無情な処罰/Remorseless Punishment
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
23行: | 23行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[手札破壊カード]] | ||
*[[カード個別評価:ゲートウォッチの誓い]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ゲートウォッチの誓い]] - [[レア]] |
2016年3月26日 (土) 18:37時点における最新版
Remorseless Punishment / 無情な処罰 (3)(黒)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、カードを2枚捨てるか、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を生け贄に捧げないかぎり、5点のライフを失う。この手順をもう1回繰り返す。
対戦相手1人に手札破壊か布告かライフロスのいずれかの効果をのべ2回分与える呪文。ただしどの効果を受けるかは対戦相手自身が選ぶ。
マナ・コストが5マナと重く、速いデッキ相手には使いづらい。また「相手に選択権のあるカードは弱い」と言われるように、相手にとって最も損失の少ない選択をされてしまうのでこちらの思ったように効果を発揮してくれるとは限らない。
使うならば「どの効果が選ばれてもかまわないようなデッキに採用する」か「あらかじめ相手の選択肢を制限しておく」のどちらかになるだろう。例えば事前に対戦相手のクリーチャーとプレインズウォーカーをすべて除去していれば、手札が1枚以下なら10点のライフロス、手札が2~3枚でも最低5点のライフロスとなり、とどめとして十分な威力になる。
[編集] ルール
- 「対戦相手1人を対象とする」のは無情な処罰を唱える際の処理であり、「この手順」には含まれない。多人数戦でも、対象にできるプレイヤーは1人だけである。
- 手札が2枚以上ないプレイヤーは「手札を2枚捨てる」ことを選択できない。生け贄についても同様。
- 白金の帝像/Platinum Emperionなどの効果により対戦相手のライフの量が変化しない場合でも、そのプレイヤーは手札を捨てず生け贄に捧げないことを選択できる。その場合マジックの黄金律により実行不可能な手順は無視されるのでライフも失わない。結果として何の効果もない呪文になる。
[編集] ストーリー
このカードは、オブ・ニクシリス/Ob Nixilisがギデオン/Gideon、ジェイス/Jace、ニッサ/Nissaを捕らえ、コジレック/Kozilekの血族のドローン/Droneを使って責め立てている場面を描いている(イラスト)。
勝利に拘るオブ・ニクシリスは、自らの計画が一度ニッサに邪魔されたことを良しとしなかった。プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを再点火するという彼の目的はすでに達成されていたが、ゼンディカー/Zendikarを去る前に、彼は自分に刃向かった3人のプレインズウォーカー/Planeswalkerを徹底的に罰することに決めた。
「我は陰惨なこの世界で幾千世代も苦しみ続けてきた。それだけの時間をお前に費やすことはできぬが、劣らない苦しみをお前にも味わわせよう。」― オブ・ニクシリス
- 食い荒らす炎/Devour in Flamesはこの直後のシーンを描いたものである。
- ストーリー記事Retaliation of Ob Nixilis/オブ・ニクシリスの報復でプレビューカードとなったが、その記事にはこの場面は描かれていない(実際にこの場面が登場したのは3週間後のUp in Flames/燃え盛る炎)。