混沌界/Chaosphere

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カード名どおり混沌とした感じのテキストだが、要は[[飛行]]持ちと飛行無しとでの[[ブロック]]時の優劣関係を入れ替えてしまうエンチャント。通常とは逆に、飛行がないほうがクリーチャー戦闘の攻防で有利に立てる。
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[[飛行]][[クリーチャー]]に[[High-flying]]のルールを課し、[[地上クリーチャー]]に[[到達]]を与える[[ワールド・エンチャント]]。つまり、飛行持ちと飛行無しとでの[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]時の優劣関係を入れ替えてしまう。通常とは逆に、飛行がないほうがクリーチャー[[戦闘]]の攻防で有利になる。結果的に、相手の「飛行持ち[[ブロッカー]]」に対して、飛行無しクリーチャーがある種の[[回避能力]]を持つことになる。
  
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[[カード名]]通り「混沌」の要素もさることながら、[[対抗色]]である[[青]]・[[白]]が飛行に長じた色という点も、これが[[赤]]に置かれた理由の1つだろう。
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結果的に、相手の『飛行持ちブロッカー』に対して、飛行無しクリーチャーがある種の回避能力を持つことになる。
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==オラクルの変遷==
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印刷時のテキストは、「飛行を持つクリーチャーは飛行を持たないクリーチャーをブロックできない」「飛行を持たないクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる」とこのカード自身が双方にルールを課す常在型能力であった。このテキストはのちにルールが変更されたことで機能しなくなったため、2005年8月のオラクル更新でHigh-flyingと[[蜘蛛]][[能力]](2007年5月のオラクル更新で到達に変更)を持たせる常在型能力に変更することで対処した。その後、High-flyingと到達を対にする必要性がないと判断され、2009年4月24日のオラクル更新で、High-flyingを与える常在型能力は、このカード自身がHigh-flyingのルールを課す常在型能力に戻された。
  
『混乱』の要素もさることながら、[[対抗色]]である[[]][[]]が飛行に長じた色ということも、これが[[赤]]に置かれた理由の1つだろう。
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==関連カード==
 
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*[[マナ・コスト]]が同一で、飛行の特性を変えるワールド・エンチャントには、これ以前に[[Gravity Sphere]]がある。混沌界が陸空の優位を逆転させるのに対し、Gravity Sphereは戦場を陸に一本化し同じ土俵に立たせるような効果。前者の方が戦闘での突破力が向上するが、後者には通常は飛行クリーチャーに無力な[[火力]][[地震/Earthquake]]など)との[[シナジー]]がある。
*性格差は大きくほとんど別のカードだが、[[Gravity Sphere]]のアレンジ版。
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===サイクル===
**[[地震/Earthquake]]などの『対飛行なし火力』とのシナジーは[[Gravity Sphere]]のほうが上。
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**だが、クリーチャー戦闘でより『突破』しやすい分は混沌界が上。
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**ついでにルール上も混沌界のほうが誤解の余地が少ない。
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===関連カード===
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{{サイクル/ワールド・エンチャント (ミラージュ)}}
 
{{サイクル/ワールド・エンチャント (ミラージュ)}}
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]
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*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
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*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[レア]]
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[[Category:ミラージュの再録禁止カード|こんとんかい]]
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__NOTOC__

2014年2月2日 (日) 14:51時点における最新版


Chaosphere / 混沌界 (2)(赤)
ワールド・エンチャント

飛行を持つクリーチャーは、飛行を持つクリーチャーのみブロックできる。
飛行を持たないクリーチャーは、到達を持つ。(それらは飛行を持つクリーチャーをブロックできる。)


飛行クリーチャーHigh-flyingのルールを課し、地上クリーチャー到達を与えるワールド・エンチャント。つまり、飛行持ちと飛行無しとでのブロック時の優劣関係を入れ替えてしまう。通常とは逆に、飛行がないほうがクリーチャー戦闘の攻防で有利になる。結果的に、相手の「飛行持ちブロッカー」に対して、飛行無しクリーチャーがある種の回避能力を持つことになる。

カード名通り「混沌」の要素もさることながら、対抗色であるが飛行に長じた色という点も、これがに置かれた理由の1つだろう。

[編集] オラクルの変遷

印刷時のテキストは、「飛行を持つクリーチャーは飛行を持たないクリーチャーをブロックできない」「飛行を持たないクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる」とこのカード自身が双方にルールを課す常在型能力であった。このテキストはのちにルールが変更されたことで機能しなくなったため、2005年8月のオラクル更新でHigh-flyingと蜘蛛能力(2007年5月のオラクル更新で到達に変更)を持たせる常在型能力に変更することで対処した。その後、High-flyingと到達を対にする必要性がないと判断され、2009年4月24日のオラクル更新で、High-flyingを与える常在型能力は、このカード自身がHigh-flyingのルールを課す常在型能力に戻された。

[編集] 関連カード

  • マナ・コストが同一で、飛行の特性を変えるワールド・エンチャントには、これ以前にGravity Sphereがある。混沌界が陸空の優位を逆転させるのに対し、Gravity Sphereは戦場を陸に一本化し同じ土俵に立たせるような効果。前者の方が戦闘での突破力が向上するが、後者には通常は飛行クリーチャーに無力な火力地震/Earthquakeなど)とのシナジーがある。

[編集] サイクル

ミラージュワールド・エンチャント

[編集] 参考

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