最後の裁き/Final Judgment
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
1行: | 1行: | ||
{{#card:Final Judgment}} | {{#card:Final Judgment}} | ||
− | [[神の怒り/Wrath of God]]系列の[[ | + | [[神の怒り/Wrath of God]]系列の[[全体除去]][[呪文]]。2[[マナ]][[重い]]分、[[再生]]不可の[[破壊]]の代わりに[[追放]]するので[[除去]]性能が高い。 |
− | 神の怒りと比べるとその重さは目立つが、[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]や[[墓地]]からの[[回収]]への解答にもなる。それに、同じ[[神河ブロック]]の[[ずべら]]や[[夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star]] | + | 神の怒りと比べるとその重さは目立つが、[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]や[[墓地]]からの[[回収]]への解答にもなる。それに、同じ[[神河ブロック]]の[[ずべら]]や[[夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star]]がいても気がねなく撃てる点が優秀。 |
− | + | 他に優秀な全体除去の存在しない[[神河ブロック構築]]では、初期の[[けちコントロール#神河ブロック構築|けちコントロール]]などで採用されていたが、[[神河救済]]で[[初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer]]が登場した後はそちらに取って代わられてしまった。[[スタンダード]]では神の怒りが存在するため重いこちらの優先度は低かったが、[[カウンターガジー]]や[[バベル#第9版後|バベル]]のような[[スロット]]に余裕がある[[デッキ]]で採用されることはあった。 | |
*この[[能力]]を持った[[クレリック]]が[[まやかしの預言者/False Prophet]]。 | *この[[能力]]を持った[[クレリック]]が[[まやかしの預言者/False Prophet]]。 | ||
+ | *のちに[[上位互換]]の[[罪人への急襲/Descend upon the Sinful]]が登場。 | ||
*今までの翻訳[[テンプレート]]からすれば「Final Judgment」は「最後の審判」となるところだが、[[最後の審判/Doomsday]]が存在するのでこのように訳されている。 | *今までの翻訳[[テンプレート]]からすれば「Final Judgment」は「最後の審判」となるところだが、[[最後の審判/Doomsday]]が存在するのでこのように訳されている。 | ||
− | |||
*この{{Gatherer|id=81991}}に描かれているのが[[大口縄/O-Kagachi]]。 | *この{{Gatherer|id=81991}}に描かれているのが[[大口縄/O-Kagachi]]。 | ||
*大口縄が最後の裁きを下すのだと思われるが、その割にこのカードは[[秘儀]]ではない。 | *大口縄が最後の裁きを下すのだと思われるが、その割にこのカードは[[秘儀]]ではない。 | ||
− | **実は秘儀にする案もあったのだが、[[黄昏の守護者、秘加理/Hikari, Twilight Guardian]]との[[シナジー]] | + | **実は秘儀にする案もあったのだが、[[黄昏の守護者、秘加理/Hikari, Twilight Guardian]]との[[シナジー]]が強烈過ぎるので却下となった([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/creative-side-kamigawa-2005-02-18 参考])。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[リセットカード]] | *[[リセットカード]] | ||
*[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:神河謀叛]] - [[レア]] |
2016年4月18日 (月) 21:06時点における版
神の怒り/Wrath of God系列の全体除去呪文。2マナ重い分、再生不可の破壊の代わりに追放するので除去性能が高い。
神の怒りと比べるとその重さは目立つが、ダークスティールの巨像/Darksteel Colossusや墓地からの回収への解答にもなる。それに、同じ神河ブロックのずべらや夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starがいても気がねなく撃てる点が優秀。
他に優秀な全体除去の存在しない神河ブロック構築では、初期のけちコントロールなどで採用されていたが、神河救済で初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Sufferが登場した後はそちらに取って代わられてしまった。スタンダードでは神の怒りが存在するため重いこちらの優先度は低かったが、カウンターガジーやバベルのようなスロットに余裕があるデッキで採用されることはあった。
- この能力を持ったクレリックがまやかしの預言者/False Prophet。
- のちに上位互換の罪人への急襲/Descend upon the Sinfulが登場。
- 今までの翻訳テンプレートからすれば「Final Judgment」は「最後の審判」となるところだが、最後の審判/Doomsdayが存在するのでこのように訳されている。
- このイラストに描かれているのが大口縄/O-Kagachi。
- 大口縄が最後の裁きを下すのだと思われるが、その割にこのカードは秘儀ではない。
- 実は秘儀にする案もあったのだが、黄昏の守護者、秘加理/Hikari, Twilight Guardianとのシナジーが強烈過ぎるので却下となった(参考)。