正義の命令/Decree of Justice
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2014年6月15日 (日) 23:51時点における版
Decree of Justice / 正義の命令 (X)(X)(2)(白)(白)
ソーサリー
ソーサリー
白の4/4の飛行を持つ天使(Angel)クリーチャー・トークンをX体生成する。
サイクリング(2)(白)((2)(白),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
あなたが正義の命令をサイクリングしたとき、あなたは(X)を支払ってもよい。そうした場合、白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンをX体生成する。
大量マナからトークンが出てくる、サイクル中最強ともうたわれるカード。
多くの場合、普通に唱えて天使トークンを出すよりも、対戦相手の終了ステップにサイクリングから兵士トークンを出す。これは返しで神の怒り/Wrath of God、アクローマの復讐/Akroma's Vengeanceが飛んでくることが多いため。
打ち消されにくく、また隙を作らずにクロックを生成できること、さらに行き詰まり/Standstillを初めとして、シナジーを持つカードが多いのも優秀な点である。ブロック構築からレガシーまで幅広く使われている良カードであり、白を含むコントロール系デッキで、フィニッシャーとして多用された実績を持つ。
- 勘違いしがちだが、サイクリング時の(X)の値を指定し支払うのは、サイクリング誘発型能力の解決時である。サイクリング・コストの支払い時ではない。誘発型能力をもみ消し/Stifleされた場合に、浮いたマナが無駄になるので注意。登場当時はまだマナ・バーンのルールがあったため、より気をつける必要が合った。
- 長い間、単体かつインスタント・タイミングで任意の数のトークンを出せる唯一の呪文(厳密には違うが)であった。その上キャントリップかつ(もみ消し/Stifleなどで無ければ)打ち消されないとくれば、注目されない方がおかしい。
- 後に白の太陽の頂点/White Sun's Zenithが登場した。トークンのサイズは2/2になり、自力で再利用も可能だが、トリプルシンボルの通常の呪文になっている。総合的な使い勝手は悪くなったと言えるだろう。
- ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooterや同サイクルの苦痛の命令/Decree of Painや、残響する真実/Echoing Truthで一掃されないよう注意。
- ミラーリの目覚め/Mirari's Wakeとの相性は抜群で、ウェイクと言うデッキを形成した。トークンを生み出すためのマナは倍増し、出てきたトークンも全て強化される。
- 2013年4月27日~28日に開催された『ニコニコ超会議2』において、2003年を代表するカードとして展示された。(参考)
関連カード
サイクル
スカージの命令/Decreeサイクル。サイクリング誘発型能力を持つ。
- 正義の命令/Decree of Justice
- 静寂の命令/Decree of Silence
- 苦痛の命令/Decree of Pain
- 滅殺の命令/Decree of Annihilation
- 凶暴の命令/Decree of Savagery
コンセプトはカローナ/Karona自身がかけた強力な呪文(Sketches: Decree of Annihilation)。スカージ版のイラストにはいずれもカローナのシルエットが描かれている。
後年に登場したモード呪文の命令/Commandサイクルとは、日本語名が同じなだけで無関係。