ヴァレロンの有印剣/Sigiled Sword of Valeron
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| + | *[[攻撃している状態で戦場に出る]] | ||
| + | *[[クリーチャー・タイプを変更するカード]] | ||
*[[カード個別評価：基本セット2019]] - [[レア]] | *[[カード個別評価：基本セット2019]] - [[レア]] | ||
2018年8月29日 (水) 22:37時点における版
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+2/+0の修整を受け、警戒を持ち、それの他のタイプに加え騎士(Knight)でもある。
装備しているクリーチャーが攻撃するたび、警戒を持つ白の2/2の騎士クリーチャー・トークンを１体、攻撃している状態で生成する。
装備(３)
装備しているクリーチャーにパワー修整と警戒、騎士のクリーチャー・タイプ、更に攻撃するたびアラボーンの擲弾兵/Alaborn Grenadier相当のトークンを生成する誘発型能力を与える装備品。部族シナジーを除けば隊長の鉤爪/Captain's Clawsの上位種といえる。
この手のカードの中ではトークンが2/2警戒とそこそこ信頼できる戦力となるため、対戦相手からしても無視はできない。装備したターンでは打点を一気に4点分も加速させられるうえ、装備者も出てくるトークンも警戒持ち、しかもトークンはアンタップ状態で出てくるため攻撃すればするほど防衛戦も強固になる攻防一体のカードである。装備者が倒れてもトークンが残ってさえいれば新たな装備者になれるため、一度回り出せば対処は困難。騎士のクリーチャー・タイプを与えるため、勇敢な騎士/Valiant Knightなどとのシナジーが見込めるのも嬉しい。
欠点としては本体3マナ、装備3マナでテンポを損ないやすいことと、能力を活かすために攻撃が必要かつトークンも強制的に攻撃しているため単純にサイズ負けしている盤面では頼りないことが挙げられる。特にタフネスが上がらないのは少々残念。それでも対戦相手からすれば、攻撃されるたびブロッカーが増えてしまうため、これらを受け止められるようなファッティでは迂闊に攻撃できなくなるという抑止力として役立つ。もちろん装備者が回避能力持ちならより良い。
リミテッドでは比較的テンポ損の影響が軽微で、除去やアーティファクト破壊も少なく、更に無色であるためデッキを選ばないなど、回り出せばあっという間に戦場を制圧できてしまう爆弾レア。2マナ圏のクリーチャーとこれがいるだけで勝ててしまい得る。一方構築においてはテンポ損が大きく響く上、装備に対応しての除去や全体除去にも弱く、削剥/Abradeや打ち壊すブロントドン/Thrashing Brontodonなどこれを直接破壊できるカードをメインデッキから投入するデッキも珍しくないため、活躍は難しいか。
