消しえる火/Quenchable Fire
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(10人の利用者による、間の11版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Quenchable Fire}} | {{#card:Quenchable Fire}} | ||
− | [[プレイヤー]] | + | [[プレイヤー]]か[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]限定の[[火力]]。次のこちらの[[アップキープ]]までにそのプレイヤーが[[青マナ]]を[[支払う|支払わない]]と、追加でさらに[[ダメージ]]を与える。 |
− | + | 4[[マナ]]で3点ダメージではかなり効率が悪いが、6点与えられるならば脅威。相手が[[青]]を使わない[[デッキ]]ならばほぼ確実に6点を与えられるので、[[メタゲーム]]を上手く読んで使うべき。 | |
− | + | ||
− | {{ | + | 当時の[[トップメタ]]である[[ジャンドコントロール]]へのメタカードとしての意味が強く、[[グランプリクアラルンプール10]]ではこれを投入した[[バーン]]が、幾多のジャンドコントロールを掻き分けて優勝した。 |
+ | |||
+ | *青マナを支払うことは[[特別な処理]]である。そのプレイヤーが[[優先権]]を持つときならいつでも支払ってよい。青マナを支払ったならば[[遅延誘発型能力]]は[[誘発]]しない。また、誘発した後で青マナを支払うことはできない。 | ||
+ | *[[呪文]]からのダメージがすべて[[軽減]]されても遅延誘発型能力は生成される。また、呪文からのダメージが他のプレイヤーに[[移し変え効果|移し変えられた]]としても、遅延誘発型能力でダメージを与えられるのは[[対象]]になったプレイヤーかプレインズウォーカーであり、青マナを支払えるのも対象になったプレイヤーかプレインズウォーカーの[[コントローラー]]だけである。 | ||
+ | *遅延誘発型能力のダメージの[[発生源]]は、[[スタック]]上にあった消しえる火である。[[墓地]]に置かれた[[カード]]は関係ない。[[色]]などの[[特性]]は[[最後の情報]]を利用する。 | ||
+ | *[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)#プレインズウォーカーへのダメージの移し替え(廃止)|プレインズウォーカーへのダメージ移し替えルール]]廃止に伴って挙動が変化したカードの一つ。現在の[[オラクル]]では遅延誘発型能力でダメージを与える先は[[唱える|唱えた]]際の対象と同一だが、かつての[[総合ルール|ルール]]ではプレイヤーに与えるダメージをプレインズウォーカーに移し替えていたため、6点のダメージをプレイヤーとプレインズウォーカーに3点ずつ割り振るといった使い方が可能だった。 | ||
+ | *[[フレイバー・テキスト]]と{{Gatherer|id=179440}}を見ると、雨乞いして森に燃え広がるのを防ぐというイメージのようだ。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|雨乞いのやり方は知っておくべきだ。}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[特別な処理を要求するカード]] | ||
*[[カード個別評価:コンフラックス]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:コンフラックス]] - [[コモン]] |
2018年9月3日 (月) 22:13時点における最新版
Quenchable Fire / 消しえる火 (3)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。消しえる火はそれに3点のダメージを与える。あなたの次のアップキープの開始時に、そのプレイヤーかそのプレインズウォーカーのコントローラーがそのステップより前に(青)を支払わないかぎり、これは、そのプレイヤーかプレインズウォーカーに追加で3点のダメージを与える。
プレイヤーかプレインズウォーカー限定の火力。次のこちらのアップキープまでにそのプレイヤーが青マナを支払わないと、追加でさらにダメージを与える。
4マナで3点ダメージではかなり効率が悪いが、6点与えられるならば脅威。相手が青を使わないデッキならばほぼ確実に6点を与えられるので、メタゲームを上手く読んで使うべき。
当時のトップメタであるジャンドコントロールへのメタカードとしての意味が強く、グランプリクアラルンプール10ではこれを投入したバーンが、幾多のジャンドコントロールを掻き分けて優勝した。
- 青マナを支払うことは特別な処理である。そのプレイヤーが優先権を持つときならいつでも支払ってよい。青マナを支払ったならば遅延誘発型能力は誘発しない。また、誘発した後で青マナを支払うことはできない。
- 呪文からのダメージがすべて軽減されても遅延誘発型能力は生成される。また、呪文からのダメージが他のプレイヤーに移し変えられたとしても、遅延誘発型能力でダメージを与えられるのは対象になったプレイヤーかプレインズウォーカーであり、青マナを支払えるのも対象になったプレイヤーかプレインズウォーカーのコントローラーだけである。
- 遅延誘発型能力のダメージの発生源は、スタック上にあった消しえる火である。墓地に置かれたカードは関係ない。色などの特性は最後の情報を利用する。
- プレインズウォーカーへのダメージ移し替えルール廃止に伴って挙動が変化したカードの一つ。現在のオラクルでは遅延誘発型能力でダメージを与える先は唱えた際の対象と同一だが、かつてのルールではプレイヤーに与えるダメージをプレインズウォーカーに移し替えていたため、6点のダメージをプレイヤーとプレインズウォーカーに3点ずつ割り振るといった使い方が可能だった。
- フレイバー・テキストとイラストを見ると、雨乞いして森に燃え広がるのを防ぐというイメージのようだ。
雨乞いのやり方は知っておくべきだ。