格闘
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
11行: | 11行: | ||
殴り合い効果のうち「同時にダメージを与える」効果を含む[[カード]]5種類は、2011年9月の[[オラクル]]更新で格闘を行う形に変更された。[[Tracker]]などはダメージを与えるタイミングが異なるため変更されていない(通常は差がないが、[[萎縮]]や[[感染]]を持つクリーチャーの場合などに差が生じる)。 | 殴り合い効果のうち「同時にダメージを与える」効果を含む[[カード]]5種類は、2011年9月の[[オラクル]]更新で格闘を行う形に変更された。[[Tracker]]などはダメージを与えるタイミングが異なるため変更されていない(通常は差がないが、[[萎縮]]や[[感染]]を持つクリーチャーの場合などに差が生じる)。 | ||
− | [[色の役割]]としては一種色が[[緑]]、二種色が[[赤]]とされている。特に緑は基本的に格闘以外で非[[飛行]]クリーチャーを[[除去]] | + | [[色の役割]]としては一種色が[[緑]]、二種色が[[赤]]とされている。特に緑は基本的に格闘以外で非[[飛行]]クリーチャーを[[除去]]できないため、格闘は貴重な除去手段となる。 |
===ルール=== | ===ルール=== |
2018年1月27日 (土) 06:21時点における版
格闘(かくとう)/Fightは、キーワード処理の1つ。クリーチャー2体がお互いにダメージを与え合うことを意味する。イニストラードで制定された。
Prey Upon / 捕食 (緑)
ソーサリー
ソーサリー
あなたがコントロールするクリーチャー1体と、あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。(それぞれはもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。)
定義
あるクリーチャーがクリーチャーと「格闘を行う/Fight」場合、それらの各クリーチャーは、それぞれもう一方に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。格闘を行う呪文や能力の解決時に、いずれかのクリーチャーがすでに戦場にいなかったり、クリーチャーでなくなっていたり、何らかの理由で不適正な対象になっていたりする場合、ダメージは与えられない。
解説
闘技場/Arenaなどの俗に「殴り合い」と呼ばれる効果をキーワード化したもの。常磐木キーワードに位置づけられている。
殴り合い効果のうち「同時にダメージを与える」効果を含むカード5種類は、2011年9月のオラクル更新で格闘を行う形に変更された。Trackerなどはダメージを与えるタイミングが異なるため変更されていない(通常は差がないが、萎縮や感染を持つクリーチャーの場合などに差が生じる)。
色の役割としては一種色が緑、二種色が赤とされている。特に緑は基本的に格闘以外で非飛行クリーチャーを除去できないため、格闘は貴重な除去手段となる。
ルール
- ダメージは同時に与えられる。
- クリーチャーが自身と格闘を行う場合、そのクリーチャーは自身に自身のパワーに等しい点数のダメージを2回与える。
- 格闘によるダメージは戦闘ダメージではない。先制攻撃・二段攻撃など、戦闘関連の能力は機能しない。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 701 キーワード処理
- 701.12 格闘を行う/Fight
- 701.12a 呪文や能力により、あるクリーチャーが別のクリーチャーに格闘を行うよう指示がある場合や、クリーチャー2体がお互いに格闘を行うよう指示がある場合がある。それらのクリーチャーは、それぞれもう一方に、自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
- 701.12b 格闘を行うように指示されたクリーチャーの一方あるいは両方がすでに戦場にいなかったり、クリーチャーでなくなっていた場合、それらは格闘を行わず、ダメージも受けない。その呪文や能力がクリーチャーを対象にしていて、そのクリーチャーの一方あるいは両方が不適正な対象 になっていた場合、それらは格闘を行わず、ダメージは受けない。
- 701.12c クリーチャーが自身と格闘を行う場合、それは自身に自身のパワーの2倍に等しいダメージを与える。
- 701.12d クリーチャーが格闘を行なったときに受けるダメージは戦闘ダメージではない。
- 701.12 格闘を行う/Fight
- 701 キーワード処理