鉄爪のオーク/Ironclaw Orcs

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[[スライ]]の基礎ともいえる[[赤]]の[[コモン]]の2[[マナ]]2/2[[クリーチャー]]。
 
[[スライ]]の基礎ともいえる[[赤]]の[[コモン]]の2[[マナ]]2/2[[クリーチャー]]。
  
現在の感覚からすると[[パワー]]1以下の[[クリーチャー]]しか[[ブロック]]できないこのカードは、あまり強いとは思えないかもしれない。だが、当時の赤では2[[マナ]]2/2というのは非常に優秀で、問題のデメリット自身もスライの「攻撃に常に参加させる」という発想では全くデメリットにならない。[[Jay Schneider]]が提唱した[[マナカーブ]]理論を見事に体現したクリーチャーと言えよう。
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現在の感覚からすると[[パワー]]1以下の[[クリーチャー]]しか[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]できないこれは、あまり強いとは思えないかもしれない。だが、当時の赤では2[[マナ]]2/2というのは非常に優秀で、問題のデメリット自身もスライの「常に[[攻撃]]に参加させる」という発想では全くデメリットにならない。[[Jay Schneider]]が提唱した[[マナカーブ]]理論を見事に体現したクリーチャーと言えよう。
  
 
*当時、ある大会では上位8位中7人がこの鉄爪のオーク(スライデッキ)を選択していた、という逸話もある。
 
*当時、ある大会では上位8位中7人がこの鉄爪のオーク(スライデッキ)を選択していた、という逸話もある。
*[[クリーチャー・タイプ]]を無視すれば、デメリットの点から見て[[ゴブリンの略奪者/Goblin Raider]][[上位互換]]である。
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*後年には[[巨体のゴブリン/Hulking Goblin]]などの[[下位互換]]が登場している。
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*この[[カード]]と[[ぐるぐる/Twiddle]]は、[[マジック:ザ・ギャザリング]]史上初の「一度[[基本セット]]から外された後、再び基本セットに収録されたカード」である([[アンリミテッド]]に収録されたが[[リバイズド]]で外れ、[[第4版]]で再び収録された)。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/first-reappearances-2002-09-02 First Reappearances]([[WotC]]、英語)
 
*[[鉄爪山脈/Ironclaw Mountains]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[鉄爪山脈/Ironclaw Mountains]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[デッドガイレッド]]
 
*[[デッドガイレッド]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:第4版]] - [[コモン]]
*[[カード個別評価:アンリミテッド]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:アンリミテッド・エディション]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:Masters Edition 2]] - [[コモン]]

2018年4月1日 (日) 11:38時点における最新版


Ironclaw Orcs / 鉄爪のオーク (1)(赤)
クリーチャー — オーク(Orc)

鉄爪のオークはパワーが2以上のクリーチャーをブロックできない。

2/2

スライの基礎ともいえるコモンの2マナ2/2クリーチャー

現在の感覚からするとパワー1以下のクリーチャーしかブロックできないこれは、あまり強いとは思えないかもしれない。だが、当時の赤では2マナ2/2というのは非常に優秀で、問題のデメリット自身もスライの「常に攻撃に参加させる」という発想では全くデメリットにならない。Jay Schneiderが提唱したマナカーブ理論を見事に体現したクリーチャーと言えよう。

[編集] 参考

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