨石[[エンバレス/Embereth#遺物|アイレンクラッグ/The Irencrag]]で、[[エンバレスの宝剣/Embercleave]]はそれが名を授けた剣の一つ。
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詳細は[[エンバレス/Embereth]]を参照。
  
 
====ギャレンブリグ/Garenbrig====
 
====ギャレンブリグ/Garenbrig====
[[緑]]の宮廷。'''強さ'''/''Strength''を美徳とする。紋章は一組の槌。[[巨人#ストーリー|巨人]]の王、[[ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ/Yorvo, Lord of Garenbrig|ヨルヴォ/Yorvo]]が統治している。
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[[緑]]の宮廷。'''強さ'''/''Strength''を最も重要な美徳とする。紋章は槌。[[巨人#ストーリー|巨人]]の王、[[ギャレンブリグの領主、ヨルヴォ/Yorvo, Lord of Garenbrig|ヨルヴォ/Yorvo]]が統治している。
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[[ギャレンブリグ城/Castle Garenbrig]]の主要な部分を占めるのは、人間の隆盛以前の時代に巨人によって築かれた環状列石、[[グレートヘンジ/The Great Henge]]だ。これは巨大な日時計であり、特定の日付の特定の時間には、僻境の深奥へと繋がる魔法の門と化す。
  
ここには人間の隆盛以前の時代に巨人によって築かれた環状列石、[[グレートヘンジ/The Great Henge]]がある。これは巨大な日時計であり、僻境の中心部へと繋がる魔法の門でもある。
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詳細は[[ギャレンブリグ/Garenbrig]]を参照。
  
 
===僻境/The Wilds===
 
===僻境/The Wilds===
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*[[#エンバレス/Embereth|エンバレス]]の主要キャラクター
 
*[[#エンバレス/Embereth|エンバレス]]の主要キャラクター
**[[朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fell|トーブラン/Torbran]] - エンバレスのドワーフ。男性。評議会の一員と思われる。
 
 
**[[勇敢な騎士、カラ卿/Syr Carah, the Bold#ストーリー|カラ/Carah]] - エンバレスの騎士。
 
**[[勇敢な騎士、カラ卿/Syr Carah, the Bold#ストーリー|カラ/Carah]] - エンバレスの騎士。
 
**[[アッシュベイルの英雄、グウィン卿/Syr Gwyn, Hero of Ashvale#ストーリー|グウィン/Gwyn]] - エンバレスの騎士。
 
**[[アッシュベイルの英雄、グウィン卿/Syr Gwyn, Hero of Ashvale#ストーリー|グウィン/Gwyn]] - エンバレスの騎士。
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**[[探索する獣/Questing Beast#ストーリー|探索する獣/Questing Beast]] - 伝説に謳われる三つ首の獣。崇王となるに相応しい者を選び、探索行を課す。
 
**[[探索する獣/Questing Beast#ストーリー|探索する獣/Questing Beast]] - 伝説に謳われる三つ首の獣。崇王となるに相応しい者を選び、探索行を課す。
 
**[[悪ふざけの名人、ランクル/Rankle, Master of Pranks#ストーリー|ランクル/Rankle]] - 妖精の王。
 
**[[悪ふざけの名人、ランクル/Rankle, Master of Pranks#ストーリー|ランクル/Rankle]] - 妖精の王。
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**[[トーブラン/Torbran]] - ドワーフの部族の長。男性。
 
**[[エルドレインのその他のキャラクター]]
 
**[[エルドレインのその他のキャラクター]]
  
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*[https://mtg-jp.com/reading/special/0033180/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第3回 知りたがりの二人](マジック日本公式サイト 2019年10月17日 若月繭子著)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/special/0033180/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第3回 知りたがりの二人](マジック日本公式サイト 2019年10月17日 若月繭子著)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/special/0033245/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第4回 不可解な幻視](マジック日本公式サイト 2019年10月24日 若月繭子著)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/special/0033245/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第4回 不可解な幻視](マジック日本公式サイト 2019年10月24日 若月繭子著)
*[https://mtg-jp.com/reading/special/0033264/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第5回 残忍な騎士](マジック日本公式サイト 2019年10月31日 若月繭子著)
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*[https://mtg-jp.com/reading/special/0033264/ 『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第5回 残忍な騎士](マジック日本公式サイト 2019年10月31日 若月繭子著)
  
 
==参考==
 
==参考==

2019年11月7日 (木) 00:22時点における版

エルドレイン/Eldraineは、多元宇宙/Multiverseに存在する次元/Planeの一つ。エルドレインの王権の舞台となった。

目次

地理

王国/The Realm

人間が住まう秩序の領域。五つの宮廷/Courtから成る。

アーデンベイル/Ardenvale

の宮廷。忠誠/Loyaltyを最も重要な美徳とする。紋章は円環状の炎。

崇王/High King、アルジェナス・ケンリス/Algenus Kenrithは王国全体の統治者であると同時に、アーデンベイルの統治者でもある。その妃たる女王リンデン・ケンリス/Linden Kenrithもまた、アルジェナスとともにアーデンベイルを統治している。

アーデンベイル城/Castle Ardenvaleの中央塔には忠誠の円環/The Circle of Loyaltyがある。騎士になるためには、銀炎でできたこの円環をくぐらなければならない。真の忠誠を持つ者だけが無傷で通り抜けることができる。

詳細はアーデンベイル/Ardenvaleを参照。

ヴァントレス/Vantress

の宮廷。知識/Knowledgeを最も重要な美徳とする。紋章は鍵穴。人間の大魔道士、ガドウィック/Gadwickが実質的な統治者となっている。

メア湖/Lochmereの中心に建てられたヴァントレス城/Castle Vantressの遥か下方には、魔法の鏡/The Magic Mirrorインドレロン/Indrelonが置かれている。インドレロンから騎士の称号や何らかの知識を得るためには、対価としてその鏡が知らない秘密を教えなければならない。

詳細はヴァントレス/Vantressを参照。

ロークスワイン/Locthwain

の宮廷。執念/Persistenceを最も重要な美徳とする。紋章はゴブレット。エルフの女王、アヤーラ/Ayaraが統治している。

生者に永遠の若さを与え死者をも蘇らせるという遺物、永遠の大釜/The Cauldron of Eternityを所有していたが、今は失われている。大釜を失って以来、ロークスワイン城/Castle Locthwainは宙に浮いたままとなっている。この遺物を求めて探索に赴き、命を落とす騎士は後を絶たない。

詳細はロークスワイン/Locthwainを参照。

エンバレス/Embereth

の宮廷。勇気/Courageを最も重要な美徳とする。紋章は菱形と三本の槍。評議会が統治している。

真の名を燃焦苑/The Burning Yardという複合競技場、エンバレス城/Castle Emberethには王国中から闘士が集まる。宮廷の遺物は赤熱する巨石アイレンクラッグ/The Irencragで、エンバレスの宝剣/Embercleaveはそれが名を授けた剣の一つ。

詳細はエンバレス/Emberethを参照。

ギャレンブリグ/Garenbrig

の宮廷。強さ/Strengthを最も重要な美徳とする。紋章は槌。巨人の王、ヨルヴォ/Yorvoが統治している。

ギャレンブリグ城/Castle Garenbrigの主要な部分を占めるのは、人間の隆盛以前の時代に巨人によって築かれた環状列石、グレートヘンジ/The Great Hengeだ。これは巨大な日時計であり、特定の日付の特定の時間には、僻境の深奥へと繋がる魔法の門と化す。

詳細はギャレンブリグ/Garenbrigを参照。

僻境/The Wilds

危険な野生と魔の領域。明確な地理ではなく、王国の法が行き届かない場所が僻境である。人間に害を成すフェアリー/Faerieレッドキャップ/Redcapや荒々しい魔法が溢れている。特にThe heart realm of the Wilds(僻境の中心)と呼ばれる地域は王国から追われたエルフ達が潜み、距離、方角、時間、季節のすべてが歪み、怪物や呪いで溢れる場所である。隣り合う橋を渡っても同じ岸に辿り着くとは限らず、その橋さえ、次の日には消え失せて全く別の場所に現れることもある。

歴史

遠い昔、王国を統べていたのはエルフだった。伝わるところによれば、彼らは高慢で尊大、虚栄心が強く残忍で、あらゆる不道徳な魔法を野放図に使用していた。自分の身を守れないほど弱い者は膝をついて庇護を求めるべき、それが彼らの言い分だった。やがて力をつけた人間が、エルフの王位を転覆させ、五つの宮廷を創り上げた。今では多くのエルフが僻境に逃れているが、一部のエルフはロークスワインに留まり、人間と共存している。

二世代の空位期間の後、探索する獣/Questing Beastはアルジェナスとリンデンに探索行を課した。リンデンは途中、何らかの理由でこれを断念したが、アルジェナスは五つの宮廷で騎士の称号を得て崇王/High Kingの座に就いた。崇王の統治の下、王国には平和と秩序が訪れた。

それから十数年後、突如としてアルジェナスは失踪した。双子の王女と王子、ローアン/Rowanウィル/Willは、父王を探す旅に出た。

種族

キャラクター

プレインズウォーカー/Planeswalker
エルドレインの住人

登場

登場作品・登場記事

参考

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