ドラゴン・エンジン/Dragon Engine

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[[兄弟戦争]]の主力兵器にしてはかなりおとなしいカードだが、どうやらピンからキリまでいたらしい。せめて[[飛行|飛んで]]欲しい。
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[[兄弟戦争]]の主力兵器にしてはかなりおとなしい性能のカード。
  
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[[第4版]]あたりの[[リミテッド]]では、比較的軽めの[[アーティファクト・クリーチャー]]で不特定[[マナ]]による[[パンプアップ]]能力付きということもあり、なかなかの強さを発揮した。[[Masters Edition]]では[[コモン]]なので、よく見かけることになる。
[[Masters Edition]]では[[コモン]]なので、よく見かけることになる。
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古いマジックでは、[[麻痺/Paralyze]]した[[草原のドルイド僧/Ley Druid]]が[[繁茂/Wild Growth]]の4枚ついた土地を[[アップキープ]]中に何度も[[アンタップ]]して、それによって生じた[[マナ]]を、[[ドワーフ戦士団/Dwarven Warriors]]によって[[ブロック]]されなくなったドラゴン・エンジンに注ぎ込んで勝利するコンボがあった。古いマジックには[[インスタント・タイミング]]で使用できるX呪文がなかったため、ドラゴン・エンジンが使われたのである。[[解呪/Disenchant]]で労力が無駄になるのはご愛嬌。
古いマジックには[[インスタント・タイミング]]で使用できるX呪文がなかったため、ドラゴン・エンジンが使われたのである。
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[[解呪/Disenchant]]で労力が無駄になるのはご愛嬌。
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*名前に「ドラゴン/Dragon」がはいっているが、[[クリーチャー・タイプ]]は[[ドラゴン]]ではなく[[構築物]]。たしかに[[飛行]]もなく[[サイズ]]も小さいので仕方ないところ。
<!-- 不特定マナのコストは無色マナではない。 -->
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*Engineは古い言い回しで「(古代の)兵器」という意味。広く「道具」という意味もある。
  
*名前に「ドラゴン/Dragon」がはいっているが、[[クリーチャー・タイプ]]は[[ドラゴン]]ではなく[[構築物]]。
 
たしかに[[飛行]]もなく[[サイズ]]も小さいので仕方ないところ。
 
*「Engine」は古い言い回しで「(古代の)兵器」という意味。
 
広く「道具」という意味もある。
 
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[コモン]]4
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[コモン]]4
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*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[コモン]]
  
=ドラゴン・エンジン/Dragon Engine(ストーリー) [#story]=
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==ストーリー==
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'''ドラゴン・エンジン'''/''Dragon Engine''は、古代[[スラン/Thran]]の[[アーティファクト]]で、[[ドラゴン]]のような機械生物。実際は[[ファイレクシア/Phyrexia]]に生息する[[アーティファクト・クリーチャー]]である。
  
古代[[スラン/Thran]][[アーティファクト]]で、[[ドラゴン]]のような機械生物。
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非常に巨大で、[[ミシュラ/Mishra]]はこれを複製し、[[兄弟戦争]]に投入した。そのうちの1体は、[[ウルザ/Urza]]の手によって「箱舟」とされ、数々の生き物、人々を別の次元へ避難させた。それが[[レイモス/Ramos]](統合者)と呼ばれるドラゴンエンジンであり、その次元こそが[[メルカディア/Mercadia]]である。
実際は[[ファイレクシア/Phyrexia]]に生息する[[アーティファクト・クリーチャー]]である。
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非常に巨大で、[[ミシュラ/Mishra]]はこれを複製し、[[兄弟戦争]]に投入した。
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そのうちの一体は、[[ウルザ/Urza]]の手によって「箱舟」とされ、数々の生き物、人々を別の次元へ避難させた。
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===参考===
それが[[レイモス/Ramos]]--&lt;ruby&gt;&lt;rb&gt;\2&lt;/rb&gt;&lt;rp&gt;(&lt;/rp&gt;&lt;rt&gt;統合者&lt;/rt&gt;&lt;rp&gt;)&lt;/rp&gt;&lt;/ruby&gt;--と呼ばれるドラゴンエンジンであり、その次元こそが[[メルカディア/Mercadia]]である。
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==参考==
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*[[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]]
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*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2008年6月9日 (月) 22:06時点における版


Dragon Engine / ドラゴン・エンジン (3)
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)

(2):ドラゴン・エンジンはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。

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兄弟戦争の主力兵器にしてはかなりおとなしい性能のカード。

第4版あたりのリミテッドでは、比較的軽めのアーティファクト・クリーチャーで不特定マナによるパンプアップ能力付きということもあり、なかなかの強さを発揮した。Masters Editionではコモンなので、よく見かけることになる。

古いマジックでは、麻痺/Paralyzeした草原のドルイド僧/Ley Druid繁茂/Wild Growthの4枚ついた土地をアップキープ中に何度もアンタップして、それによって生じたマナを、ドワーフ戦士団/Dwarven Warriorsによってブロックされなくなったドラゴン・エンジンに注ぎ込んで勝利するコンボがあった。古いマジックにはインスタント・タイミングで使用できるX呪文がなかったため、ドラゴン・エンジンが使われたのである。解呪/Disenchantで労力が無駄になるのはご愛嬌。

参考

ストーリー

ドラゴン・エンジン/Dragon Engineは、古代スラン/Thranアーティファクトで、ドラゴンのような機械生物。実際はファイレクシア/Phyrexiaに生息するアーティファクト・クリーチャーである。

非常に巨大で、ミシュラ/Mishraはこれを複製し、兄弟戦争に投入した。そのうちの1体は、ウルザ/Urzaの手によって「箱舟」とされ、数々の生き物、人々を別の次元へ避難させた。それがレイモス/Ramos(統合者)と呼ばれるドラゴンエンジンであり、その次元こそがメルカディア/Mercadiaである。

参考

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