選定された行進/Anointed Procession

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[[緑]]以上に[[トークン]]の生産力に長けた[[色]]にとって、倍加[[効果]]を得たのは実戦に与える影響が大きい。ただし、トークン[[生成]]手段には[[軽い]]ものが多く、また[[マナ加速]]が無い白にとって、先[[置き]]すべき[[エンチャント]]に4[[マナ]]を費やす必要があるというのは少々[[重い|重たい]]。[[構築]]においては序盤を凌ぎつつ、これを設置してからも継続的にトークンを生み出せるといった構成が求められる。
 
[[緑]]以上に[[トークン]]の生産力に長けた[[色]]にとって、倍加[[効果]]を得たのは実戦に与える影響が大きい。ただし、トークン[[生成]]手段には[[軽い]]ものが多く、また[[マナ加速]]が無い白にとって、先[[置き]]すべき[[エンチャント]]に4[[マナ]]を費やす必要があるというのは少々[[重い|重たい]]。[[構築]]においては序盤を凌ぎつつ、これを設置してからも継続的にトークンを生み出せるといった構成が求められる。
  
[[スタンダード]]では、この[[カード]]を軸として、[[選定の司祭/Anointer Priest]]による[[ライフ・アドバンテージ]]で[[ダメージレース]]を制しながら、[[ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar]]や[[秘密の備蓄品/Hidden Stockpile]]などの優秀なトークン製造機を加速させ、盤面を制圧する[[デッキ]]が開発された。[[プロツアー「アモンケット」]]にて[[Samuel Black]]が持ち込み話題となった「アブザン・トークン」<ref>[http://coverage.mtg-jp.com/ptakh17/decklist/018839/ プロツアー『アモンケット』 デッキリスト・マッチポイント18~20点(スタンダード)](プロツアー「アモンケット」イベントカバレージ 2017年5月14日)</ref>を端緒に、その後は緑を排した[[白黒]]型も登場している。同時収録された[[不朽]]メカニズムとの相性もさる事ながら、[[スレイベンの検査官/Thraben Inspector]]の[[手掛かり]]トークンを増やせるというのも見逃せない点。
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[[スタンダード]]では、この[[カード]]を軸として、[[選定の司祭/Anointer Priest]]による[[ライフ・アドバンテージ]]で[[ダメージレース]]を制しながら、[[ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar]]や[[秘密の備蓄品/Hidden Stockpile]]などの優秀なトークン製造機を加速させ、盤面を制圧する[[白黒トークン#戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック期|トークン・デッキ]]が開発された。[[プロツアー「アモンケット」]]にて[[Samuel Black]]が持ち込み話題となった「アブザン・トークン」<ref>[http://coverage.mtg-jp.com/ptakh17/decklist/018839/ プロツアー『アモンケット』 デッキリスト・マッチポイント18~20点(スタンダード)](プロツアー「アモンケット」イベントカバレージ 2017年5月14日)</ref>を端緒に、その後は緑を排した[[白黒]]型も登場している。同時収録された[[不朽]]メカニズムとの相性もさる事ながら、[[スレイベンの検査官/Thraben Inspector]]の[[手掛かり]]トークンを増やせるというのも見逃せない点。
  
 
*この[[効果]]が白にも拡張されたのは、白がトークン生成に関して数の面で最も優れた色であるため<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/amonkhet-talking-part-1-2017-04-24 Amonkhet Talking, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018695/ 『アモンケット』語り その1](Making Magic [[2017年]]4月24日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。なお、トークン倍化の第1色は依然として[[緑]]であり、白は第2色である<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/159515684208/is-doubling-tokens-are-white-thing-now-or-is-it Blogatog](Mark Rosewaterブログ)</ref>。
 
*この[[効果]]が白にも拡張されたのは、白がトークン生成に関して数の面で最も優れた色であるため<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/amonkhet-talking-part-1-2017-04-24 Amonkhet Talking, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018695/ 『アモンケット』語り その1](Making Magic [[2017年]]4月24日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。なお、トークン倍化の第1色は依然として[[緑]]であり、白は第2色である<ref>[http://markrosewater.tumblr.com/post/159515684208/is-doubling-tokens-are-white-thing-now-or-is-it Blogatog](Mark Rosewaterブログ)</ref>。

2017年9月10日 (日) 18:45時点における版


Anointed Procession / 選定された行進 (3)(白)
エンチャント

効果によりあなたのコントロール下でトークンが1つ以上生成されるなら、代わりにその効果はそれらのトークンをその2倍の数生成する。


になった似通った生命/Parallel Lives

以上にトークンの生産力に長けたにとって、倍加効果を得たのは実戦に与える影響が大きい。ただし、トークン生成手段には軽いものが多く、またマナ加速が無い白にとって、先置きすべきエンチャントに4マナを費やす必要があるというのは少々重たい構築においては序盤を凌ぎつつ、これを設置してからも継続的にトークンを生み出せるといった構成が求められる。

スタンダードでは、このカードを軸として、選定の司祭/Anointer Priestによるライフ・アドバンテージダメージレースを制しながら、ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar秘密の備蓄品/Hidden Stockpileなどの優秀なトークン製造機を加速させ、盤面を制圧するトークン・デッキが開発された。プロツアー「アモンケット」にてSamuel Blackが持ち込み話題となった「アブザン・トークン」[1]を端緒に、その後は緑を排した白黒型も登場している。同時収録された不朽メカニズムとの相性もさる事ながら、スレイベンの検査官/Thraben Inspector手掛かりトークンを増やせるというのも見逃せない点。

  • この効果が白にも拡張されたのは、白がトークン生成に関して数の面で最も優れた色であるため[2]。なお、トークン倍化の第1色は依然としてであり、白は第2色である[3]

ストーリー

アモンケット注目のストーリーの3枚目。野望の試練/The Trial of Ambition残酷な現実を目の当たりにしたギデオン・ジュラ/Gideon Juraは、バントゥの碑/Bontu's Monumentから多数の死体を運び出す選定された者/The Anointedを見て、この地の真実に気づく。選定された者とは、試練で命を落とした修練者/Initiateの骸だったのだ(イラスト[4]

「この地の神々は人々の間を歩き回るが、人々と共にあるわけではない。」
ギデオン・ジュラ
  • トークンを2倍にする効果は、死体から作られたミイラが他者の死体を運搬・不朽処理し、また新たなミイラを作ることをイメージしたものだろう。

脚注

  1. プロツアー『アモンケット』 デッキリスト・マッチポイント18~20点(スタンダード)(プロツアー「アモンケット」イベントカバレージ 2017年5月14日)
  2. Amonkhet Talking, Part 1/『アモンケット』語り その1(Making Magic 2017年4月24日 Mark Rosewater著)
  3. Blogatog(Mark Rosewaterブログ)
  4. Brazen/鉄面皮(Magic Story 2017年5月3日 Michael Yichao著)

参考

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