双呪
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
21行: | 21行: | ||
**例えば、[[力の確約/Promise of Power]]を双呪モードで[[唱える]]場合なら、必ず先に5枚[[引く]]方が処理される。これにより、後で[[解決]]する[[トークン]]の[[パワー]]と[[タフネス]]も影響を受ける。 | **例えば、[[力の確約/Promise of Power]]を双呪モードで[[唱える]]場合なら、必ず先に5枚[[引く]]方が処理される。これにより、後で[[解決]]する[[トークン]]の[[パワー]]と[[タフネス]]も影響を受ける。 | ||
*各モードは独立の[[イベント]]として処理される。しかし、1つの呪文の解決中に他の呪文を唱えたり[[能力]]を[[起動]]したりすることはできないので、各モードの処理の間に[[対応して]]何かすることはできない。 | *各モードは独立の[[イベント]]として処理される。しかし、1つの呪文の解決中に他の呪文を唱えたり[[能力]]を[[起動]]したりすることはできないので、各モードの処理の間に[[対応して]]何かすることはできない。 | ||
− | * | + | *3つ以上から選べる場合もすべて選ぶことができる。 |
===その他=== | ===その他=== |
2019年6月1日 (土) 19:10時点における版
双呪/Entwine | |
---|---|
種別 | 常在型能力 |
登場セット | ミラディン・ブロック モダンホライゾン |
CR | CR:702.42 |
双呪(そうじゅ)/Entwineは、ミラディン・ブロックで初登場したキーワード能力。スタック上にある間に機能する常在型能力である。
Promise of Power / 力の確約 (2)(黒)(黒)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
以下から1つを選ぶ。
・あなたはカードを5枚引き、5点のライフを失う。
・飛行を持つ黒のX/Xのデーモン(Demon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。Xは、あなたの手札のカードの枚数である。
双呪(4)(あなたが双呪コストを支払った場合、両方を選ぶ。)
定義
双呪 [コスト]/Entwine [コスト]」は、「あなたは、この呪文のモードを1つだけ選ぶ代わりに、すべてのモードを選んでもよい。そうしたなら、あなたは[コスト]を追加で支払う。」を意味する。
解説
双呪コストを支払うことで、本来ならば1つしか選べないモードを両方選べるようになる能力である。双呪を持つ呪文は必ずモードを持っている。
モダンホライゾンで再登場した。
ルール
- 双呪により全てのモードが選択されたとき、その解決する順番はテキスト中の順番に従う。
- 各モードは独立のイベントとして処理される。しかし、1つの呪文の解決中に他の呪文を唱えたり能力を起動したりすることはできないので、各モードの処理の間に対応して何かすることはできない。
- 3つ以上から選べる場合もすべて選ぶことができる。
その他
- 双呪を持つ呪文は、基本的にそれぞれのモードが相互効果を持つか、イメージ的に相反するかの2タイプに分かれている。
- 「Entwine」は「絡み合わせる」といった意味で、「2つ(双)」の意味は持ち合わせてない。Entwineに含まれるtwinから、2つというニュアンスも一応ある。双呪はそのあたりを汲み取った意訳か。
- ミラディン・ブロックでは2つのモードしか持たない呪文しか存在しないため問題は無かったが、モダンホライゾンでモードを4つ持つケイヤの手管/Kaya's Guileが登場してしまった。
- 魔除けの新しいバリエーションを模索していたMark Rosewaterが、ミラディンのデザインの締め切り直前に夢の中で思いついたアイディアが元になっている[1]。
- 発展バリエーションに増呪がある。
参考
- ↑ Maro's Command/マローの命令(Making Magic 2015年4月13日)