新野の火計/Burning of Xinye
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− | [[ポータル三国志]] | + | [[ポータル三国志]]版[[燎原の火/Wildfire]]。当時はポータル版[[ルール文章|テキスト]]の[[同型再版]]であったが、[[確定再版]]と間違ったらしく、日本語版では「燎原の火」と訳されてしまった。もちろんこれと[[燎原の火/Wildfire]]は別物なので、日本語版は[[カード名]]を「新野の火計」に置き換えて扱う。 |
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− | [[ポータル三国志]] | + | [[ポータル三国志]]にはタフネス5以上の[[クリーチャー]]は5種類([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?t_more=5&set%5B%5D=PTK 参考])しかいないため、ほとんどのクリーチャーを[[除去]]できることになる。 |
− | *上記の間違いにより、日本語版はWildfire(124/180)として[[コレクター番号]] | + | *ポータル三国志のカードが公式[[オラクル]]に追加される前は、当時[[NetRep]]の[[Stephen D'Angelo]]によって、「非ポータルのルールでは(燎原の火と同じ[[ルール文章]])として扱う」という裁定が出され([http://www.crystalkeep.com/magic/rules/changes/rule-cards-chg-0600.txt 参考])、オラクルもそれに合わせたテキストに変更されたが、印刷時のテキストに合わせるため、2009年9月4日のオラクル更新で現在のテキストに変更された。 |
− | + | **燎原の火との違いは、「[[生け贄に捧げる]]」ではなく「[[破壊]]する」であることと、[[あなた|自分]]と[[対戦相手]]1人以外の[[土地]]には影響を与えないことである。[[チーム戦]]においては[[チームメイト]]に被害が及ばない利点がある。 | |
− | *[[ | + | **なお、ポータル版の燎原の火はこれと同じテキストだったが、[[ウルザズ・サーガ]]で現在のテキストで印刷されたため、オラクルの方針によって変更されていない。 |
+ | *[[2011年]]9月のオラクル更新によって、まず土地を4つ選んでからそれらを破壊するように変更されていたが、[[2014年]]1月に元に戻された。 | ||
+ | **[[破壊不能]]を持つ土地が存在する場合に挙動が異なる。先に選んでから破壊する場合、破壊不能を持つ土地を選ぶことで破壊する土地の数を減らすことができた。しかし、現在のオラクルでは、破壊不能を持たない土地を4つ破壊しなければならない。 | ||
+ | *新野の火計が使える[[エターナル]]ならともかく、新野の火計が使えない[[環境]]で燎原の火として使ってしまうと違反になるので間違って使わないように注意。 | ||
+ | *上記の間違いにより、日本語版はWildfire(124/180)として[[コレクター番号]]が割り振られている。そのため、[[朝廷の支配/Control of the Court]]から[[戦士の誓言/Warrior's Oath]]までの番号が、英語版とは1つずれている。 | ||
+ | *新野/Xinyeとは中国の地名である。この名前のために[[再録]]が困難となっており、それが[[From the Vault:Annihilation]]収録の理由の一つとなった([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/look-inside-vault-annihilation-2014-08-11 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/0010994/ 邦訳])。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
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*[[誤訳/名訳]] | *[[誤訳/名訳]] | ||
− | *[[ | + | *[[土地破壊カード]] |
+ | *[[カード個別評価:ポータル三国志]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Vintage Masters]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]] | ||
+ | *[[From the Vault:Annihilation]] |
2014年8月21日 (木) 16:20時点における最新版
Burning of Xinye / 新野の火計 (4)(赤)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。あなたがコントロールする土地を4つ破壊する。その後、そのプレイヤーは自分がコントロールする土地を4つ破壊する。その後、新野の火計は各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
ポータル三国志版燎原の火/Wildfire。当時はポータル版テキストの同型再版であったが、確定再版と間違ったらしく、日本語版では「燎原の火」と訳されてしまった。もちろんこれと燎原の火/Wildfireは別物なので、日本語版はカード名を「新野の火計」に置き換えて扱う。
ポータル三国志にはタフネス5以上のクリーチャーは5種類(参考)しかいないため、ほとんどのクリーチャーを除去できることになる。
- ポータル三国志のカードが公式オラクルに追加される前は、当時NetRepのStephen D'Angeloによって、「非ポータルのルールでは(燎原の火と同じルール文章)として扱う」という裁定が出され(参考)、オラクルもそれに合わせたテキストに変更されたが、印刷時のテキストに合わせるため、2009年9月4日のオラクル更新で現在のテキストに変更された。
- 2011年9月のオラクル更新によって、まず土地を4つ選んでからそれらを破壊するように変更されていたが、2014年1月に元に戻された。
- 破壊不能を持つ土地が存在する場合に挙動が異なる。先に選んでから破壊する場合、破壊不能を持つ土地を選ぶことで破壊する土地の数を減らすことができた。しかし、現在のオラクルでは、破壊不能を持たない土地を4つ破壊しなければならない。
- 新野の火計が使えるエターナルならともかく、新野の火計が使えない環境で燎原の火として使ってしまうと違反になるので間違って使わないように注意。
- 上記の間違いにより、日本語版はWildfire(124/180)としてコレクター番号が割り振られている。そのため、朝廷の支配/Control of the Courtから戦士の誓言/Warrior's Oathまでの番号が、英語版とは1つずれている。
- 新野/Xinyeとは中国の地名である。この名前のために再録が困難となっており、それがFrom the Vault:Annihilation収録の理由の一つとなった(参考/邦訳)。