女王スズメバチ/Hornet Queen
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− | 1枚の[[カード]]で合計5体ものクリーチャーを増やせるという[[アドバンテージ]]は大きい。[[サイズ]] | + | 1枚の[[カード]]で合計5体ものクリーチャーを増やせるという[[アドバンテージ]]は大きい。[[サイズ]]は小さいものの、全てが接死持ちなので[[ブロッカー]]としてはかなり頼れる。[[アタッカー]]としても、緑には貴重な[[飛行]]持ちで計6点の打点は決して悪い打点ではない。この手のクリーチャーの常として、[[コスト]]として[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]手段とも相性が良い。 |
− | 7[[マナ]]と[[重い]]ため、緑お得意の[[マナ加速]] | + | 7[[マナ]]と[[重い]]ため、緑お得意の[[マナ加速]]や、コストを踏み倒す手段が欲しい。ただしそこまでしても[[フィニッシャー]]としてはやや力不足な感があり、[[統率者 (カードセット)|統率者]]での登場時は活躍の場はほとんどなかった。しかし[[基本セット2015]][[再録]]に再録されて[[スタンダード]]で使用可能となると、同じく再録された[[召喚の調べ/Chord of Calling]]との相性から緑系のデッキで採用されている。同時期の緑に飛行対策のカードが少ないこと、色拘束がやや重い分[[信心]]を稼ぎやすい事なども追い風。[[タルキール覇王譚]]の参入後は、[[ミッドレンジ]]に対する制圧力を買われて[[ステロイド/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|赤緑モンスター]]にも採用された。 |
*[[色の役割]]を逸脱した[[火力]]である[[スズメバチの一刺し/Hornet Sting]]など、ハチが「緑に無理矢理何かを押し込む理由付け」として使われることを懸念している[[Mark Rosewater]]は、「これならまあ、緑らしいカードに近づいていると言える」と評している([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-duty-part-1-2014-07-07 Card Duty, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010805/ カードの義務 その1])。 | *[[色の役割]]を逸脱した[[火力]]である[[スズメバチの一刺し/Hornet Sting]]など、ハチが「緑に無理矢理何かを押し込む理由付け」として使われることを懸念している[[Mark Rosewater]]は、「これならまあ、緑らしいカードに近づいていると言える」と評している([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-duty-part-1-2014-07-07 Card Duty, Part 1]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010805/ カードの義務 その1])。 |
2014年11月17日 (月) 22:34時点における版
Hornet Queen / 女王スズメバチ (4)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
クリーチャー — 昆虫(Insect)
飛行
接死
女王スズメバチが戦場に出たとき、飛行と接死を持つ緑の1/1の昆虫(Insect)クリーチャー・トークン4体を生成する。
珍しい緑の飛行クリーチャー。2/2の本体も、CIP能力で戦場に出る1/1の4体のトークンも飛行と接死を持つ。
1枚のカードで合計5体ものクリーチャーを増やせるというアドバンテージは大きい。サイズは小さいものの、全てが接死持ちなのでブロッカーとしてはかなり頼れる。アタッカーとしても、緑には貴重な飛行持ちで計6点の打点は決して悪い打点ではない。この手のクリーチャーの常として、コストとして生け贄に捧げ手段とも相性が良い。
7マナと重いため、緑お得意のマナ加速や、コストを踏み倒す手段が欲しい。ただしそこまでしてもフィニッシャーとしてはやや力不足な感があり、統率者での登場時は活躍の場はほとんどなかった。しかし基本セット2015再録に再録されてスタンダードで使用可能となると、同じく再録された召喚の調べ/Chord of Callingとの相性から緑系のデッキで採用されている。同時期の緑に飛行対策のカードが少ないこと、色拘束がやや重い分信心を稼ぎやすい事なども追い風。タルキール覇王譚の参入後は、ミッドレンジに対する制圧力を買われて赤緑モンスターにも採用された。
- 色の役割を逸脱した火力であるスズメバチの一刺し/Hornet Stingなど、ハチが「緑に無理矢理何かを押し込む理由付け」として使われることを懸念しているMark Rosewaterは、「これならまあ、緑らしいカードに近づいていると言える」と評している(Card Duty, Part 1/カードの義務 その1)。
- 統率者が初出だが、漁る軟泥/Scavenging Oozeの人気により入手困難な反攻/Counterpunchのみへの収録であった。基本セット2015に再録された際は、同種のトークンを出すスズメバチの巣/Hornet Nestが登場した。