むかつき
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− | *[[ | + | *追加の勝ち手段として[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]が採用されている。 |
− | == 参考 == | + | ==参考== |
− | *[http://mtg-jp.com/eventc/ptams10/article/008322/ Dech Tech: 津村 健志:《むかつき》] | + | *[http://archive.mtg-jp.com/eventc/ptams10/article/008322/ Dech Tech: 津村 健志:《むかつき》] |
*[http://archive.mtg-jp.com/reading/decks/006735/ 第32回:《むかつき》デッキ(エクステンデッド)](高橋優太の「このデッキを使え!」) | *[http://archive.mtg-jp.com/reading/decks/006735/ 第32回:《むかつき》デッキ(エクステンデッド)](高橋優太の「このデッキを使え!」) | ||
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+ | [[Category:モダンデッキ]] |
2016年5月25日 (水) 22:51時点における最新版
むかつき(Ad Nauseam)は、時のらせん期のエクステンデッドおよびモダン環境に存在するコンボデッキ。アド・グレイス(Ad Grace)とも呼ばれる。
デッキ名はキーカードのむかつき/Ad Nauseam(と天使の嗜み/Angel's Grace)に由来する。
目次 |
[編集] 概要
インスタント
あなたのライブラリーの一番上のカードを公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたはそれのマナ総量に等しい点数のライフを失う。あなたはこの手順を望む回数繰り返してもよい。
インスタント
刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
このターン、あなたはゲームに敗北することはなく、あなたの対戦相手はゲームに勝利することはない。ターン終了時まで、あなたのライフの総量を1点未満に減少させるダメージは、代わりにあなたのライフの総量が1点になるまで減少させる。
天使の嗜み/Angel's Grace(またはファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife)の効果の下でむかつき/Ad Nauseamを唱えることで、ライフが0以下になっても敗北せずにライブラリーをすべて手札に加えることができる。あとは、大量の手札の中から猿人の指導霊/Simian Spirit Guideを追放して赤マナを捻出し、燃焼/Conflagrateや稲妻の嵐/Lightning Stormで対戦相手を焼き殺す。
主に白青黒で組まれ、各種サーチ呪文や青の軽量ドローでコンボパーツを探し出す形を取る。またむかつきが5マナと重いため、睡蓮の花/Lotus Bloomなどのマナ加速手段も採用される。
- 否定の契約/Pact of Negationなどの契約サイクルは天使の嗜みでマナ・コストを踏み倒すことができるため、デッキとの相性が良い。
[編集] エクステンデッド
ギミック自体はアラーラの断片参入時点ですでに存在していたが、本格的な活躍を見せるようになったのは大規模なローテーションと禁止カードリスト改訂により環境が激変した時のらせん期のエクステンデッドになってからである。
ソーサリー
望む数のクリーチャーとプレインズウォーカーとプレイヤーの組み合わせを対象とする。燃焼はそれらに、X点のダメージを望むように割り振って与える。
フラッシュバック ― (赤)(赤),カードをX枚捨てる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)
コンボパーツを手札に加える手段としては思案/Ponderや定業/Preordain、神秘の指導/Mystical Teachingsが、マナ加速手段としては睡蓮の花/Lotus Bloomや連合の秘宝/Coalition Relicが用いられる。またエンドカードとしては燃焼/Conflagrate(X=0で唱えて墓地に置き、改めてフラッシュバックで唱える)か突撃の地鳴り/Seismic Assaultが使用される。
- エンドカードを止められてしまうブレンタンの炉の世話人/Burrenton Forge-Tenderは天敵。一見突撃の地鳴りには効かなそうだが、突撃の地鳴りがスタック上にある時に軽減能力の対象にされると、そのターンはダメージを与えられなくなる(CR:609.7a)。
[編集] サンプルレシピ
- 参考
- プロツアーアムステルダム10 第9位 (参考/参考)
- 使用者:Kenny Oberg
- フォーマット
- 貴族階級の嘲笑/Patrician's Scornは天使の嗜み/Angel's Graceを唱えていると、マナを支払わずに唱えることができる。
[編集] モダン
モダンでも環境初期からローグデッキとして細々と活躍を続けている。天使の嗜み/Angel's Graceに加えてファイレクシアの非生/Phyrexian Unlifeでもむかつき/Ad Nauseamによる無限ドローが可能。
エンチャント
あなたはライフが0点以下であることによりゲームに敗北しない。
あなたのライフが0点以下であるかぎり、あなたに与えられるすべてのダメージは、それの発生源が感染を持つかのように与えられる。(ダメージはあなたに毒(poison)カウンターの形で与えられる。)
インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。稲妻の嵐はそれに、稲妻の嵐の上に置かれている蓄積(charge)カウンターの数に3を加えた点数のダメージを与える。
土地カード1枚を捨てる:稲妻の嵐の上に蓄積カウンターを2個置く。あなたはその新しい対象を選んでもよい。この能力は、稲妻の嵐がスタックにあるときにのみ、いずれのプレイヤーも起動できる。
思案/Ponderと定業/Preordainは環境初期に禁止されてしまったため、コンボパーツを手札に加える手段としては血清の幻視/Serum Visionsや手練/Sleight of Hand、デメリットを踏み倒せる大霊堂の戦利品/Spoils of the Vaultが用いられる。マナ加速手段としては睡蓮の花/Lotus Bloomや五元のプリズム/Pentad Prismが使われる。
エンドカードは稲妻の嵐/Lightning Stormが定番。燃焼/Conflagrateや突撃の地鳴り/Seismic Assaultと異なりインスタント・タイミングでコンボを仕掛けられるため、より対戦相手の隙を突きやすくなっている。
[編集] サンプルレシピ
- 備考
- グランプリシャーロット16 優勝 (参考)
- 使用者:Andreas Ganz
- フォーマット
Ad Nauseam [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 追加の勝ち手段として研究室の偏執狂/Laboratory Maniacが採用されている。
[編集] 参考
- Dech Tech: 津村 健志:《むかつき》
- 第32回:《むかつき》デッキ(エクステンデッド)(高橋優太の「このデッキを使え!」)
- アド・ストーム
- デッキ集